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お尻からふくらはぎにかけて鋭い痛み、痺れ
長い時間座ると腰と足が辛くなる
腰を逸らすと足にしびれや痛みがある
歩くと足に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩く事が出来る
身体をかがめると痛くて靴下をはけない
安静にしていても、お尻や足の痛みで眠れない
立っていると足が痛くなり立っていられない
7つのうち1つでも当てはまったら要注意です!
あなたのその症状、坐骨神経痛かも知れません! -
坐骨神経痛に対する当院の考え
坐骨神経痛は、腰から足先まで続く長く、太く長い神経です。腰から骨盤の下を通り足に続く際に坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰やお尻、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、 ピリビリとしたしびれ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。
いわゆるこれが坐骨神経痛です。坐骨神経痛は、大きくわけて3つの原因があります。
腰椎椎間板ヘルニアや変形性腰椎症、腰、お尻の筋肉の使いすぎ、使わないことによる拘縮などによって出る場合などです。
①腰椎椎間板ヘルニア
腰椎の関節と関節にある椎間板がはみ出すことを腰椎椎間板ヘルニアと言いますが、その飛びてた椎間板が神経を圧迫することで起きるのが坐骨神経痛です。
同じ姿勢、特に中腰姿勢を続けたりすることで発病のリスクが高まります。
②変形性腰椎症
腰椎の形が変形し、神経を圧迫して腰に痛みや足のしびれを起こすのが変形性腰椎症です。
また、変形性腰椎症は脊柱管狭窄症の原因にもなります。
腰椎の変形によって椎体の中央、脊柱管が狭くなることで坐骨神経痛になります。
同じ姿勢特に中腰姿勢を長時間続ける、腰に過度の負担をかける、等で発病のリスクが高まります。
③梨状筋症候群
坐骨神経が骨盤で、何らかの原因により股関節を支える梨状筋の圧迫や刺激を受け、疼痛が起きている状態のことです。
坐骨神経は、梨状筋の間を貫通しているため、圧迫性坐骨神経障害を起こしてしまうと考えられています。
腰椎椎間板ヘルニアや変形性腰椎症(脊柱管狭窄症)より起きる頻度は稀だと言われています。 -
坐骨神経痛を放っておくとどうなるのか
その坐骨神経痛を放置すると、将来的に歩けなくなる可能性もあります!
坐骨神経痛は圧迫され続けていると、間欠性跛行という、一時的に歩けなくなり休むとまた歩けるようになるという症状が出てきます。
ただの痛みや痺れだと思い放置すると、日常生活での立ち座りや歩行、睡眠にでさえ悪影響が出てきます。
また、坐骨神経は排泄に関わる神経が束になっています。なので坐骨神経痛の原因によっては、排泄が困難になる可能性もあります。
それ以外にも、尿失禁や頻尿など、排尿障害がでる場合があります。
会陰部がしびれたり、ほてるなどの異常感覚が出る場合があります。
坐骨神経痛はただの痛みや痺れではありません! -
坐骨神経痛の軽減方法
坐骨神経痛は、改善する可能性があります。
・長時間同じ姿勢をとらないこと
・腰周りの筋肉をつけること
・血液の流れを良くし痛みを緩和させること
・ストレッチなどで筋肉を緩めること
などの4つがあげられます。特に、オーバーワークによる梨状筋症候群ではない限りは、おしりの筋肉をつけることで改善する可能性があります。
筋肉には役割があります。
坐骨神経に栄養を供給する血管を守ること、坐骨神経を守ること。
坐骨神経を冷えから守り血流を維持すること。
という役割があります。
そのため軽度の坐骨神経痛であれば、筋肉をつける事である程度改善することができます。 -
坐骨神経痛の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院では、坐骨神経痛の原因に合わせた施術を行います。
まずお話をお伺いし、坐骨神経痛の原因が腰椎の坐骨神経圧迫にあるのか、脊柱管の狭窄によるものか、お尻周りの筋肉が原因なのか診てから、原因にあった治療の提案をします。全身の骨格矯正で骨の位置を整え、筋膜に対するストレッチで坐骨神経を圧迫する筋肉を緩める対処を行います。
骨盤周りの筋肉を整えることで血流改善を行い坐骨神経への圧迫緩和を目指します。
また、疼痛緩和のために、鍼治療も効果的です。
鍼の苦手な方に電気治療を行ったりと、患者様に合わせた施術を提案していきます。効果的なメニュー
・全身骨格矯正
・筋膜ストレッチ
・骨盤はがし
・全調整鍼
・全身鍼
・EMS(電気治療) -
その施術を受けるとどう楽になるのか
全身骨格矯正
骨の位置を整えたことで姿勢が良くなり中腰姿勢や座り仕事が楽になってきます。筋膜ストレッチ
筋膜ストレッチの後には、お尻の筋肉(梨状筋)での圧迫が軽くなり突っ張り感や痺れの軽減になります。骨盤はがし
骨盤周りの筋肉の捻れや緊張が軽くなり座り姿勢や長時間立つことが楽になります。全調整鍼
自律神経を整えることで過剰になった痛みを緩和することが出来ます。全身鍼
坐骨神経痛が筋肉の圧迫が原因の場合に原因の筋肉に直接アプローチすることが出来ます。
筋肉の緊張緩和、疼痛緩和に効果的な治療です。EMS(電気治療)
鍼治療が苦手な方にオススメしています。
電気を筋肉に流すことによって筋肉の緊張緩和や疼痛緩和に効果的な治療です。
また、電気のモードによってはある程度筋トレと同じ効果を得ることが可能です。 -
改善するために必要な施術頻度は?
坐骨神経痛を改善するためには、日常生活から改善することが必要です。
ですが、お仕事をしながらの施術となると施術メニューによって頻度は変わってきます。
日常生活をおくっても支障のない身体に改善するためには、デスクワークの方で週に3回~4回以上、立ち仕事の方で週に2回~3回以上は施術が必要です。
もちろん、これは一例に過ぎません。坐骨神経痛が、どの程度かにもよってくるのでまずはご来院頂き症状をお聞かせください!
患者様の必要な施術頻度をお伝えします。 -
坐骨神経痛関連でよくある質問と回答
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Q. 坐骨神経痛の原因はなんですか?
A. 原因として、80%は腰椎椎間板ヘルニアと言われるものが多いです。
椎間板は中心にあるゲル状の髄核と呼ばれるとのと、周囲の線維輪からなります。接する上下の椎間体に働く力を吸収する役割があります。椎間板ヘルニアは変性した線維輪の一部が破れ、髄核や線維輪が脱出して起こります。脱出する方向によって起こる症状は違いますが、後方に脱出すると激しい症状を起こしてしまいます。
その他の原因として、50代〜60代以降では、腰部脊柱管狭窄症が原因になることも多いです。ときには、梨状筋症候群や、脊柱管近くへの転移性骨腫瘍によって起こることもあります。 -
Q. どのような症状がありますか?
A. 症状の始まりは様々で、例えば床にある重いものを持ち上げようとした際に、突然腰に強い痛みを覚え、これが太腿、下腿に放散し、痛みのために動けなくなることがあります。
痛みは大腿の後ろにあり、膝の裏を下がってくるぶしから足に放散し、腰痛や下肢痛が単独にまたは合併して起こります。1回の怪我では突発的に発生することは少なく、多くは日常生活やスポーツで腰痛を繰り返すうちに急激に悪化します。
疼痛は大腿の後ろ、「坐骨神経」に沿って放散し、せき、くしゃみ、息みで増強し、寝る姿勢をとると軽快します。 -
Q. どうやって治しますか?
A. 坐骨神経の治療では、例として「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「梨状筋症候群」の中でどれが原因で、坐骨神経痛が起こっているかによって治療法が異なります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、急性期にコルセットで固定することが最低条件です。また、当院での治療として「楽トレ」というものがあります。こちらで腹横筋、腸腰筋などの体を支える筋肉(いわゆるインナーマッスル)を鍛えることで痛みの緩和をさせます。慢性期には「矯正治療」を行い、椎間板が潰れないように背骨を整え、歪みを取ります。
脊柱管狭窄症では、腰を反らせると痛みが増強するので、反り腰対策の1つとして「骨盤剥がし」を行います。
梨状筋症候群では、梨状筋という筋肉が原因のため、「矯正治療」を行い下半身の歪みから整え、筋肉へアプローチします。また、「筋膜ストレッチ」で坐骨神経を圧迫している筋肉の緊張の改善、前かがみでの疼痛の改善ができます。
このように、たくさんの原因がありますが、当院ではそれぞれに合った治療が出来ますので、皆様のお悩みの改善に繋がります。
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