悩みタイトル

手がしびれる。
手に力が入れにくいor入りにくい。
手の感覚が反対の手と比べて、違和感がある。
手を多く使う仕事をしている。
1日にスマートフォンやゲーム機を2時間以上さわる。
手根管症候群のメイン症状は、『手のしびれ』と『手の痛み』です。具体的には、親指・人差し指・中指・薬指にしびれが出てきます。そして、親指と人差し指で丸のサインを作れなくなります。
詳しくし知りたい方は、私たちに聞いて頂くか、Googleで「ティアドロップサイン」と検索してください。

手根管症候群に関する当院の考え

手根管症候群は、適切な治療と休養をすればよくできると考えています。ただ、良くなったり悪くなったり、と癖になる人が多いのも手根管症候群の特徴の一つです。ですので、「治療して症状が引いたから大丈夫」ではなく、生活習慣や生活環境も変える必要があります。
例えば、手根管症候群の症状が治療により良くなったけど、毎日スマホを3時間以上触っている。手のしびれはなくなってきたけど、洗濯・掃除・洗い物など手を酷使している。などなど、原因となったものを0にするのは難しくとも、減らすことがとっても大切になってきます。

・治療してしびれや痛みを取り除く。
・それと並行して、原因と考えられるものを減らしていく。
この2つが、手根管症候群を良くするために大切です。

手根管症候群はなぜ起こるのか?

腕と手をつなぐ手関節にある、手根管というトンネルが狭くなると症状が出てきます。具体的には、手根管(トンネル)を通る正中神経が圧迫される→その神経が支配する領域にしびれ、痛み、感覚異常がでる。という流れです。
手根管が狭くなる原因に、これが一番の原因です!というのがないのも手根管症候群の特徴の1つです。
透析を受けている方
妊婦さん
産後のママさん
腫瘤や腫瘍での直接の圧迫
仕事やスポーツでの使いすぎ
骨折などケガの後遺症として

など原因はたくさんあります。
なかでも、妊婦さん、産後のママさん、更年期を過ぎた女性に多いとこの院では考えています。

手根管症候群を放っておくとどんな症状が現れるのか

手根管症候群を放っておくと、痺れと痛みが永遠に取れないままです。治療しないので当然といえば当然ですね。
ただ、症状が強くなることはあっても、治らなくなることはないので安心してください。治療しない場合は、手根管症候群と上手に付き合う方法を探す必要があります。
オススメの上手な付き合い方は、以下の3つです。
・サポーターorテーピングをして、しびれや痛みを軽くする。
(ほぼなくなる場合もあり)。
・ストレッチやマッサージをセルフで行う。
・原因となる動作が少ない生活環境を作る。
オススメは、最後の「原因となる動作が少ない生活環境を作る」です。生活環境を変えることは、根本治療に欠かせない要素の1つです。せっかく治療しても、環境が改善されなければ、症状がまたぶり返しますからね笑。

手根管症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?

オススメの施術メニューは、3つあります。
・電気
普段から、使いすぎている筋肉の緊張を取ることが出来ます。また、自分の意志とは無関係に筋肉を動かすことで、筋肉を緩めることができます。
若い方からお年寄りの方まで、全ての人におすすめの治療です。
・鍼
指ではとどかない所まで、刺激を伝えることができます。手根管(トンネル)が狭くなる原因の一つに、筋肉の硬さがあります。鍼はこの筋肉の硬さにとっても有効です。
・手技
最も基本的な施術です。いわゆるマッサージで、筋肉をもみほぐします。筋肉をもみほぐすことによって、血液の流れもよくなり、痺れや痛みをやわらげることが出来ます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

・電気
多くの患者様が、施術後に「筋肉が緩んだ感じがする」、「まだ電気をつけてるみたい」と言っています。施術効果には個人差があるので、誰もが同じ結果になると限りません。しかし電気治療は技術差がなく、どの患者様ににも一定の効果が期待できます。

・鍼
手技や電気とは違い、筋肉に直接アプローチできるので、より筋肉がほぐれた感じがするはずです。手根管症候群になって院に来る多くの患者様は、前腕の筋肉が緊張しています。その緊張を取ることは、しびれや痛みを取ることにつながります。

・手技
自分でセルフマッサージするのとは大違いです。マッサージは、痛みを取り除く効果のほかに、副交感神経の働きを高めリラックスしやすくなります。

改善するために必要な施術頻度は

正直、最初のうちは毎日通うのもありだと考えています。具体的には、痛みやしびれが落ち着くまでま連続して通うのがオススメです。手根管症候群は、おもに手へ症状が出ます。あなたが手を使わない日はありますか?おそらく、ほとんどないはずです。
手は毎日使うものです。ですので、手根管症候群はとても治りにくいです。そこで大切になってくるのが治療頻度です。何はともあれ、まずは一度お越しください。