交通事故施術に関する症例

患者様の年代

50代

患者様の性別

女性

ご職業・生活スタイル

デスクワークやお子さんの送り迎えで自転車に乗る

症状の発生時期・きっかけ

事故前から腰の痛みで通院されていた患者様ですが、事故後は、物を取ろうと上や下を向く動作や、自転車に乗って左右を確認する動作で痛みが出るようになりました。
これまでなかった頭痛もほぼ毎日出るようになり、たまにめまいが起こることもあり、事故前と比べて生活に支障が出るようになっています。

日常で何ができなくて困っていたか?

仕事中では、頭痛が出るようになったことでデスクワークの作業に時間がかかるようになりました。
自宅で家事をしている際も、洗濯物の取り入れや洗い物をする際に下を向くため、首の痛みが続き、長時間の作業ができなくなっていました。

また、子供の送り迎えを自転車で行う際、左右を向くと痛みが出るため、安全確認が十分にできず、不安を感じるようになっていました。
さらに、めまいが起こることもあり、自転車での送り迎えに対する不安感が強くなっていました。

どのような施術を行ったか?

むち打ちになると、筋肉の過緊張や神経の興奮が原因で痛みが強く出たり、強く感じたりすることがあります。

まず、手技療法で首や肩の筋肉を押すことで血流を促し、酸素不足や痛みを感じさせる発痛物質を流すサポートを行います。
さらに、EMSで電気を流すことで筋肉を弛緩させ、血流循環の改善や鎮痛物質の分泌を促進し、痛みの感じ方を和らげます。

ただし、これらの施術は傷を直接治すものではなく、炎症を悪化させずに筋肉や神経の状態を整え、身体の回復力を高めることを目的とした施術です。

施術のポイント・解説

特に首周りには、脳へ向かう神経や自律神経が多く通っています。
また、首は常に動かす部位で安静にしづらいため、微細な炎症が繰り返されやすく、腰などに比べて回復が遅くなる傾向があります。

そこで、首を支えている胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋といった筋肉を重点的に手技療法で緩めることで、可動域の改善や血流の促進により、痛みが徐々に軽減していきます。
さらにEMSでは僧帽筋に電気を流すことで肩甲骨を安定させ、首への負担を軽減する効果が期待できます。

通院頻度・期間の目安

週に数回、月4〜5回のペースで通院していただきましたが、整形外科も併せて受診されているため、当院への通院は月2〜3回の頻度となり、期間は約半年間でした。

施術後の変化・現在の状態

1か月目で痛みは約3割ほど軽減しました。
3か月目には、めまいの頻度が毎日から3日に1回程度に落ち着き、6か月で痛みやめまいはほぼなくなりました。

現在は、軽い頭痛が残ったり、動かせなかった分の筋肉の硬さがあるため、継続して施術を行っています。

患者様からの喜びの声

最初は、「この痛みが本当に取れるのか」「以前と同じように生活できるのか」と、とても不安に感じていらっしゃいました。

しかし、施術を続ける中で、毎回のお身体の状態を確認するたびに、首をぐるぐると動かしながら「前と同じ生活ができるようになってきた!」と喜びの声をいただくことができました。

担当者からの結び・アドバイス

施術は、しっかりと通院頻度を決めて行うことで、症状の緩和が期待できます。
仕事が多忙でなかなか通院できない方でも、緩和までには時間がかかりますが、週に1回のペースで通っていただければ、今回の患者様のように徐々に改善していきます。

また、日常生活ではできるだけ安静にすることや、寝る時の枕や寝方に気をつけていただくことで、症状の軽減が早まる場合もあります。
当院にご来院いただければ、日常生活での過ごし方についても全力でサポートいたします。