悩みタイトル

膝が痛い

腫れがひかない
不安感がある
軽く触れる程度でも痛みがある
熱感がある
青く皮下出血がある
体重をかけると痛みがある

これらは捻挫の代表的な症状です。

足関節捻挫は老若男女誰にでも起きる症状です。起きてしまう部位も足、腰、腕、首と全身にあり、大雑把に言ってしまえば関節があるとこでしたら起きる可能性があります。

足関節捻挫はその名の通り足に起きた捻挫で、誰しもが一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。運動の時のみならず普段の歩行時にもなる可能性がある症状なので、私たちにとても身近な症状の一つですね。

身近なだけあり何度も起こしてしまう可能性のある足関節捻挫ですが、実はとても怖い症状なのです。

足関節捻挫に対する当院の考え

膝が痛い

捻挫は多くの人が筋肉が傷んでしまうと誤解していますが、実は靭帯の症状なんです。

私たちの身体には実に300以上の骨がありますが、骨と骨の連結を関節と呼び、それを固定するものが靭帯です。足の捻挫はこの靭帯がふらついた際に踏ん張る、急激な体重移動により負荷がかかることにより発生します。関節が外れないように抑えているバンドを無理に伸ばしてしまうイメージですね。

靭帯は筋肉と比べるととても強靭ですが、それでも負傷はします。決定的に違うのは筋肉と比べると治癒が極めて遅いということです。筋肉は血液による治癒が促進されますが、靭帯はそれに比べるとごく少量で栄養の補給による治癒が起こりにくいからです。

足関節捻挫を放っておくとどうなるのか

膝の痛み

足関節捻挫は痛みを感じることも少なく、少し時間が経つと歩行も可能になります。そのため、放置されることが多く、そのような方がほとんどです。

捻挫した時、靭帯は許容範囲を超えて伸びてしまいます。それが軽度の状態であり、関節に負担をかけず過ごせるのであれば2~3週間程で軽い運動を再開しても大丈夫なくらいには回復します。ですが、痛みが少ないからと言って激しい運動などを行うともちろん悪化しますし、伸びた靭帯はとても戻りにくくなり、関節自体が緩くなります。
ひどいものになると広範囲に内出血や腫れが起き、靭帯が千切れてしまうこともあります。

足関節捻挫の改善方法

膝の痛み

足関節捻挫は、受傷した直後から炎症が起き、熱感が出ます。この炎症が厄介で、その熱により細胞が破壊され、痛みの原因となる物質が放出されることで痛みが長引いたり、治癒が遅れたりします。

人の身体は血液に栄養が含まれ、それが全身を循環することで必要な箇所に振り分けられます。傷を治すのにもそれは必要ですが、炎症を起こしているときは逆に痛みの物質を拡げてしまうことになります。ですので、痛みが強い場合や炎症がある場合は「冷やすこと、安静にすること」が大切ですね。それらが収まった場合は温めてあげると良いでしょう。

足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?

明るい挨拶

足関節捻挫に対しておすすめの施術メニューは「電気療法」「鍼」「筋膜ストレッチ」「骨格矯正」です。急性期の痛みが強い時期には、「電気療法」と「鍼」が特におすすめです。

「電気療法」は刺激により直接指圧せずに刺激を与えることができ、悪化を防ぐことができます。神経に対しても作用するため、痛みの軽減に効果が期待できます。
「鍼」は異物が入った際に血液を集めて押し出そうとする身体の働きを利用して、患部に血液が集まりすぎないようにコントロールします。これにより炎症の予防に役立ちます。

一方で、「ストレッチ」と「矯正」は炎症や痛みが治まった後に行う施術です。安静にし動かさずにいた筋肉は硬まって血流が悪くなります。そのため、柔軟性を出し早期の回復を促進する「筋膜ストレッチ」と、骨格を整えることで体の歪みをとる「骨格矯正」は予防にも役立ちますのでおすすめです。

その施術を受けるとどう楽になるのか

明るい挨拶

施術の効果についてですが、「EMS」は電気刺激により筋肉を動かすと同時に痛みを軽減します。これにより拘縮を防ぎつつ、通常だと痛みを感じる関節運動を軽減した状態で行うことができます。
「鍼」も筋肉の緊張に対して即効性が高く、血流改善効果もあるためおすすめです。

「筋膜ストレッチ」と「骨格矯正」はともに予防効果を期待できます。
足関節捻挫の多くは周囲の筋肉に負荷がかかっているため、負担がかかると筋肉は柔軟性を失い、骨格は関節運動がスムーズに行えなくなります。そのため、これらの施術は予防策として非常におすすめです。

当院では患者様一人ひとりの状態に合わせた施術プランを提案しております。足関節の不調や痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

改善するための施術頻度はどのくらいか

明るい挨拶

来院のペースは、できるだけ毎日ご来院いただきたいです。

捻挫を起こして数日は炎症が起きているため、患部の様子を逐一確認し適切なケアを提供したいと思います。痛みがなくなった後も固まった筋肉に対するケアが必要ですので、7~10日ほどは継続的な施術が望ましいです。
また、捻挫により他の筋肉への負担も大きくなるため、その負担の改善や痛み・緊張の緩和のためにもしっかりと通院していただきたいと考えています。

捻挫は「すぐに痛みもなくなり治る」ではなく、繰り返し受傷することにより癖になってしまう恐ろしいものと考えていただきたいと思います。そのため、早めの施術や適切なケアが重要です。

当院では患者様一人ひとりに合わせた丁寧な施術を心がけております。お身体の不調や痛みにお悩みの方は、ぜひ一度当院にご来院ください。