冷え性
皆さん、最近のお身体の調子はいかがでしょうか?
日に日に月日が経ち、残り少ない今年の時間が減るにつれて、1日事の日が出ている時間が短くなったり、寒さが増し骨身が染みる感じが増えて辛くはないでしょうか?
この時期になると、寒さにやられて「肩こり」などの筋肉が硬くなってしまう症状だったり、寒さによって血管が縮こまってしうことで起きてしまう「頭痛」や「冷え症」があります。また他には、寒暖差によって起きてしまう「冬バテ」や、より寒暖差が強くなり血管が損傷し死に至る「ヒートショック」があります。
冷え性に対する当院の考え
冷え症は、色々とありその中で大まかに約5種類程あります。
①全身が冷えを感じる、全身型冷え症。
②手足の先が冷えを感じる、四肢末端型冷え症。
③上半身が暑く下半身が冷えを感じる、上熱下寒型冷え症。
④ストレスなど疲労で寒さを感じてしまう、体感異常型冷え症。
⑤各部位よって症状が異なり冷えが感じてしまう症候型冷え症。
などの上記のものが、存在しています。
一般的には、筋肉の硬さや、血管が細くなってしまったり血流自体が悪くなってしまう内因的なものが原因で、冷え性は起きてしまいます。けれども、最近ではストレスなどの神経的な原因もあり、様々理由でなってしまう症状になります。
冷え性を放っておくとどうなるの?
冷え症を、たかが体を冷やすだけの症状だと思い放っておいてしまうと色々な症状を引き起こしてしまい、不調を悪化させてしまったりしてしまい、「冷えは万病の元」と言われるぐらいよくないことです。人体の中には酵素が存在していて、食物を消化吸収し、細胞の基礎代謝や免疫力を上げ、呼吸をしたり筋肉を動かしたりと、すべての生命活動に関与しその恩恵を与えています。けれど、その酵素の効果を発揮させる為には温度が38~40度でないと駄目です。そして、酵素が力を発揮しないと代謝が悪くなってしまい、体内の老廃物も溜まりやすくなってしまい、その結果たるみや下半身太りや血管や内臓疾患や筋肉的疾患も発現してしまいます。
冷え性の改善方法
冷え性には、いくつか種類がありますが、その中で共通した冷え性に対する当院の考えでは、いくつかあげさていただきます。
①筋肉のコリなどの改善
まず、冷え性は各筋肉や臓器に必要とする栄養やエネルギーなどが、しっかり届けられていない状態の事です。筋肉が凝ってしまったり、硬くなると、筋肉が血管や神経を圧迫してしまいす。血管の場合は、血流が低下してしまったりして各筋肉やなどにエネルギーが届かなくなります。神経はですと、交感神経が高まってしまい血管が収縮して血流が低下してしまいます。
その為に指圧や筋膜ストレッチで筋肉を弛緩させる必要があります。
冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
いくつか存在している冷え症に対して、当院では改善できるメニューがいくつか存在しております。冷え症の原因が筋肉の硬さなどの由来からのものに対しては、筋膜ストレッチや猫背矯正がオススメしています。
筋膜ストレッチでは、血管や神経を圧迫してしまい、血流が届きにくく悪くなりがちな下半身の凝り硬まってしまった筋肉を中心に伸ばしてほぐします。また、猫背矯正では丸まった背筋が内臓を圧迫してしまったり、内巻きになって力んでストレッチを受けている胸の筋肉や首肩の筋肉が常時強制的に伸ばされていて悪影響を受けている筋肉や骨格などを改善させます。
そして、もう一方の神経型の冷え症に対しては乱れた神経を整える鍼治療を強く推奨しております。
その施術を受けるとどう楽になるのか
筋膜ストレッチの場合ですと、凝り硬くなった太もも周りの筋肉を中心とした下半身の筋肉をほぐします。その結果、血液循環量が増加して血中の熱やエネルギーが各筋肉や臓器に供給できます。また、ふくらはぎは第2の心臓と言われているので、足先の冷え症の対策をするには大事な部分です。
猫背矯正に関しては、丸まってしまった背筋や肩元を改善させる事で、圧迫されていた内臓や頭痛や指先の血液循環が改善されます。
そして鍼の効果は、凝りついたり張り付いた筋肉の改善の他に乱れた神経からくる冷え症も改善されます。
これらの治療を受ける事によって、各筋肉や臓器の冷える感じや、機能改善などと楽な道へとシフトしていきます。
改善するために必要な施術頻度は?
改善するのに必要な頻度は、1番良いのは毎日と言いたいところですが、その人の都合もありますので、最低1週間に2~3日に通って貰えるのが良いです。そして、根本的にしっかりと成果を出すには最低3ヶ月が必要です。体が悪い細胞から良い細胞へと作り替えて、しっかり定着する為に3ヶ月といわれています。また、この3ヶ月は定着するステップに最初の段階です。それゆえ、完治まで1年と掛かりますので、長い目で頑張ってもらいたいです。
冷え性関連でよくある質問
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Q.なりやすい季節はありますか
A.1番多いと言われている季節はやはり冬です。
気温自体が下がり外気に触れやすい四肢末端や首元が冷たい空気に晒されることにより、冷えを感じる方はどの季節よりも多いです。
ですが冷え性は筋肉や体質などの問題もあり、寒いからと言って一概に全員が冷え性だとはいえません。
しかし意外にも多いのは夏だと思います。
夏は衣服が薄くなると同時に室内では冷房が稼働しますので冷えを感じる方が多いですね。
デスクワークの方は移動なども行わないですし、クールビズという厚着を避けることの出来る制度によっても輪をかけて体が冷えるのが早くなりますね。 -
Q.冷え性の原因はどのようなものがありますか
A.最も多い足先の冷えについて説明します。
1つ目は筋肉量の減少、筋肉はそのものが収縮と弛緩を繰り返すことによりポンプのように血液を循環させます。
特に大事なのはふくらはぎの筋肉です。下半身へ流れた血液がふくらはぎの筋肉により上半身へ戻るのですが、筋肉量の減少で上手く送り返すことができなくなります。そうなると体の循環血液も減少しますし、戻れない血液から水分が滲み出てむくみにもなります。血液は栄養や酸素以外にも熱を運んでいるので末端が冷えてくるということになります。
女性は元々筋肉量が少ない為これが顕著に出やすいです。 -
Q.冷え性を良くするためにはどうしたら良いですか?
A.体内の基礎代謝を上げることが近道だと思います。
基礎代謝は自分で行う熱の産生に深く関わっております。
熱を産生することができればそれだけ冷えからは遠ざかることができます。
運動をして筋肉を付けることが長期的に見ても良い方法かと思います。
その他には湯船に浸かるなどもあります。
汗ばむ程度の湯船に入ることがおすすめです。
湯に浸かりっぱなしですと体内に熱が入りすぎてしまいのぼせてしまいます。
常温の水をこまめに飲みつつ入浴し、縁に腰掛けて休憩してまた入る。
これを繰り返すことで負担を少なく身体を温める事が可能です。 -
Q.なぜ女性の方が冷え性になりやすいのですか?
A.女性の方が冷え性になりやすい理由の大きな要因は筋肉量の少なさだと思います。
女性は筋肉の量が元々男性よりも少ないので、全身の筋肉による血液循環が悪くなりがちです。
血液は体内で産生した熱も運んでいますので循環が悪くなるということは体温も低くなるという事なのです。
ホルモンの影響により脂肪もつきやすいと言われていますので冬などは尚更体温への影響が出やすいと思われます。
ですがこれは日常でできるトレーニングや入浴などの所謂温活でも徐々に改善している方も多いので是非お試しいただきたいです。 -
Q.寝る時に足が冷えるとのですが靴下を履いたまま寝ない方が良いと言われました。何故でしょうか?
A.人間は皮膚呼吸をします。その皮膚呼吸をする際に汗をかきます。
外出時や行動時なら問題はありませんが、布団の中などで履いたままですと蒸発せず蒸れたままになってしまい不快感を催します。
更に足に住んでいる雑菌は湿度がある、ある程度の高温を持っている場所がとても好きで繁殖活動が活発化します。
それにより匂いの原因になったりしまあす。
足の裏だけでも健常人は1日に約200ccの水を汗として出すと言われています、これはコップ一杯分の水に相当します。
全てが睡眠時に排出される訳ではありませんが、それでも不快感を感じ、臭いの原因になり、睡眠が浅くなります。
しかし足を温めることで冷えが治まるというのも事実ですので、眠気が来るまでは履き、寝る直前に脱ぐというのも効果的かと思います。 -
Q.何故末端が冷えるのですか?
A.心臓から出た血液は血管を通り末端に移動します。
血液には酸素、栄養、熱などは含まれており全身への補給が行われます。
筋肉はそれそのものが血液を押し出すポンプのような役割をとります。
しかし「筋肉が硬くなる、筋肉量が減る、身体を冷やす」などでその働きが低下してしまうことにより血液循環も低下してしまいます。
心臓から出た勢いを補助する形で筋肉は働きますので当然末端に近づく程に勢いは弱くなるため熱や栄養が届かず冷えやすくなります。
心臓へ戻る血液量も全体的に減少してしまいますので更に筋肉が硬くなる、疲れやすくなると言った症状が出やすくなります。