悩みタイトル

テニス肘の症状として5つ挙げると
肘の外側から前腕にかけての痛み テニス肘は主に肘の外側(親指側)に痛みが出てきます。運動時の痛みが多く初期では安静時の痛みは出ないことが多いです。
1物を持ち上げるときに痛む 特に肘を伸ばし、腕を前に挙げる動きで物を持つと痛みが出やすいです。
腕を捻ると痛む ドアノブを回す動きや雑巾絞りなどの動きをすると痛みが出ます。
手首をそらした時に痛む 手の甲側に手首を曲げると肘に痛みが出てきます。
腕のだるさ 安静時は痛みは少ないですが筋肉の硬さなどによってだるさや重い感じがします。
安静時の痛み 状態が悪化すると安静時にも痛みが出てしまうようになり動かすことで痛みが増します。

テニス肘に関する当院の考え

テニス肘はテニスのバックハンドの動きで痛めることが多いことからその名前が付きましたが正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。特に中年以降にスポーツを始めた方に多いですが最近ではパソコンやスマホ、デスクワークの増加によって特に運動をしていない方でも同じような痛みが出ることもあります。一般的には年齢とともに肘周りの腱の劣化やスポーツ時に負荷がかかることが原因となっています。痛みが起きるのは肘ですが原因となっている筋肉は手首や指を伸ばす働きを持つ筋肉のため、指の曲げ伸ばしや手首の動きによって痛みが誘発されます。前腕部分は普段から使うことが多い場所のためなかなか筋肉の硬さが取れづらく悪化してしまうこともあるので早めの治療をすることが大事になってきます。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

テニス肘はもともと安静時に痛みが出ることは少ないですが症状が進行すると安静時にも痛みが出るようになってしまいます。肘周りには指や手首から筋肉が伸びているので手首から受けた衝撃や負担が筋肉を通して肘に伝わり、それを繰り返すと炎症が起きてしまい痛みとして感じるようになってしまいます。初期は違和感や重だるさ、動かしづらさがメインですが悪化していくと痛みがだんだんと強くなっていき重症な方は物が持てないほどの痛みが出てきます。日頃から負担をかけないことが一番ですが普段の生活やお仕事をする以上腕は必ず使うのでひどくなる前にしっかりと治療をすることで悪化を防ぐことが大切になります。

テニス肘の改善方法

③にも書いてあるとおりテニス肘は炎症が起きている場合もあるのでズキズキとした痛みがあるうちはしっかりとアイシングなどを行ない炎症を抑えることが大切です。痛みが数か月続き症状が慢性化している場合は冷やすと逆効果なのでお風呂などで温めてあげると良いです。また、施術としては炎症を抑えるのと同時に筋肉の硬さをほぐすことで痛みを軽減する効果があります。負荷がかかり傷ついた筋肉はだんだんと固まっていき動かしづらさが出てきます。固まった筋肉は衝撃を吸収することが出来ずさらに負担がかかる原因にもなり悪循環を繰り返すことになりかねません。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

当院ではテニス肘の方には2つのメニューを行っていてそれは「手の極み」と「鍼治療」になります。「手の極み」はその名の通り手に特化した施術で、特に肘から手首にかけての症状に対して効果があります、内容としては前腕部分の筋肉の硬さや歪みを取り、更に手首から指周りの筋肉や関節に対してアプローチすることで腕全体の軽さを出していきます。腕だけをほぐすのではなくしっかりと指先まで施術をすることで指の動かしやすさや肘、手首の痛みを軽減することが出来ます。2つ目は「鍼治療」です。鍼は筋肉をほぐし炎症を抑える効果があるのでより痛みに特化した施術となっています。肘周りや腕は細長い筋肉が重なっているため指圧だけでは刺激が届きづらいですが鍼は直接原因のある部分にアプローチできるため硬さが強い方、痛みの強い方に効果的となっています。

その施術をうけるとどう楽になるのか

まず「手の極み」についてですが手の極みは前腕部の筋肉をほぐし、手首の位置の調節や指のストレッチを行います。そのため痛みの軽減だけでなく腕の動かしやすさがでるのが特徴です。テニス肘の症状で多いのが運動時の痛みですが安静時にもだるさやおもさも感じる方も多くそういった方にはすっきりと軽くなる感覚が味わって頂けると思います。2つ目の「鍼」ですが鍼はより痛みに特化した施術となっています。筋肉をほぐすと同時に炎症を抑える効果があるため、ズキズキとした痛みを感じている方や筋肉の硬さが強い方にオススメしています。

軽減するための施術頻度は

施術の頻度に関してですが初期は症状が強くお身体の状態としても一番悪い状態となっています。そのため最初はできるだけ施術の間隔を空けずに行うことでより早く症状の改善をしていくことが必要です。当院がおすすめしている頻度としては週に2~3回です。初期は状態も悪いですが一番身体が変わりやすい期間でもあるのでこの期間の間にどれだけ施術を出来るかでその後の身体の変化が変わっていきます。当院にご来院されている方でも施術の間隔が短い方の方が症状の変化が早く出てきているため最低でも週に1回ほどの施術が必要となってきます。