顎関節症｜北小金南口駅前接骨院

当院における顎関節症に対する施術は、非観血療法のアプローチが中心です。

まず、ご来院いただいた患者様に症状や生活習慣を詳しくヒアリングし、顎関節の動きや筋肉の緊張がどの程度のものか確認します。その後、手技療法やストレッチを用いて、関節の可動域の改善に向けて筋肉の緊張を緩和していきます。

また、猫背の改善や噛み合わせのバランスを整えるためのアドバイスを行うことも多いです。さらに、患者様ご自身が自宅で行える簡単なエクササイズやストレッチ方法を指導し、症状の予防や軽減を図ります。

当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術プランを提供することで、症状の軽減を目指しています。

顎関節症になる要因は様々ですが、就寝時の歯ぎしりやメンタル（心因性）の影響もあります。実際、ストレスや緊張が大きな要因となり、それにより歯ぎしりや食いしばりが生じ、顎関節や周囲の筋肉に過度な負担がかかります。

次に、歯の位置が悪いことにより噛み合わせが悪くなることも原因となります。これにより、顎の動きが不自然になり、関節や筋肉に負担がかかります。

また、姿勢の悪さも顎関節症を引き起こす一因です。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が続くと、首や肩の筋肉が緊張し、それが顎に影響を及ぼします。

その他、外傷や関節炎などの関節障害も起こり得ます。これらの要因が複合的に影響し、顎関節症が発生します。

顎関節症を放置すると、様々な症状に直面することになります。代表的なものは開口障害です。関節に対して起きている症状ですので、それらが阻害されることにより正常な稼働ができなくなり、根本的な解決が必要になります。

関節にずれが生じた状態で生活を続けることにより、歯の噛み合わせが逆に悪化し、歯列に影響が出ることもあります。それが続くことで、歯自体が削れる、割れてしまうこともある可能性があります。

また、骨がある部分には筋肉が付着しているため、それらにも負担がかかり、炎症や筋肉の部分的な硬結、靭帯の弛緩と緊張などが起こる危険性があります。

当院では予防に効果が期待できるメニューがいくつかございます。

・頭蓋骨周りを含め顔の筋肉を緩めることができる「ドライヘッド矯正」
・顔に短い鍼を刺すことにより筋肉の緊張を緩める「鍼」
・全身の骨格からくる歪みを正す「全身の骨格矯正」

これらの施術がお勧めです。

顎関節症は関節の噛み合わせに歪みがある場合、筋肉に緊張が起こりやすく負担が増大します。緊張した筋肉は柔軟性を失い動きが悪くなり、その下の皮膚、血管、神経などを圧迫することもあります。そのような状態になると、尚更戻しづらくなってしまうため、早めの対処が必要です。

筋肉に対しての施術が主なものとなります。前述したものの中で、全身の骨格矯正以外は筋肉に対しての施術となります。

ドライヘッド矯正では、頭部周りの筋肉を重点的に解していくことで血液循環と筋肉の緊張にアプローチするとともに、リラックスさせます。

鍼は、深部の筋肉に対して直接的にアプローチしていきます。髪の毛より細いため、患部にストンと届きます。

骨格矯正は、骨格の歪みを取り除くことにより負担がかかっている筋肉を緩め、楽な状態に戻します。

理想は週に3〜4回来院いただきたいですが、仕事や学業などのご予定でそれは難しいと思います。

身体は筋肉や関節問わず、長く続いている状態を記憶しています。辛くなっている場合、その状態が長く続いたことにより、身体がそれを覚えてしまい、良い状態に戻りにくくなっているのです。ですので、間隔を空けずに来院いただきたく思います。施術を受け、少しでもその状態をキープしていただき、定期的に来院していただくことが大切です。間隔を空けてしまうと元に戻ってしまいますので、継続的に来院いただくことが重要です。

できれば週に3〜4回、最低でも2回は来院いただきたいと思います。当院のスタッフと一緒に頑張って、少しでも軽減を目指していきましょう。