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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節痛や咀嚼筋の痛み、開口障害、顎を動かすと音が鳴るなどの症状のことです。

顎関節症の根本原因は?

歯ぎしりや噛み合わせの不良、精神的ストレスを過度に抱えること、顎を動かす筋肉である咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の過緊張、顎関節の関節円板のずれなどが原因として考えられます。頬杖をつく、歯ぎしり、噛み癖、食いしばり、うつぶせ寝、猫背、硬いものを食べる、大口を開けるなどの習慣が異常な負荷をかけ、噛み合わせの不良も影響します。
これらは対症療法だけでは根本的な解決にはならず、鍼施術などの筋肉への根本的なアプローチが必要となります。対症療法だけでは、ほとんどのケースで再発を繰り返すため、根本的な施術が重要な疾患です。

こんなお悩みはありませんか?

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顎の痛みに関して、顎周りの筋肉の過緊張や顎関節の捻挫のようなもので、顎の関節部分に疼痛が生じることがあります。そのままにしておくと、開口障害や関節の炎症が起きやすくなります。

口が開きづらさは、顎関節のズレや筋肉の過緊張から生じます。この症状を放っておくと、更に開口時の可動域制限が出てきます。

口を開けたときや閉じたときに音が鳴る場合は、咀嚼筋である側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋の硬さから生じ、関節のズレから来るものです。放っておくと改善が期待できません。

食事の際に違和感を感じる場合は、開口障害や関節のズレから来るものです。

顎関節症からの肩こりは、精神的ストレスや顎のズレからくることがあります。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症は、職場や日々の生活環境における精神的ストレスや日常的な習慣、肘をつくことや噛み合わせの癖などが原因であることが多いです。そのため、全身矯正と同様に週に2~3回、最低でも週に1回のドライヘッド矯正や鍼施術が必要だと考えます。
ドライヘッド矯正では、浅い層の筋肉へのアプローチや噛み合わせなど顎関節へのアプローチができ、関節を動かすことができる点が大きなメリットです。
鍼施術では、深層の筋肉にアプローチをかけ、咀嚼筋である咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋にアプローチできるほか、炎症が起こっている筋肉や過緊張している筋肉にもアプローチが可能です。
この2つの施術は、特に行うことをお勧めします。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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普段の生活習慣における日常的なストレスが原因で歯ぎしりが起こったり、テレビを見ながら肘をついてご飯を食べたり、硬いものを長時間咀嚼したり、歯ぎしりや食いしばり、上の歯と下の歯を接触させる癖がある場合があります。そのため、あくびをする際には大きく口を開けすぎないようにし、顎への負担をかけることを日頃から避けることが重要です。
日常的な精神的ストレスは、会社やその他の場所でも見られるもので、ストレスから筋肉が緊張するため、咬筋や側頭筋、胸鎖乳突筋などが緊張することがあります。その結果、顎関節症と共に肩こりや骨格の歪みも現れることがあります。顎関節の症状は、1つのことから全身症状へと広がることがあります。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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顎関節症を放置しておくと、知らず知らずのうちに関節のずれが大きくなり、口が大きく開けづらくなり、顎が疲れやすくなります。
顔の歪みが進むと、骨格の歪みや頚椎の歪み、骨盤の歪みなどが引き起こされ、全身症状として慢性的な肩こりや腰痛が現れることがあります。そのような変化が続くと、精神的なストレスも強く感じることがあります。過剰なストレスは、胃経に症状を引き起こし、張痛や過度な場合には過敏性腸症候群などに繋がることがあります。
顎関節症の問題は、顔や骨格の歪みとも関係があり、まずは骨格の歪みを整えることが根本的な施術となりますので、放置しておくと全身に症状が現れることがあります。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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鍼施術とドライヘッド矯正についてご紹介いたします。
鍼施術では、咀嚼筋である側頭筋や咬筋にアプローチすることができ、抗炎症作用があるため、顎関節部の疼痛の軽減が期待できます。ドライヘッド矯正は、咀嚼筋である咬筋や側頭筋を緩めることができ、関節へのアプローチを通じて噛み合わせを良くする効果も期待できます。そのため、ドライヘッド矯正が適切だと判断しました。
また、鍼施術では、原因となる筋肉に直接アプローチをかけることができ、頸部にも鍼を打つことで滞っている血液の流れを促進し、さらに顎関節症に対してのアプローチが可能となります。
ドライヘッド矯正は、精神的なストレスが原因となる自律神経の乱れを整えることで、副交感神経を優位にさせる効果があり、咀嚼筋の筋緊張の緩和が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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顎関節症に対する施術として、ドライヘッド矯正では、噛み合わせに対する顎関節へのアプローチが可能です。また、浅い層である側頭筋や咬筋にアプローチすることで、開口障害や関節の可動域を改善し、円滑に咀嚼ができるようになります。
一方、鍼施術では、抗炎症作用や血流促進の効果が期待でき、疼痛の軽減や、動かしづらい深層筋肉や緊張している筋肉への刺激により、可動域を広げることができます。その結果、口を開けたり閉じたりする動作がスムーズになり、関節の音や開口障害、顎関節部の痛みが軽減されることが期待できます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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顎関節症は、炎症などが起きている急性期のものもあるため、週に2~3回、または最低でも週に1回のご来院をお勧めします。
鍼施術による関節の疼痛へのアプローチとしては、週に2~3回ほどのご来院が必要で、経過を追うことが重要だと考えます。
噛み合わせや開口障害、関節に対するアプローチは、ドライヘッド矯正で行うことができますが、全身矯正と同様に、毎日のご来院が理想的だと思います。