帯状疱疹後
背中が痛い
顔から肩が痛い
両腰が痛い
痛みがある部分に小さな発疹の様なプツプツがある
熱さを感じる様な急激な痛みが出てきた
この様な症状が出た場合、帯状疱疹の恐れがあります。
帯状疱疹は、水疱瘡のウイルスが神経に移ったために起きる激しい痛みに繋がる症状で、放置してしまうと辛さがどんどん増してしまうので、早めの対処が肝心です。
強い痛みが出てしまった場合は、帯状疱疹が定着してしまっている可能性があります。
帯状疱疹後に対する当院の考え
帯状疱疹は、前述の通り神経にウイルスが感染し、極めて強い痛みを引き起こします。
この痛みは、痛みに強い人でも大声で叫びたくなるほどのもので、経験者によれば、燃えているかのような熱さを感じると言われています。
このような激しい痛みがあるため、日常生活や仕事に多大な影響を及ぼすことがあります。
特に、子供の頃に水疱瘡にかかった場合、帯状疱疹のリスクが高まります。
なぜなら、水疱瘡のウイルスが帯状疱疹の原因であり、体内に残留したウイルスが大人になって発症することがあるからです。
ただし、ウイルスを保有している人は多いものの、実際に発症する人としない人との間には免疫力の違いが影響しているとされています。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
帯状疱疹を放置した場合、最初にちくちくとした痛みやピリピリとした感覚が表れます。
初期の段階では、これらの症状は日焼けや、かぶれと似た程度であることがあり、そのために適切な対処が遅れがちです。
その後、帯状疱疹としての症状が進行し、患部には帯状に赤い皮膚症状が出現します。
同時に、発疹も現れ、水膨れのような症状が出始めます。
これらの症状の原因は水疱瘡ウイルスによるものです。
水膨れは、一般的には一週間程度で消失することが多いですが、体調や年齢によっては一か月近く続くこともあり、残りやすい痕跡を残すこともあると言われています。
帯状疱疹後の軽減方法
帯状疱疹後に重要なのは免疫機能を向上させることです。
帯状疱疹は、体の免疫機能が低下したり、不規則な生活、寝不足、ストレスなどが原因で発症することが多い疾患です。
選択肢として、神経ブロック注射を複数回受けることで症状を軽減させる方法や、帯状疱疹に対してのワクチンを投与することなどが考えられます。
神経ブロック注射は、複数回の注射を行うことで痛みを感じるサイクルを緩和し、神経の活発化や筋肉の緊張を減少させる効果が期待されます。
一方、帯状疱疹ワクチンは、2回の注射で効果が9年間持続できるケースが報告されているそうです。
これらの施術は整骨院ではなく、病院で行う施術になります。帯状疱疹の適切なケアと免疫機能のサポートを受けることが、回復や再発予防に繋がります。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院では残念ながら帯状疱疹そのものを直接的に軽減するメニューはございません。神経ブロック注射やワクチン接種などは医療機関での対応が必要です。
しかし、帯状疱疹の症状緩和や免疫機能の向上をサポートするために、ストレスの軽減や筋肉の緊張の軽減など、免疫機能を高める要因に焦点を当てたお手伝いは可能です。
身体がリラックスした状態にあると、免疫力を向上させようとする働きが活性化するため、鍼による施術やドライヘッド矯正、全身の矯正などがおすすめです。
その施術を受けるとどう楽になるのか
鍼施術は緊張の強い筋肉に直接アプローチできる方法です。
極端に緊張した筋肉には指圧などの他の手法では効果が薄い場合もあり、ほぐすのが難しいことがありまが、鍼は短時間で患部に直接のアプローチが可能ですので、即効性が高い特徴があります。
頭蓋骨矯正は、これらの緊張した筋肉をほぐし、頭部にかかる圧迫感を軽減します。
同時に、首や肩周りの筋肉もほぐすことで、肩から上の軽さを取り戻すのに効果を期待できます。
骨格矯正は、ズレた骨を元の位置に戻す施術です。
これにより、ズレた骨に引っ張られた筋肉を元の位置に戻し、負担のかかっていた筋肉を中立的な状態に戻すことができます。
軽減するために必要な施術頻度は?
理想的なご来院頻度は週に3〜4回程度をおすすめしています。
人の身体は長い間の状態を覚え、それを普段の状態と受け入れてしまいます。つまり、筋肉の減少、血流の低下、柔軟性の不足など、良くない状態を身体が覚えてしまうことがあります。
身体はその状態を維持しようとするため、一度の施術やマッサージだけでは、その状態を変えにくいのです。
定期的なご来院を通じて、身体に良い状態を少しずつ慣らしていくことが大切です。
継続的な施術により、身体の調子を良くし、ストレスの軽減や筋肉のリラックス、血流の促進をサポートします。
もちろん、お仕事や日常生活の都合が難しい場合でも、最低でも週に2回のご来院をおすすめしています。
個々の状態や目標に合わせて、最適な施術スケジュールを提案させていただきます。