腰痛関連Q&A
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腰痛関連でよくある質問と回答①
腰痛関連でよくある質問としては、「どうして痛くなるの?」とお声を頂く事があります。その答えとしては、「姿勢と私生活でかかる負担の積み重ね」です。先ず、身体は土台の「骨盤」を基盤に「背骨」が乗っており、頂点に「頭」がある状態です。頭の重さは5~6キロ(ボーリングの球とほぼ同じ)と言われています。その重さを背骨・骨盤で支えられている状態が正常です。しかし、仕事・私生活の影響で姿勢が悪くなると、5~6キロの頭の重さを背骨・骨盤で支えられなくなってしまいます。代わりに首肩・背中・腰の筋肉で支えるしかない状態になってしまうのです。腰の部分にその状態が続いてしまうと、腰周りの筋肉の負荷が限界を超えてしまい、「腰痛」として発症するのです。
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腰痛関連でよくある質問と回答②
腰痛関連でよくある質問としては「姿勢が悪いと腰が痛くなるのですか?」と質問されることがあります。その答えとしては、「ほとんどが姿勢が影響して腰痛が出ます」と回答します。理由としては、人間は筋肉で身体を動かしており、その筋肉はほとんどが骨に付着部があるからです。姿勢が悪くなっていると、筋肉が緊張状態になるからです。例を挙げるとすると背中が丸まっていて猫背状態になると、背中にある脊柱起立筋という筋肉がすごく緊張してしまいます。緊張すると、血液の循環が悪くなります。悪くなることにより、筋肉の硬結が起こり、発痛物質が出てきます。その為、姿勢が悪くなっていると腰痛が出る可能性が高くなります。
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腰痛関連でよくある質問と回答③
腰の痛みでよくある質問はぎっくり腰、腰痛をおこしやすい人はいますかという質問です。繰り返しぎっくり腰になってしまい、当院に通院されている方が多いため、この質問が多くなります。答えとしては、背中の張り、腰の張り、太ももの裏側が硬い、筋肉の硬さに左右が多い人がおこしやすいです。理由としましては、筋肉に張り感や、硬さがあるとうまく伸び縮みできない状態になります。そのまま日常生活を送ることで、負担が溜まりぎっくり腰になり痛みを引き起こします。少しでも腰の違和感や硬さ、張り感を感じたら、しっかりケアをしていく必要があります。
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腰痛関連でよくある質問と回答④
腰痛関連でよくある質問として、第5腰椎の棘突起周りの棘間靭帯や脊柱起立筋の起始部である、仙骨、腰椎の棘突起、下位腰椎の横突起周辺、尾骨上部、尾骨周辺での違和感、不定愁訴、痛み、突っ張った様な張りを感じるという患者様の主訴を症状聴取時によく御聴きします。その様な患者様に対して先ず、日々入浴をされているか御聞きしされていなければ日常生活においても御自分でお身体のケアをする事が必要である事をお伝えしています。また、就寝前に行うストレッチ方法を各筋肉が適格に伸張する様実際にお見せしながら、やり方をお伝えしています。入浴やストレッチでも疼痛が緩和されない患者様に対しては骨盤剥がしや筋膜ストレッチ、鍼等の自費メニューを各々の患者様に合わせて提案させて頂いております。
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腰痛関連でよくある質問と回答⑤
リモートのデスクワークで腰が痛くなりやすいのはなぜですか?
感染症が広まってからもはや当たり前になったリモートでのデスクワーク。会社に出社して仕事している時はと無かった腰痛が、リモートになってから出始めたという方も多いのでは無いでしょうか。それには作業環境の違いが大きく関係しています。リモートでのデスクワークをしている方の例を挙げると、家にあった椅子と机で作業をしているという方が見受けられます。中にはちゃぶ台に座椅子で作業をしている方も見受けられました。ちゃぶ台に座椅子という方は稀かと思いますが、自宅での作業環境を会社と同じ様にすることは難しいです。会社の椅子や机は長時間の作業を考慮して良いものが導入されている事が多いので会社での作業よりもリモートでの作業は身体に負担が高いのでリモートワークでは腰を痛めやすくなります。