悩みタイトル

首の痛み
片側または両側に痛みが出る場合があり、その原因は筋肉、神経、血管などさまざまです。この痛みが首から他の部位にも影響を及ぼすことがあります。

首コリ
痛みではなく、むしろ重くだるい感覚があり、すっきりしない感じがあります。

不眠
痛みやコリの感じによって、寝ている姿勢でも症状が出てしまい、その結果として寝つきが悪くなり、熟眠感がなくなる場合があります。

寝違え
寝起きに首の片側が痛く、ひどい場合は首を回せなくなり、動かすことが辛くなることがあります。

頭痛
首の痛みがある場合、頭痛を併発することがよくあります。
首の痛みが悪化したりこりがひどくなると、それが頭痛に繋がることがあります。

首の痛み・首コリに対する当院の考え

首の痛みやコリは当院でも多くの方が悩まれている症状で、他の症状に比べても割合が高まっています。

近年、スマホやパソコンの使用が増えたことで、首が前に倒れた状態で長時間過ごすことが増え、その影響で年々患者様が増えているのも事実です。頭の重さは体重の約10%に相当し、5〜7kgもあります。この重さを首が支えているため、姿勢の影響を受けやすいのです。

普段の生活で前屈みになることが多く、この姿勢が負担を溜めやすい部分でもあります。そのため、症状が強くない方も今のうちに予防ケアやメンテナンスを行うことをおすすめしています。

首の痛み・首コリ はなぜ起こるのか?

原因の多くは筋肉の硬さにあります。
筋肉には多くの血管や神経が通っていますが、日頃の負担や猫背、ストレートネックなどの悪い姿勢、休養不足などによって徐々に筋肉が固まります。これにより血管や神経が圧迫され老廃物や代謝物が溜まり、体を刺激して痛みやコリとして感じるようになります。

また、体が痛みを感じると無意識に力を入れた状態になり、筋肉の硬さが悪化し、より強い痛みが生じる悪循環が起きます。
筋肉の硬さだけでなく、ヘルニアや狭窄症などの疾患によっても痛みが引き起こる場合があります。

首の痛み・首コリ を放っておくとどうなるのか?

首だけでなく、体の痛みは放置すれば悪化していきます。放置する時間が長くなればなるほど、症状を軽減するのに必要な時間も長くなってしまいます。

首は頭を支える部分であるため、立っている時も座っている時も負担がかかり、仕事や趣味の時間が長くなるほど悪化しやすくなります。首周りには重要な血管や神経が多く通っているため、悪化すると他の部分にも症状が出ることがよくあります。頭痛や眩暈などの頭まわりの症状だけでなく、腕の痛みや指先の痺れなどが日常生活に支障をきたすことがあり、改善しにくいのが特徴となっています。

首の痛み・首コリ に効果的な当院の施術メニューは?

当院では首周りにお悩みのある方に対して主に「頭蓋骨矯正」と「鍼」を行っています。

【頭蓋骨矯正】
頭蓋骨矯正は首周りだけでなく、頭や顔周りの筋肉や関節にアプローチしていきます。
原因の一つに筋肉があると説明しましたが、筋肉は基本的に骨に付着するため、骨格の歪みによる影響を強く受けます。また、首周りには自律神経が多く存在し、この部分に対しても効果が出やすい施術となっています。

【鍼】
鍼は筋肉に対しての効果が指圧や他の施術に比べて強く、表層だけでなく深層にある筋肉にもアプローチが可能になっているため、痛みが強い方や硬さが強い人におすすめしています。

その施術を受けるとどう楽になるのか?

「頭蓋骨矯正」では骨格と筋肉の両方にアプローチするため、首から上全体の症状の軽減が期待できます。特に頭痛や眼精疲労などがある方に対して多く行っています。頚椎の歪みを矯正するため自律神経の調整が可能で、不眠などの症状に対しても効果を感じていただいています。

「鍼」は特に痛みに対してのアプローチが得意な施術になっています。筋肉をほぐすだけでなく血管を拡張させる作用があるため、体が冷えると痛みが強くなる方や痛みが深い部分にある方におすすめしています。

首の痛み・首コリ を軽減するために必要な施術頻度は?

施術の頻度に関してですが、初期は症状が強く、お身体の状態としても一番悪い状態となっています。そのため最初はできるだけ施術の間隔を空けずに行うことで、より早く症状の軽減をしていくことが必要です。

当院がおすすめしている頻度としては週に2~3回です。初期は状態も悪いですが、一番身体が変わりやすい期間でもあるので、この期間の間にどれだけ施術をできるかでその後の身体の変化が変わっていきます。

当院にご来院されている方でも施術の間隔が短い方の方が症状の変化が早く出てきているため、最低でも週に1回ほどの施術が必要となってきます。