股関節痛
-
動き始めや歩き始めに股関節が痛い
股関節に炎症が起きている可能性があります。「動かなければ痛みがないし大丈夫」は間違いです。放っておくと重大な病気や怪我につながることもあります。
パンツやスカートの丈が左右で合わない
骨盤の歪みやお尻の筋肉に左右差があることが考えられます。バランスの不良が関節に大きな負担をかけて痛みを引き起こしている可能性があります。
あぐらがかけない
股関節に痛みを感じる方、股関節が硬くて動きが悪い方の中で最も多い疾患が「変形性股関節症」です。長年股関節に負担がかかると股関節を覆っている軟骨が変形してきて少しずつすり減ってしまいます。これにより痛みを感じたり、動きが悪くなってきてしまいます。
運動後などに足の付け根が痛い
足の付け根が痛いと感じた場合は「股関節が硬い」ことが原因になっていることが考えられます。股関節周り、特にお尻の筋肉をストレッチすることで柔軟性を取り戻すことで関節にかかる負担を減らし痛みの緩和をはかります。
家族に股関節痛もちがいる
骨盤の形など、親子でよく似る部分があります。痛みがないとしても早めにレントゲンなどの検査を受けておくと安心です。 -
股関節痛に対する当院の考え
股関節は生活する上で非常に重要な関節であり、痛みが出てきたり変形してきたりすると普段通りの生活を送ることが難しくなります。「動くと痛い」という場合は逆を言えば「動かなければ痛くない」のですから、外出など生活範囲が狭くなってきます。そうすると日常で運動をすることはなくなってきますし、徐々に自体重が増えてきて膝や内臓などにも負担をかけてきます。つまり、股関節の痛みから全身の痛みや不調をきたすことに繋がってくるのです。ですので、股関節に違和感や軽い痛みなどが出てきた時は、早急に1度診察にいらしてください。症状が軽度な時から治療を始めておけば早期に改善が見られたり、メンテナンスを行っていくことで普段通りの生活を送ることができるのです。
-
股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛の原因を解決せずに放っておくと長期間に渡り痛みが続くこともあります。
その股関節の病気の中でも、一番多いのが「変形性股関節症」です。
変形性股関節症は、股関節の軟骨が少しずつすり減ることによって股関節の痛みや歩行障害が現れます。
現在、日本国内には100万人以上の患者様がいると言われています。
発症すると、静かに進行していく病気なので、痛みや歩きにくさや、脚の付け根に異変が現れた時はなるべく早く診察を受けることをおすすめします。
また、病状が悪化ししまうと大腿骨頭の位置がずれ、左右の脚の長さに差ができてしまい身体を揺らすように歩くなど、歩き方にも変化が出てきます。 -
股関節痛の改善方法
股関節痛の改善方法はまず可動域を上げないと痛みが取れないので曲げる時に痛みが出る場合は腸腰筋を緩めます。腸腰筋は全ての腰椎にから大腿骨小転子についており上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉のためです。また座っている時に股関節が痛いのであれば小臀筋、梨状筋、上下双子筋肉、内閉鎖筋、大腿方形筋を緩めます。外旋六筋と言われており、座っているときな働く筋肉になるので緩める必要があります。また中臀筋を緩めると筋膜のつながりで股関節周りの筋肉や腰周りの筋肉が緩まるので効果的だと考えます。セルフケアとしては股関節周り、臀部周りの筋肉をストレッチしてあげるのが1番いいと考えます。また筋肉が硬い場合は鍼や電気を流すことがいいと考えます。
-
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛の痛みに効果的な治療メニューは3つあります。
1つ目は骨格の歪みからくる痛みの方です。その方には矯正治療を行うのが効果的です。骨盤を正しい位置に矯正し、股関節のアライメントを良い状態にしていきます。
2つ目は筋肉の硬さによる痛みの方です。その方には骨盤はがしが効果的です。骨盤周りの筋肉を重点的にストレッチをすることで股関節周りである筋肉にアプローチが出来、股関節の負担を軽減することが出来ます。
3つ目は痛すぎて動かせない方です。その方は電気治療が効果的です。電気治療といっても痛みの伴うものではなく、寝ているだけで鎮痛や炎症を抑える効果があります。
以上のことから3つの治療が股関節の痛みに効果的な治療メニューとなります。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
その施術を受けますと今まで痛みが出ていた動きなどをしても痛みが無くなります。立ち上がりや歩行時などの痛みが無くなることにより楽に外出できます。それと同時に股関節の周りの筋肉も柔らかくなり股関節の可動域が広がります。股関節周りの筋肉が柔らかくなると股関節の痛みもですが腰の痛みも出辛くなります。股関節の可動域が広がると急な動きをしても痛めづらくなりケガをしづらくなります。筋肉が柔らかく、関節の可動域があがるので楽に動く事が出来るようになります。
-
軽減するための施術頻度は?
改善する為に必要な施術を行う頻度としては、痛みがある時は毎日ご来院していただき治療を受けられる事をおすすめしております。痛みがあるとストレスもたまり悪循環になってしまう為は早期に痛みを取る事をおすすめします。痛みが取れると最低でも週1回ご来院する事をおすすめしております。週1回の理由としては今後股関節の痛みが出ないように姿勢や筋肉の張りなどをとるようにする為です。回数を多くご来院して頂く事が早期に股関節痛を治す事に繋がります。