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疲れやすい、疲れが取れない
めまいや耳鳴り、頭痛がある
肩や腰がいつもこっている
手足が冷えたり顔がほてったりする
よく眠れない、胃腸の調子が悪い
病院で診てもらっても異常はないのに常に体の調子が悪い、、、
など、もしかしたらそれらの症状は「自律神経失調症」かもしれません。 病院で検査をしても、原因がはっきりとわからないのは、自律神経が正常に働いているかどうかを正確に調べる方法がなく、また、精神的なストレスなどの検査だけでは測りきれない要因があるからです。 検査結果では異状はないと言われると、周りから理解をしてもらいにくい病気でもあるので、理解されずに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。 自律神経失調症に対する当院の考え
当院の自律神経失調症に対する考えとして、原因は「セロトニン」の不足によるものと考えております。「セロトニン」とは脳内で働く神経伝達物質の一つです。作用としては「感情や気分のコントロール」や、「精神の安定」、「脳波」に深く関係していると言われています。 また、別名を「しあわせホルモン」ということもあります。
本来であれば、緊張したりストレスを感じたりすると、脳から「セロトニン」が分泌され、神経を興奮させる「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」の働きを抑え、自律神経の働きを鎮めて安定させてくれます。 ですが、現代の人の多くは「セロトニン」が不足している状態だと言われています。生活が不規則になったり、食生活の乱れや睡眠不足、運動不足などが多いことが原因とされています。
「セロトニン」を増やすために必要なことは
・日光の光を浴びること
・リズミカルで規則的な運動をすること(ウォーキングなど)
が効果的だとされます。 当院ではリズミカルな運動に着目し、施術を行っております。自律神経の不調を放っておくとどうなるのか
自律神経失調症を放っておくと、身体の不調に耐えられる限界を超えてしまい、さらに自律神経だけでなくホルモンバランスにまで負担がかかり、身体に悪影響を及ぼしてしまいます。その症状でストレスが重なり悪循環になっていってしまいます。 また、うつ病などの精神的な病気にもなりかねません。現代の社会は、ストレスがかかることが当たり前の様な時代です。少し体調が悪くても仕事や学校を休めないこともあります。食生活の変化や、生活リズムの変化が影響し、身体の健康を害してしまうことが多いです。中でも、運動不足を感じている方が多く、「セロトニン」の分泌が上手くいかず、自律神経が乱れ、身体の不調を感じるようになります。周りから「気のせいだ」「大げさだ」と言われたり、自分自身でもそうだと思い込んでしまったりすると、症状が進んで悪化してしまったり、他の病気にかかってしまったりします。
当院の自律神経に対する施術とは
当院での自律神経失調症の患者様へ行う施術としては、主に「鍼療法」や、「自律神経調整施術」を行っています。 まず、「鍼療法」は、全身の気の流れを良くし、自律神経の乱れや内臓の不調を向上することができます。特に、原因は分からないがいつもだるい、思い、こっている感じがする、、、などのお悩みがあったり、冷えや胃腸の調子が悪い、などの症状にもアプローチすることができます。 そして「自律神経調整施術」とは、簡単にいうと「脳波」をコントロールして脳からの指令で全身の筋肉と人体の最適化することができる施術法です。「脳波」とは脳が活動している時に発生する電気活動の記録です。眠ると徐々に弱くなり、脳の活動が停止します。「自律神経調整療法」とは約2分半、他の手技施術と組み合わせることで確実に施術効果があがる第5のアプローチ、「脳」へとアプローチする施術法です。
その施術を受けるとどう軽減するのか
「鍼施術」は自律神経に作用し、交感神経、副交感神経のバランスを整えます。活動する時に興奮する交感神経とリラックスする時に興奮する副交感神経はバランスが崩れると身体の様々な箇所に影響を与えてしまいます。例えば、交感神経が興奮したままになったままですと、常に脳が活動していると勘違いしている状態になってしまいます。ゆっくりと寝ている時も休んでいない事になっているのです。鍼施術はこのバランスを整えてくれます。 「脳活性療法」の適応症は慢性的な腰痛、肩こり、頭痛、四十肩、五十肩、不妊症など様々な症例に効果があります。しかし最大の特徴は痛みの抑制だけでなく、人体を「ゾーン状態」に出来ることです。「ゾーン状態」とは集中力が極限に高まった状態の事で、思考や感情、感覚が研ぎ澄まされた特殊な意識領域の事です。人は「ゾーン状態」に入ると痛みが抑制されたり、スポーツ時に筋肉の柔軟性が上がったり、感情のコントロールや集中力の向上 したり、自律神経のバランスが保たれるなどと言われています。
施術頻度はどのくらいか
「鍼施術」、「自律神経調整療法」ともに毎日やっても問題はありませんが、当院は週2~3回の頻度で施術することを勧めています。細胞の生まれ変わり、老廃物の代謝等が3ヵ月周期で行われると言われています。その為、週に2~3回の施術を3ヵ月間続けて頂くと効果が出ると言われています。ですが、頻度や期間は個人差がございます。当院では、その方に合わせたプラン、施術期間をおすすめ致します。ですので是非一回当院にご来院ください。
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.最近睡眠不足なのですが、これは自律神経の症状なのでしょうか?
A.絶対ではありませんが、その可能性があります。
自律神経症状の一つに睡眠が浅い、眠りに入りにくい、などの症状があります。自律神経のバランスが悪く交感神経系が強くなっていると、寝付きが悪くなったり夜に起きてしまう、小さな物音で起きてしまうことがあります。寝る前にスマートフォンやパソコンをいじったりすると光により交感神経が強く働き寝にくい状態になることがあるので、睡眠の30分前には何も画面を見ないことが良いと言われています。
寝る前に目を温める、暑すぎず、寒すぎない気温で布団に入るなども寝やすくなる方法なので、是非試してみてください。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.仕事中常に眠い、休みの日は体が動かず気づいたら一日が終わっている
A.これも上記と少し被りますが、こちらは副交感神経が優位に働いている可能性があります。
副交換神経が優位になると、体が常に重だるくやる気が出ないなどの症状が出る場合があります。睡眠不足であったり、昼夜逆転に近い生活をしているとこのような状態になりやすくなります。
また、食生活が偏っている(極端に炭水化物を食べない、肉や野菜を食べない、一日に一度しか食事を取らない等)と同じような症状が出る場合があります。しかし、こちらは単なる栄養不足の事も多いので、バランスの良い食生活を心がけてください。
体が怠い、やる気が出ない、などの症状がある方は、自身の体のリズムを整えるためにバランスの良い食事、早めに就寝することを行ってみてください。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.体がほてる、常に微熱がある
A.女性の自律神経失調症に多い症状です。
これは一概には言えませんが、女性ホルモンの異常によることが多いようです。特に、閉経が近く更年期の方に多く見られます。女性は閉経が近くなるとホルモンのバランスが崩れ、今まで感じなかった症状が起こる場合があります。体温の上昇が見られるため、今までと比べて常に熱が出ているように感じることがあります。
これの軽減には、投薬が効果を期待できると言われています。ですが、薬を飲みたくない、または現在服用している薬と相性が悪かったり、薬の副作用が辛い、という方もいらっしゃると思います。当院ではそのような方に向けた施術メニューがいくつかございます。もしご悩みであれば、是非一度当院までご連絡ください。
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.常にイライラする、後から考えたら何でもない事に怒ってしまう
A.これも、自律神経の失調症に見られる症状の一つです。交感神経系が強くなっていると様々な事に過敏に反応してしまい、結果的にイライラする、ということにつながります。
この症状は、西洋医学的には投薬治療が主な治療方法になりますが、東洋医学的な施術では方法が変わります。東洋医学では『肝が亢進している』と言われ、それを静めてあげるのが主な施術方法になります。当院での主な施術方法は鍼によるものとなります。鍼以外による施術もございますので、是非一度ご相談ください。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.耳鳴りや目眩が酷く、日常生活が辛い
A.メニエール病やその他の原因も考えられますが、自律神経の失調による場合もあります。
拍動が聞こえるなどの耳鳴りの場合は血管や心臓などの循環器系の異常により起こることがありますので、一度病院に行かれることをお勧めします。
そうでない場合(キーンとした金属音や低音の耳鳴り)は、当院での施術で軽減する場合があります。当院の施術メニュー『自律神経特化鍼』『全調整鍼』の2つが特にお勧めの施術メニューとなります。『自律神経特化鍼』はその症状(耳鳴りや目眩)に対して集中的に行う鍼施術、『全調整鍼』は体に流れている気の流れを整え、体全体を軽減していく内容となります。
どちらがご自身に合っているかは一度お体を診させていただき、どちらが適しているかの判断をさせていただければと思います。少しでも興味を持たれた方は、是非ご連絡ください。