ばね指


ばね指とは?
指に引っ掛かりを感じるようになると、屈伸運動に支障が出ることがあります。
ばね指の根本原因は?
ばね指は40代から60代の中年女性に起こりやすい症状です。
関節部分にある腱と、それを包む部分(腱鞘)に炎症が生じることにより発症します。
通常、親指に起こりやすい症状で、痛みが生じるだけでなく、伸ばしたり曲げたりする動作の際に引っ掛かりを感じ、弾くような動きが起こることがあります(弾発運動)。
早期に対処しないと、指を伸ばすことができなくなる場合もあり、他の指で無理に動かさなければならなくなることもあります。
1〜2歳のお子様にも発症することがありますが、この場合は腱鞘の狭窄または肥厚が関与しているとされていますが、詳細は明確にはなっていません。
こんなお悩みはありませんか?
関節の変形。 ばね指の関節はいきなり動かなくなるもではなく徐々に進行します。指に変形が起きることで日常的な動作で痛みや違和感を感じることがあります。
指関節の腫れ。 ばね指の状態を放置したままでいると指の関節部分に腫れや炎症が生じることがあります。
ばね指では、特に指の関節部分が曲がりにくくなることがあります。
指の関節の動かしづらさ ばね指の状態が進行すると、指の動きが制限されることがあります。
指の動きに異常がある。 指の屈伸運動に対して引っ掛かりを覚えるようになる。
ばね指に対する当院の考え
ばね指は軽度の場合、安静を保ち1ヶ月ほど安静にしておくと、炎症が軽減することが期待できます。
筋肉から派生した腱部分と、筋肉が収縮と弛緩を繰り返す際に、腱を包む腱鞘に炎症が生じることで、異常が起きる症状です。
炎症が生じた場合、通常は安静にして保存療法を行うことが推奨されますが、必要に応じて医師にご相談いただき、注射や手術が必要となる場合があります。
当院では、指圧やストレッチを行い、筋肉に柔軟性を与え、関節の可動域を広げる施術を行います。
指の関節は日常的に使用する部分ですので、違和感を感じた場合は早めにご来院いただくことをおすすめします。
ばね指はなぜ起こるのか?
ばね指が起こる原因は一つではありません。
・日常生活や仕事で手を多く使う場合、特に同じ動作を繰り返すことが多い場合、手指の関節に負担がかかります。例えば、キーボードやマウスを使用したり、細かい作業を行ったりすることが該当します。
長時間同じ姿勢で手を使うことがばね指を引き起こす原因となることがあります。例えば、デスクワークをする際に不適切な姿勢を取ることがこれに該当します。
・運動不足でもばね指が見られることがあります。筋肉の衰えや関節の柔軟性の低下を招くことがあります。手指の関節も同様で、運動不足が続くとばね指のリスクが高まります。
ばね指を放っておくとどうなるのか?
ばね指の症状は、炎症やそれによる擦れが原因で痛みが生じ、屈伸運動に障害が現れることが最も多いです。症状が軽いうちに手指の関節運動を制限し、安静を保つことで徐々に軽減が期待できますが、日常生活で頻繁に使用する手指を安静に保つことは難しい場合もあります。
重度の痛みや運動障害は、初期段階ではあまり見られないことが多いため、無意識に動かしてしまう方も多いです。
症状が進行した場合、最悪の場合、病院での手術などが必要となることもあります。そのような観血療法には当院では対応できません。
この症状に限らず、違和感や痛みを感じた場合は、早期に対処することをおすすめします。
ばね指に効果的な当院の施術メニューは?
ばね指の症状は、炎症やそれによる擦れが原因で痛みが生じ、屈伸運動に障害が現れることが最も多いです。症状が軽いうちに手指の関節運動を制限し、安静を保つことで徐々に軽減が期待できますが、日常生活で頻繁に使用する手指を安静に保つことは難しい場合もあります。
重度の痛みや運動障害は、初期段階ではあまり見られないことが多いため、無意識に動かしてしまう方も多いです。
症状が進行した場合、最悪の場合、病院での手術などが必要となることもあります。そのような観血療法には当院では対応できません。
この症状に限らず、違和感や痛みを感じた場合は、早期に対処することをおすすめします。
その施術を受けるとどう楽になるの?
ばね指には軽度や重度があり、効果には個人差があります。
指圧やストレッチは筋肉の緊張をほぐすとともに血液循環を改善し、炎症を軽減させます。さらに、ストレッチは関節と筋肉の可動域を広げて違和感の軽減が期待できます。
電気療法は筋肉の緊張を緩和すると同時に神経の働きを鈍化させ、歪みを感じにくくすることができます。
鍼は表層の筋肉が硬い場合でも、深層の筋肉に対して効果的に刺激を与えることができます。
テーピングなどの固定具は、可動域を超えた際の痛みや不快感をそもそも引き起こさないようにすることができます。
ばね指を軽減するために必要な施術頻度は?
基本的にばね指は軽度の症状で初期症状の場合、3~4週間の安静と固定を行うことで保存療法による対応となります。
前述した療法での施術の場合、1週間に2~3回程度の通院が望ましいです。
筋肉は長期間続いた状態を記憶しますので、少しでも良い状態を身体に覚えこませていくことが大切です。
痛みが出る→施術を受けて楽になる→痛みが出るという繰り返しでは効果が得にくいため、楽な状態が続いているうちに続けて通院をお勧めします。