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めまいについて

めまいとは?

めまいとは、身体の平衡感覚が保てなくなる状態のことを指します。めまいには幾つかの種類があり、細かく区分けすると平衡感覚に異常が生じる部分は耳(末梢性)の場合と脳(中枢性)の場合があります。自覚症状としては「回転性」や「前失神」「ふらつき感」の3パターンがあります。めまいは一生のうちに大体3割の人が感じると言われています。若年層や高齢者でも起こり得ますが、全体でみると40〜50代の初老期に最も起こりやすい症状と言われています。

めまいで有名なのは”メニエール病”です。また回転性めまいの原因として最も多く挙げられるのは”良性発作性頭位めまい症”です。

めまいの根本原因は?

主なめまいの原因は大きく、内耳周囲の病気、脳の病気や全身の病気に分けられます。脳の前庭神経を介し脳に情報が伝達するまでの間で異常が起こると、神経伝達が上手く行われず平衡感覚の異常を来たしてしまいます。

こんなお悩みはありませんか?

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Q1.めまいとは何か?
A1. 頭がふらつく、ぐるぐる・フワフワ・クラっとする、立ちくらみ、物が揺れて見えるなどの症状のことを主に言います。

Q2.どんな原因で起こりますか?
A2. 三半規管障害の場合では内耳性めまい、脳梗塞といった脳の異常が主な原因になりますが、その他にも身体的ストレス、ウイルス感染などによっても様々な病気が考えられます。

Q3.どんな病気を罹患すると起きやすいか?
A3. 線維筋痛症、片頭痛、慢性腎臓病・慢性腎不全、貧血、また、糖尿病や肩関節周囲炎、熱中症でも関連がある病気になります。またガンや脳梗塞など、直ぐに病院を受診する必要がある病気もあります。

Q4.対処法はあるか?
A4. ベットで横になるなど楽な姿勢をとることが大切です。身体を安静状態にすると、短時間で治る可能性があります。また、薄暗い状態が理想です。

Q5.危険な状態はあるか?
A5. 酷い頭痛がある、手足の痺れを感じ動かしにくい、意識がぼんやりする、言葉が話しにくい等の症状があると脳梗塞の疑いもあるため、直ぐに救急車を呼ぶことが大切です。

めまい に対する当院の考え

身体のバランスを保つ機能に障害が起こると自覚される症状であり、自分や周囲が動いていないのに、動いているように感じる異常な感覚のことです。

若年層から起こりうる病気であるため、軽い症状では病院に行かず見過ごすことが多いですが、いずれの症状でも適切な処理を受けることが大切になります。また、種類も多く、発作性、反復性の回転性めまいが起こり、耳閉感、感音難聴を伴う内耳の病気であるメニエール病や急に極端に聞こえが悪くなり、回転性めまいと、片側の難聴と耳鳴が主症状であり、他に悪心、嘔吐などが生じる突発性難聴も起こり得ます。症状はメニエール病と似ていますが、めまい発作を繰り返すことがないため、判別がつきやすくなります。

いずれにしても、適切な状態説明をし処置を受けることが大切になります。

めまい はなぜ起こるのか?

めまい画像

内耳周囲の病気のほかに、脳梗塞などの脳の病気や起立性低血圧などの全身の病気が原因として考えられます。また、体の平衡感覚は、耳の内耳という場所が司っています。この内耳から前庭神経を介し脳に情報が伝達することで身体の平衡感覚は保たれています。

めまいの症状は、この平衡感覚の異常が起こることによって生じます。そのために、主なめまいの原因は大きく分けて内耳周囲の病気(良性発作性頭位めまい症、メニエール病、めまいを伴う突発性難聴など)、また脳の病気(小脳や脳幹の脳梗塞や出血、聴神経腫瘍など)、全身の病気に分けられます。

めまい を放っておくとどうなるのか?

良性発作性頭位めまい症であれば、基本的に自然に良くなることが多く見込まれます。病気のタイプによって異なりますが、大体20日ほどで症状が消失することがあります。しかし、放置すると聴力障害を伴ったり、手足の麻痺などの機能障害を引き起こす恐れもあります。原因を特定し、適切な処置を受けることが重要です。

また、脳卒中の場合であれば、呂律が回らない、麻痺やしびれがあるといった症状も見受けられるため、直ちに病院に行く必要があります。

一方で、浮動性めまいは、脳幹や小脳に異常があることが比較的多いため、諸症状が慢性化しやすくなることがあります。悪化させないためにも、症状を軽く見ずに適切な処置を受けることが大切です。

めまい に効果的な当院の施術メニューは?

めまい施術

必要なメニューとしては、「頭蓋骨矯正」や「極上ドライヘッド」などの施術が適切な処置だと考えます。凝り固まってしまった首肩や頭部の筋肉を解し、血流の改善を促すことで滞っていた血流の改善が見込まれます。

全身の「骨格矯正」も重要な施術になると考えます。骨盤周りの歪みが見受けられると、そこから派生して上半身の歪みが起こってきます。その結果、首肩の筋肉が張り、血流が上手く流れない状態になります。この状態を軽減するためにも、この施術が適切な方法だと考えます。

また、「針」の施術でも対応が可能だと考えます。

いずれにしても、筋肉の硬さを取ることが最優先だと考えます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

頭皮や頭部の血行に関連する筋肉をほぐすことで、自律神経系を整え、不眠状態の解消やめまい、気分の落ち込みなどの身体の不調や精神状態の回復が期待できます。また、原因不明の疲労感や日常のストレスなどにも効果を発揮します。電子機器を使用する生活の中での眼精疲労や眼下痙攣も解消が期待できます。

さらに、首や肩周りをほぐすことで、脳に心地よさが伝わり、リラックスして自律神経を整えることができます。頭から肩をもみほぐすことで血液の循環が良くなり、脳に酸素が行き渡り、不調を解消できます。

めまい を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

理想的なペースは週に1〜2回の施術を行うことです。このペースを維持することで、効果が速やかに表れて軽減が劇的に期待されます。トレーニングと同様に、定期的に施術を行うことでより高い効果が期待されます。

週に1〜2回のペースが難しい場合は、月に2回の施術を行うことが重要です。どちらの場合も、定期的に施術を行い、間を空けすぎないようにすることが大切です。