整骨院と整体院の違いとは?

整骨院では、健康保険を利用した施術や交通事故・労災対応が可能な場合があります。
整骨院の施術は法律に基づいた医療類似行為として行われます。
整体院の施術は法律上の定義がなく、民間資格や独自の理論に基づいた自由な施術が中心です。
整骨院では施術時間に制限はなく、60分のもみほぐしや足つぼマッサージなどは整体院に分類されます。
「整骨院」と「接骨院」は名称が異なるだけで、提供される施術内容はほぼ同じです。
国家資格の有無について

整骨院(接骨院)の名称を使うには、「柔道整復師」という国家資格が必要です。資格を持つ施術者がいることで、保険を使った施術が受けられます。保険適用になるのは、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの急性または亜急性の外傷です。肩こりや腰痛など慢性的な症状は保険対象外で、全額自己負担となります。
整体院では柔道整復師が在籍していないため、全て自己負担での施術になります。海外で資格を取得したカイロプラクターなどがいる場合もありますが、日本では院の開業に必須ではありません。
受けられる施術内容

整骨院では、骨折・脱臼の整復や捻挫・打撲・筋挫傷への施術、スポーツ障害への運動療法やテーピング、交通事故後のケアなど、専門的な施術を受けることができます。最近では姿勢矯正や骨盤矯正、ストレッチ、マッサージ、自律神経調整、美容整体など、全身のバランスを整える施術にも力を入れています。
整体院では、民間資格の整体師によるリラクゼーションや体のバランス調整が中心です。骨盤矯正や姿勢矯正、ストレッチ、マッサージ、自律神経調整、美容整体などがありますが、施術は保険適用外となることが多く、症状によっては整骨院が適している場合があります。
保険適用の有無について

整骨院では、骨折・脱臼・打撲・捻挫などの急性外傷に対して健康保険が適用されます。肩こりや筋肉疲労、過去のケガや交通事故の後遺症、医療機関で治療中の同一部位、長期間の漫然とした施術は保険適用外です。施術費用は全額自己負担となります。受診時は、負傷原因を正確に伝え、領収書を受け取り、必要書類に署名・捺印し、医師の診断を受けることが大切です。
整骨院はどんな時に行けばよいのか?

整骨院は、急な痛みや怪我(捻挫・打撲・挫傷、ギックリ腰、寝違え、スポーツ中の怪我)に対応しています。また、肩こりや腰痛など慢性的な不調や姿勢の悪さによる身体の歪み、日常生活に支障が出ている場合、他の医療機関で異常がなかったが不調が続く場合などにも対応可能です。ただし、保険適用は急性・亜急性の外傷に限られ、慢性的な症状は自費での施術となります。
当院をおすすめする理由

当院では、お一人お一人の状態や症状に合わせた最適な施術をご提案しています。初回や通院時にはカウンセリングを行い、その時の状態に応じた施術を提供します。同じ症状でも原因は筋肉か骨格か人によって異なるため、根本原因にアプローチして全身のバランスを整えます。来院頻度や予算に合わせたオーダーメイドの施術プランもご用意しており、お一人お一人に最適な施術を受けていただけます。







