足関節捻挫
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足関節の捻挫は私生活に様々な支障をきたしてしまう症状です。
例えば、
足関節付近の腫れや内出血(足を内側に捻る事が多い為、外側に起こる事が多いです)
足関節付近の靭帯の損傷(前距腓靭帯という靭帯を傷めやすいです)
足関節の可動域制限(内側に捻る様な動きが辛くなります)
足関節の圧痛や痛み(痛みたてはじっとしていてもズキズキする事が多いです)
上記の状態から起こる、歩行困難
といった症状が現れます。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節に対する当院の考えとしては、上記でも述べた通り、私生活に様々な障害を生んでしまう症状の為、早期の回復が望ましいと考えております。捻挫は痛み具合の程度がありますが、どの状態でも放っておいてしまうと関節が不安定な状態で落ち着いてしまい、再発してしまう恐れがあります。更に捻挫を我慢してしまうとスポーツや歩き等で悪化しやすくなり、結果治療に必要な期間が伸びてしまう事があります。当たり前に出来ていた事が当たり前でなくなってしまうというのは想像するだけでも辛い事です。その為、当院では早期に施術・回復して頂き、復帰される事が一番だとも考えております。
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足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫の改善が早期に適切に行われなかった場合や、そのまま長期間放置してしまうと、足関節が不安定になってしまったり痛みが残ってしまう場合があります。不安定になってしまった場合、そのまま改善することは難しいです。この場合は手術による改善になります。また、サポーターや、テーピングをして固定するという対処法もありますが改善は期待できません。また、痛みが引かず続いてしまっている場合も手術を必要とする場合があります。どちらにしても、手術という選択肢になることが多いので早期に施術することが大切になります。
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足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫は捻挫の程度により3段階に分けられます。それにより改善方法も異なります。また、応急処置としてRICE処置という捻挫における基本的な処置を最初に行います。内容としては、安静、冷却、圧迫、挙上になります。1度の捻挫の場合RICE処置後テーピングや、サポーターで和らぐことが殆どです。2度の捻挫の場合はRICE処置後医師の診断を受け、固定具で固定する必要があります。3度の捻挫の場合はRICE処置後2度の捻挫と同じように医師の診断を受ける必要があります。医師の診断に基づき手術をせず保存療法を行う場合と、不安定性が強い場合は手術をする必要があります。
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足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院で足関節捻挫に効果的な治療メニューは、2つあります。1つ目は、EMSです。これは当院にある電気治療でパルス波、干渉波、変調波という3つの波で足関節周りの特に靭帯損傷が起こり易い前距腓靭帯をはじめとしたその周辺の靭帯に電気刺激を与える事により、靭帯の疼痛緩和、靭帯弛緩効果があります。2つ目は、アイシングです。当院では予め冷却してあるジェルパッドを使用し患部に当てます。患者様の状態によりますが、EMS治療の際に同時にアイシングを行う事もあります。アイシングを行う事により、筋肉が一時的に固くなりますがその後に筋肉、血管、神経の弛緩効果が見込まれる為、その様な処置で対応しています。施術時間が経過し患部の症状が和らいできた際は遠赤外線治療や手技治療に移行していきます。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
EMS、アイシング、遠赤外線治療、手技治療をする事により、リラックス効果、靭帯弛緩効果、血流促進効果、神経弛緩効果があります。リラックス効果により睡眠の質の向上、仕事やプライベート等QOLの生産性向上、スポーツにおけるパフォーマンスの向上が挙げられます。靭帯弛緩効果により靭帯損傷部の早期回復、早期改善が見込まれます。理由として、靭帯や筋肉は硬いと肉離れ等の怪我や坐骨神経痛等の病気になり易い為です。その為靭帯の弛緩性は必要になります。血流促進効果により疼痛緩和、炎症緩和という効果があります。神経弛緩効果により足先等の麻痺(=痺れ)を防ぐ事が可能です。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
捻挫が改善するために必要な施術頻度は症状の重症度により異なりますが、特に多い外側靭帯損傷の場合は1~2週間程度の固定を要します。また、痛みが強く症状が重い場合は毎日など続けての来院を強く推奨しています。ですが、それ以外にも「立てない」「歩けない」「走れない」などの症状が強くある場合はドクターの診断を早めに受けることを強く推奨しています。