悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

息がしにくい
→背中にある特徴的なものとして肋骨が挙げられますが、肋骨の間に肋間筋と呼ばれる呼吸をする際に使う筋肉があります。この筋肉が硬くなってしまうと肋骨の動きが制限されてしまうため、呼吸がしにくくなります。

頸が動かしにくい・痛い
→背中にある筋肉の中には頸に付着する筋肉があります。背違えや寝違えを生じてしまうと、頸に付着している筋肉が炎症を起こし、頸の動きが制限され痛みが生じます。

肩が動かしにくい・痛い
→背中にある筋肉の半数は肩甲骨や上腕(二の腕)など肩関節を構成する場所に多く付着します。重たい物を持ち上げたときや座り作業(デスクワーク)の時間が長くなると背中にある筋肉が炎症を起こし、硬くなってしまいます。その状態が長く続くと肩凝りにに繋がり、肩の動きが制限されます。

頭痛がある
→上記と繋がりがありますが、肩凝りが慢性化すると脳へ栄養を与える血管が圧迫されてしまうため、頭痛が生じやすくなります。

姿勢が悪い(ストレートネック,巻き肩,猫背)
→脊柱などの骨と身体を動かすための筋肉が正しい状態にあることが姿勢が良いと呼ばれるのですが、デスクワークやスマホの使いすぎなどで頸が前へ偏位してしまったり、常に肩や腕が前にあることが続くことでストレートネック,巻き肩,猫背になってしまいます。

この状態が続くと、背中の筋肉が常に伸ばされるため、痛みや硬さなどの症状として現れます。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みを生じる原因として最も多いのが姿勢不良です。姿勢が悪くなると骨格や脊柱などで支えられるはずの身体が筋肉の力を借りなければ支えられなくなります。この状態が続くと、筋肉が痛みやすくなり、硬くなってしまいます。背中の痛みだけでなく、姿勢に対して施術することで他の部位に影響が出る前に対策することができます。

ただし、痛みの生じ方や痛みと同時にしびれがある場合、身体に発疹などがある場合は姿勢が原因ではないことがあります。自己判断はせず、困ったらかかりつけ医や近くの接骨院などの治療院をご利用ください。

症状の現れ方は?

背中の痛みでよくある現れ方として多いのが「朝起きた時」や「重いものを持った時」など、急激に背中の筋肉を使ったときに表れやすいです。

輪ゴムが切れたイメージをすると分かりやすいかと思います。輪ゴムと筋肉は似たような性質を持っており、伸び縮みする性質があります。輪ゴムの場合、ずっと伸ばし続けるといずれ切れてしまいます。筋肉も同様に伸び続けるといずれ切れてしまい、これが筋肉の肉離れになります。特に背中は大きい筋肉であり、様々な動きをするため、よく伸び縮みしやすく、動かした際に痛みが出現しやすく、筋肉が切れてしまいます。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

主な原因は筋肉由来のものがほとんどで当院での対応は可能ですが、その他の原因もございます。

ストレスや内臓の疾患が挙げられます。特に内臓の疾患の場合には、激しい背中の痛みが長時間続くことがございます。例として肝臓疾患(肝炎や急性肝炎など)、胆嚢疾患(肥満や食べ過ぎなど)、胃潰瘍や心疾患(心筋梗塞や狭心症)、膵臓疾患(膵炎など)、帯状疱疹などがございます。

上記が該当する場合は、最寄りのかかりつけ医に行かれることをお勧めします。また、症状が該当する診療科がわからない場合は、かかりつけ医、あるいは総合診療科や総合内科でご相談されることをお勧めします。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置すると、以下のようなリスクがあります。

・慢性化
最初は軽度の痛みでも、放置することで慢性的な痛みになり、施術が難しく生活の質を大きく損なう可能性があります。

・筋力低下
痛みを避けるために体を動かさないようにすると、筋肉が弱くなり、さらに痛みを引き起こす悪循環に陥ります。

・姿勢不良
痛みを感じる部分をかばうことで姿勢が悪くなり、他の部分にも負担がかかることがあります。これがさらなる痛みや問題を引き起こす可能性があります。

・精神的ストレス
持続的な痛みはストレスや不安、うつ病の原因となります。

背中の痛みは内臓の病気の兆候である場合もあるため、適切な診断と施術が遅れると深刻な健康問題を引き起こす内臓の問題と様々になります。

当院の施術方法について

紹介イメージ

背中の痛みに対する当院での施術方法については以下の通りとなります。

姿勢不良に対しては身体のバランスを骨格レベルで整える「矯正施術」、筋力低下に対しては高周波と呼ばれる筋肉の深部に電気を流して筋力強化を図る「楽トレ」、慢性化して固まった筋肉を伸ばして負担を解放する「猫背改善施術」、固まった筋肉に対する「鍼施術」など、背中の痛みに対して様々な施術方法がございます。

当院での施術は、痛みの原因や程度、個々の体質に応じて施術方法や施術頻度が異なるため、専門家と相談しながら最適な施術法を選ぶことが可能です。

改善していく上でのポイント

背中が痛み、炎症が起きている最初のうちは炎症を鎮めるために冷やしますが、炎症が軽減したら血行を良くすることにより回復を促します。マッサージ施術や鍼施術、電気施術、ストレッチなどを行い、硬くなってしまった背中の筋肉を弛めます。肩甲骨はがしなどを行って肩甲骨の周りの筋肉もしっかりと弛めると、より効果が期待できます。

また、ぬるめのお湯にゆっくりとつかり、身体全体をしっかり温めることにより血行促進を促すのも効果が期待できます。背中は多くの筋肉と関連があるので、腰や肩などの筋肉が硬くなっていても背中に痛みが出ることがあります。そのため、背中だけではなく腰やお尻周り、肩など、背中に関連がある筋肉も同時に弛め、硬さを取り除くことが大切です。

矯正施術などを行い、良い姿勢をつくり、それを意識することにより、痛みのない状態を長期間維持することが期待できます。