外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
足趾の変形
足趾の痛みや痺れ
膝周りの痛み
歩きにくい
股関節周りの痛み
などのお悩みはございませんか?
もしかすると「外反母趾」が原因となっているかもしれません。
「外反母趾」と聞くと、親指が内側に入って歩きにくそう、歩くのが痛い、など思い浮かべる方が多いと思います。しかし、外反母趾が原因となり膝周りや股関節周り、腰や背中、肩など全身に症状が出てしまう可能性があります。
外反母趾で知っておくべきこと
「外反母趾」と聞いて、皆様は何を想像するでしょうか。「足が痛そう」「歩きにくそう」など、様々なことを思い浮かべると思います。
外反母趾になると、痛みや歩行困難、重たい症状では痺れが伴うこともあります。また、外反母趾を痛みの出ないように歩いたりすることにより、姿勢が崩れ、腰や首、肩など上半身にも症状が出ることがあります。
外反母趾は欧米人に多いと言われていましたが、近年では日本でも多くの方が外反母趾で悩まれています。外反母趾は、様々な部分に悪い影響を引き起こします。外反母趾に気づいたら、早めの対応が必要です。
症状の現れ方は?
外反母趾とは、足の親指が人差し指の方に曲がり、「くの字」になる状態を指します。体の中心から見て親指が外側を向いているため、「外反母趾」と呼ばれています。
初期症状として、親指が外側に曲がり、最悪の場合、他の指と重なることもあります。内側の突出した部分が靴に当たり、痛みが出たり、「バニオン」と呼ばれるタコのようなものができることもあります。放置すると本来の位置からかけ離れてしまい、足を支えられなくなるなど、親指の機能が低下してしまうことがあります。その結果、足のアーチ構造が崩壊し、他の指や足底、膝、股関節など、様々な場所に痛みが出る原因になることもあります。
その他の原因は?
その他の原因として、まず足のアライメント異常が挙げられます。アライメントとは、関節や人工関節の機能を十分に発揮できるような最適な位置関係のことです。
足のアーチ構造が崩れると、親指を支える筋力が低下し、結果として親指が正しい位置を保てなくなります。健康な足のアーチは、歩行時の衝撃を吸収し、効率的な動きを支える重要な役割を果たします。しかし、このアーチが崩れると、親指への負担が増大し、外側に曲がってしまいます。
次に、骨格の歪みも外反母趾の一因として考えられます。体の重心が正しくない場合、骨と筋肉に異常な緊張が生じます。この不均衡は足にまで影響を及ぼし、外反母趾を引き起こすことがあります。特に、日常生活での姿勢や歩き方が骨格の微妙な歪みを引き起こし、それが足の問題につながるケースは少なくありません。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾では、足の母趾の関節が外側に屈曲し、関節自体は内側に突出します。そのため、靴との摩擦が起こりやすくなり、突出部分に炎症や潰瘍を形成することがあります。
外反母趾を放置すると、突出部の皮下に浸出液が溜まることもあり、腫れや発赤を生じます。これにより、歩行時に痛みを感じ、歩行障害の原因となることがあります。また、突出部分を通っている神経が障害され、しびれや神経痛が引き起こされることもあります。
その他にも、姿勢が崩れて腰の負担や首肩の凝りなど、上半身にも症状を感じることが多いです。
当院の施術方法について
当院の施術方法として、いろいろな方向からアプローチすることが可能です。その中でも特に「血流改善プログラム」という施術がより特化していると思います。
「血流改善プログラム」とは、
1.ふくらはぎの血流促進効果
2.むくみや冷えの軽減
3.足痩せ
4.足のアーチを整えることによる外反母趾や扁平足の軽減
5.腰痛の軽減
6.歪みの軽減
など、様々な効果が実感できる施術となっております。
主に膝から下の筋肉や筋膜へのアプローチ、足のアーチ(縦アーチ・横アーチ)を形成する手技があります。アーチの構造をより正確にすることにより、荷重をバランスよく分散させることができ、症状の軽減が期待できます。
改善していく上でのポイント
改善していく上でのポイントとして4つあります。
1.ヒールの高い靴をなるべく履かない
ハイヒールや足先の細い靴を履くことで足先に過剰な力が加わり、外反母趾を引き起こすとされています。
2.装具を用いる
外反母趾を矯正するための装具や、足のアーチ構造を守るための足底板などが用いられます。
3.とにかく歩く
外反母趾をこれ以上悪化させないためには、普段使わない足指を意識的に動かし、たくさん歩くことで軽減されることもあります。
4.姿勢を意識する
外反母趾が原因となり姿勢が崩れることもありますが、姿勢が悪いことが外反母趾を誘発することもあります。普段の座る時の姿勢(足を組むや片方重心)や就寝時の左右の向きなどを意識して生活していくことも重要です。