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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「顎で音がする(関節雑音)」といった症状をいいます。そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくいなどの症状が現れることがあり、顎の関節を構成する骨・筋肉・関節円板・靭帯などの異常が考えられます。原因を一つに特定することは難しく、いくつかの要因が複合的に関与することがほとんどです。

顎関節症の根本原因は?

顎関節症の根本原因は、顎の関節・靭帯・筋肉に異常な負荷をかけるような習癖や、噛み合わせの不良が挙げられます。また、激しい運動による食いしばり、就寝中の歯ぎしり、精神的なストレス、歯列接触癖(意識せずに歯を噛み合わせる癖)、猫背といった前傾姿勢、頬杖、うつぶせ寝、不適合な修復物(入れ歯や被せ物が合っていない)などの生活習慣も原因とされています。

そのほか、事故による外傷やケガも原因の一つです。近年では、スマートフォンやパソコンの長時間に及ぶ操作も顎関節症を引き起こす原因の一つと言われています。

こんなお悩みはありませんか?

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顎関節症に関する症状について様々なお悩みのお声を頂きます。例を挙げると、

食べ物食べるときに口が開けづらい(噛み合わせが悪い為)
睡眠中の歯ぎしり(競争心が強い、ストレス発散がうまくできていない為)
食事をとるときに音が鳴る(下顎と上顎の接する部分にある関節円板がずれてしまう為)
顎周りの筋肉が疲れる(常筋肉がに緊張している為)
顎の痛みに加えて肩こりや頭痛もする(猫背など姿勢が悪い為)

といった症状・お悩みのお声を多く頂きます。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症は、二人に一人は経験すると言われているほど、多くの方が経験する症状です。そのまま放置してしまうと、主な症状である痛みや音に不快感を感じたり、スムーズに会話ができなかったり、食事が思うように取れないなど、心身へのダメージがつながる可能性があります。痛みが強くなるだけでなく、知らないうちに顎の噛み合わせのずれが大きくなり、口が開きにくくなることもあります。

顎だけでなく、頭の骨格の歪みにもつながり、頸椎や背骨、仙骨にも歪みが生じる場合があります。このような事態が起こる前に、顎関節症の症状が見られた際には早期の施術を推奨します。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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顎関節症が起こる原因として、日常生活の中で顎への負担が重なって発症することがあります。顎に負担がかかる要因としては、歯ぎしり、食いしばり、上下の歯を接触させる癖(TCH)、うつぶせ寝、頬杖などが考えられます。

どうでしょうか?これらの要因はいくつあてはまりますか?こうした要因が積み重なることで、顎への負担が許容量を超えた場合に顎関節症が発症することがあります。

許容量は人によって異なりますが、男性より女性の方が顎関節症になりやすいとされ、特に女性ホルモンが不安定になりやすい20歳前後や40代半ばから50代半ばにかけて多くなる傾向があります。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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顎関節症を放置すると、どうなるのでしょうか。顎関節症を軽く見てはいけません。実は、顎関節症を放っておくと全身にさまざまな症状が現れることがあります。顎関節周辺には多くの神経が通っており、次のような症状が出ることがあります。

・視神経が圧迫され、目の奥に違和感や痛みを感じることがある。
・耳の近くに顎関節があるため、不具合を起こすことがあり、めまいや耳鳴りが生じることがある。

これらはあくまで一例です。もしこうした症状が現れているのにさらに放置しておくと、最悪の場合、顎の骨が変形し、顎の骨を削るなどの大きな手術を行う必要が出てくることもあります。今一度、よく考えてみてください。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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顎関節症に効果が期待できる当院の施術メニューとして、ドライヘッド矯正が挙げられます。ドライヘッド矯正は、骨盤、脊椎、頚椎、頭蓋骨の歪みを整える施術です。骨盤から脊柱、頚椎の歪みを整える施術により、顎関節症に効果が期待できる施術です。

次に有効とされる施術メニューは、猫背改善施術です。猫背改善ストレッチは、首や肩周りの筋肉をストレッチで伸ばし、柔軟性を高めることを目指します。これにより、首や肩、顎の筋肉にかかる負荷を間接的に取り除くことが期待できる施術です。柔軟性を高めることで骨格が正しい位置に戻りやすくなり、顎関節症の症状軽減が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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先ほど挙げた「食べ物を食べるときに口が開けづらい」「睡眠中の歯ぎしり」「食事をとる時に音が鳴る」「顎周りの筋肉が疲れる」「顎の痛みに加えて肩こりや頭痛もする」といった症状の軽減が見られます。また、筋疲労の原因となっていた関節円板の位置ずれを正しい位置に戻す効果が期待できます。

猫背改善ストレッチは、首や肩周りの筋肉をストレッチで伸ばし、柔軟性を高め、首や肩、顎の筋肉にかかる負荷を間接的に取り除くことが期待でき、正常な位置を持続させる効果が期待できます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は、当院では週1回〜2回程度の施術間隔を推奨しています。理由としては、矯正やストレッチを行っても施術開始時に3日以上間隔を空けてしまうと、元の状態に戻ってしまう可能性があります。そうなると、顎関節症の軽減に時間がかかるか、症状が悪化してしまうことがあります。

最初は週1回〜2回、症状の軽減が見られたら2週間に1回と、徐々に間隔を空けていくことを推奨しています。