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こんなお悩みはありませんか?

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肩の引っかかり感や違和感・スムーズに動かせず音が鳴る
可動域の制限・肩が上がりにくくなりある程度で動きが止まってしまう
肘の屈伸運動の制限・完全に伸ばせず曲げることで痛みが出るようになる
肘の腫れや違和感・炎症や熱感を感じる
投球後に肩や肘に痛みを感じるようになってしまう

これらは代表的な野球肘、野球肩の症例です。もし少しでも違和感や痛みのほかこれらの症状に心当たりがある場合は受診をおすすめします。

野球肩・野球肘について知っておくべきこと

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知っておいていただきたいことですが、野球肘・野球肩は投球動作の繰り返しによって肘や肩に負担がかかり、靭帯や軟骨、骨に損傷が生じる障害です。野球肘は肘の痛みや可動域の制限が特徴で、成長期の選手は剥離骨折のリスクもあります。野球肩は肩の痛みや引っかかり感が主な症状で、腱や肩関節にある関節唇の損傷を伴うことがあります。どちらも放置すると悪化し、手術が必要になることもあります。予防には適切な投球管理、柔軟性・筋力強化、フォームの見直しが重要です。痛みや違和感を感じたら無理せず練習をやめ、早めに医療機関に受診・相談をされることをおすすめします。

症状の現れ方は?

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1. 初期症状 違和感や軽い痛み
投球後に肘や肩に違和感や軽い痛みを感じますが、休めば回復する程度です。

2. 中期症状 痛みの増加に加え可動域の制限
投球中や日常生活でも痛みを感じるようになり、肘や肩の動きが悪くなります。炎症が進み、関節に引っかかり感が出ることもあります。

3. 重症状 持続的な痛みと構造の損傷
軟骨や靭帯、骨に損傷が生じ、痛みが慢性化します。肘の剥離骨折や肩の腱損傷などが起こり、手術が必要になることもあります。

早期発見・対策が重要で、痛みを感じたら無理せず施術やリハビリを行うことが大切です。

その他の原因は?

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野球肘や野球肩は、投球動作の繰り返しによる負担が主な原因ですが、その他にも以下のような要因が関係します。

1. 筋力不足・柔軟性の欠如
肩や肘周りの筋力が不足していたり、関節の柔軟性が低いと、負担が分散されずケガにつながりやすいです。
2. 不適切なフォーム  
肘が下がる、無理な力で投げるなどのフォームの乱れが、関節への負担を増やします。
3. グラウンドコンディションや気温  
寒い環境で十分なウォーミングアップをしないと、筋肉が硬くなりケガのリスクが高まります。  
4. 骨格のバランスの不良  
骨格は筋肉に密接な関係があります。骨の歪みがあることで全身の筋肉に歪みが現れてしまい、緊張や柔軟性の欠如がみられるようになります。
適切なケアと予防が大切です。

野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

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1. 慢性化と痛みの悪化
初期の軽い痛みを放置すると、炎症が進行し、投球時だけでなく日常生活でも痛みを感じるようになります。
2. 関節の可動域制限
肘や肩の動きが悪くなり、腕が伸びない・上がらないなどの症状が出ます。投球フォームにも悪影響を及ぼします。
3. 靭帯・軟骨・骨の損傷
肘の剥離骨折、肩の腱損傷や関節唇損傷などが進行し、手術が必要になることもあります。
4. 選手生命への影響
痛みで全力投球ができなくなり、最悪の場合、競技を続けられなくなる恐れがあります。
早期発見・施術が重要で、違和感を感じたら無理をせず適切な対応をとることが大切です。

当院の施術方法について

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1. カウンセリング・検査 
痛みの部位や原因を特定するために、動作確認や触診を行います。普段の生活からの原因もないかをヒアリングしていきます。

2. 電気療法・ストレッチ 
自費施術にはなりますが、低周波施術で炎症を抑え、ストレッチを施し血流を促進して回復を促します。

3. 手技療法
 
硬くなった筋肉を指圧でほぐし、肩や肘の可動域の向上を目指します。関節の調整も行うことがあります。

4. テーピング・サポーターの使用
 
関節の負担を軽減し、痛みを和らげるためにテーピングやサポーターを販売、装着します。

5. クロージング
 
患者様のお身体に合わせた施術プランを作成し、どのように軽減していくかをご説明します。

軽減していく上でのポイント

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野球肩・野球肘を軽減するためのポイントをまとめます。

1. 適切な休養を取る
痛みがあるときは無理に動かさず、炎症が落ち着くまで十分に休むことが重要です。

2. ストレッチ・可動域の向上
肩や肘周りの柔軟性を高めることで負担を軽減し、スムーズな動きにすることが大切です。

3. 筋力強化
肩・肘だけでなく、体幹や下半身の筋力を鍛え、投球時の負担を分散させます。

4. 正しいフォームの習得
肘や肩に無理な負担がかからないよう、専門家の指導を受けてフォームを見直すことが大切です。

5. 投球制限の管理
投球数や連投を制限し、オーバーユースを防ぐことが再発予防につながります。

早期に適切な対策を行い、段階的に復帰することが大切です。