
こんなお悩みはありませんか?
日常的に足をつることがある。
寝ている時などに足をつって起きることがある。
全身的に身体が硬い。
柔軟性がなく、体が硬く常に筋肉が張っている状態が続いてる。
足に疲れが溜まりやすい。
日常生活の動きだけで足に疲れやむくみが出やすい。
過去に肉離れの経験がある。
完治はしているが過去に肉離れを経験している。
何度も肉離れを経験している。
完治する前に運動を再開したり、完治したが何度も同じ部位を肉離れ起こしてしまう。
肉離れで知っておくべきこと
肉離れについて知っておくべき主なポイントは以下の通りです。
1. 肉離れの種類
軽度(1度):筋繊維がわずかに損傷し、軽い痛みや違和感がありますが、筋肉はまだ正常に機能します。
中等度(2度):筋繊維が部分的に断裂し、強い痛み、腫れ、内出血がみられ、動きに制限が生じます。
重度(3度):筋繊維が完全に断裂し、激しい痛みと機能障害が発生します。治療には手術が必要になることもあります。
2. 肉離れの主な症状
・突然の激しい痛み
・筋肉の腫れや炎症
・内出血によるあざ
・筋肉が硬くなる感覚や、筋力低下
・障害を受けた部位を使うと痛みが増す
3. 原因
肉離れは、急激な動き、筋肉の疲労、筋力バランスの不均衡、準備運動不足などによって引き起こされます。
4. 施術とリハビリ
・軽度の場合は、数週間の休息と物理療法で軽減が期待できます。
・中等度以上の肉離れでは、医師の診断とリハビリが必要です。必要に応じて筋肉の強化トレーニングも行います。
・重度の場合は、外科的手術が必要なこともあります。
肉離れは再発しやすいため、予防とリハビリは重要です。
症状の現れ方は?
肉離れの症状は、筋肉の損傷の程度や発生した場所によって異なりますが、一般的には以下のように現れます。
1. 突然の鋭い痛み
肉離れが発生すると、運動中や動作中に突然鋭い痛みを感じることがあります。これは筋繊維が断裂した瞬間に起こり、その場で運動を中止する必要があります。
2. 腫れや炎症
肉離れが起こった筋肉が腫れることがあります。これは筋肉の損傷による炎症反応や、損傷した血管からの出血が原因です。
3. 内出血やあざ
損傷が大きい場合、内出血によって皮膚の表面に青や紫のあざが現れることがあります。これは特に中等度から重度の肉離れでよく見られます。
4. 筋肉の硬直感
肉離れを起こした筋肉は硬く感じることが多く、損傷後しばらくして筋肉が緊張したり硬直したりします。
5. 筋力の低下や動作の制限
損傷した筋肉を使うと、動作が制限され、力が入らなくなることがあります。筋肉を正常に動かすことができず、日常の動作や運動が困難になることがあります。
6. 患部を押すと痛みが増す
肉離れが起きた部分を指で押すと、強い痛みが感じられることがあり、患部に触れること自体が不快になることもあります。
症状は軽度の場合は軽い痛みや違和感程度ですが、重度の場合は痛みが激しく、歩行や日常動作が困難になることもあります。
その他の原因は?
1. 急激な動きや運動
短距離走やジャンプ、方向転換など、急に強い力が筋肉にかかる動作で筋繊維が引き伸ばされ、肉離れが発生します。スポーツ中に特に多いです。
2. 準備運動不足
十分なウォームアップやストレッチを行わずに激しい運動を始めると、筋肉が柔軟でなく、損傷しやすくなります。運動前の準備不足が大きなリスク要因です。
3. 筋肉の疲労
筋肉が疲労すると、筋繊維が正常に機能しなくなり、損傷しやすくなります。疲れが溜まると反応が鈍くなるため、突然の動きに対応できず肉離れを引き起こすことがあります。
4. 筋力の不均衡
筋肉の一部が他の部分に比べて弱い場合、その弱い筋肉に負荷が集中し、肉離れが起こりやすくなります。特に、鍛えていない筋肉や左右の筋力差が大きい場合にリスクが高まります。
5. 過度な負荷
重い重量を持ち上げる、長時間の激しい運動を行うなど、筋肉に過度な負荷をかけ続けると、筋繊維が損傷しやすくなります。
6. 外的要因
転倒や衝突など、スポーツや日常生活での予期しない事故や接触が原因で筋肉が過度に伸ばされ、肉離れが起こることもあります。
7. 柔軟性不足
筋肉や関節が柔軟でないと、急激な伸縮に対応できず、損傷しやすくなります。特に加齢や運動不足による柔軟性低下はリスク要因です。
これらの要因を理解し、予防的なストレッチや筋力トレーニングを行うことが、肉離れのリスクを軽減するために重要です。
肉離れを放置するとどうなる?
肉離れを放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
1. 慢性的な痛み
施術を受けずに放置すると、筋肉の損傷が十分に回復せず、痛みが長引くことがあります。特に運動時や特定の動作をする際に、痛みが再発しやすくなります。
2. 筋力低下
損傷した筋肉が適切に回復しないと、筋力が弱まる可能性があります。これは日常生活やスポーツに支障をきたし、動作が制限される原因となります。
3. 可動域の制限
損傷した筋肉が十分に回復せず、筋肉や関節の柔軟性が失われると、可動域が制限され、正常な動作が難しくなることがあります。これにより、体全体のバランスや姿勢にも悪影響が及ぶ可能性があります。
4. 再発リスクの増加
肉離れを放置すると、筋肉が適切に修復されないため、再度の肉離れが起こりやすくなります。特に、同じ部位での再発が多く、軽度の負傷でも再び損傷が起こるリスクが高まります。
5. 瘢痕組織の形成
肉離れを放置した場合、損傷した筋繊維の間に瘢痕(はんこん)組織が形成されることがあります。瘢痕組織は正常な筋繊維とは異なるため、柔軟性や機能性が低く、筋肉の動きが制限されやすくなります。
6. 日常生活への影響
筋肉の損傷が完全に回復しないと、歩行や立ち上がる動作など、日常生活の基本的な動きにも影響が出ます。特に損傷が大きい場合、生活の質が低下することも考えられます。
7. 別の怪我のリスク増加
肉離れによる筋力低下や可動域の制限により、体全体のバランスが崩れると、他の部位にも負担がかかり、別の怪我を引き起こすリスクが高まります。
当院の施術方法について
肉離れに対して、当院の施術方法は保険診療で行う指圧の手技施術と、遠赤外線による電気施術があります。さらに、肉離れにより負傷した筋肉へのアプローチをしっかりと行いたい場合は、自費施術として、EMSなどの電気施術や鍼などの施術を行っています。
保険が適応される指圧などは、筋肉へのアプローチはかけられますが、筋肉の表面的なアプローチとなってしまいます。それに対し、電気施術や鍼施術は、筋肉の深部まで直接アプローチをかけることができるため、より効果が期待できると考えられます。
また、肉離れは一度起こすと再発してしまうことがあります。再発を防ぐためには、しっかりと完治させ、原因となる柔軟性などを獲得することが重要です。そのため、筋膜ストレッチなどの施術も当院では行っています。
改善していく上でのポイント
肉離れの再発を防ぐためには、以下のポイントを意識して予防することが重要です。
1. 十分なウォームアップとクールダウン
運動前には必ずウォームアップを行い、筋肉を温めて柔軟性を高めましょう。ジョギングや軽いエクササイズで体を温めた後、ストレッチを取り入れることで、筋肉の伸縮性が向上し、負担に耐えやすくなります。
運動後もクールダウンを行い、ストレッチで筋肉をほぐすことが大切です。これにより、筋肉の緊張を和らげ、疲労物質を除去できます。
2. 筋力トレーニング
筋肉の強化は、再発を防ぐための最も効果が期待できる方法です。特に、肉離れが発生した部位だけでなく、全身の筋力をバランスよく強化することが重要です。
体幹(コア)の強化も重要です。体幹を鍛えることで、姿勢や運動中の安定性が向上し、筋肉にかかる負担を軽減できます。
弱い筋肉や左右の筋力バランスを改善するトレーニングを取り入れ、筋肉全体を均等に使えるようにしましょう。
3. 柔軟性の向上
柔軟性が不足していると、筋肉が引き伸ばされた際に損傷しやすくなります。定期的にストレッチを行い、筋肉や関節の可動域を広げることが再発防止につながります。特にスポーツや激しい運動を行う場合、関節や筋肉をしっかり伸ばしてから始めることが重要です。
4. 疲労管理
筋肉が疲労している状態では、反応が鈍くなり、筋繊維が損傷しやすくなります。適切な休息を取ることで、筋肉の回復を促進し、次回の運動時に万全の状態で臨むことができます。オーバートレーニングを避け、筋肉に十分な休息を与えることが大切です。
5. 正しいフォームと技術
運動中の正しいフォームや技術を身に付けることで、特定の筋肉に過度な負担をかけるリスクが減ります。特にランニングやジャンプの動作では、フォームの崩れが筋肉への負担を増やす原因となります。
トレーナーやコーチから適切なフォームの指導を受けるとよいでしょう。
6. 適切な靴やサポートギアの使用
運動時に適切なシューズやサポーターを使用することで、足や脚への負担を減らし、肉離れを予防できます。特に走るスポーツでは、クッション性の高いシューズを選ぶことが重要です。サポーターやテーピングを使用することで、筋肉や関節を安定させ、負担を軽減することができます。
7. 徐々に負荷を増やす
運動やトレーニングの強度を急激に上げることは、筋肉に過剰なストレスをかけ、肉離れを引き起こす可能性があります。負荷は段階的に増やし、筋肉が適応する時間を与えましょう。特に久しぶりに運動を再開する場合や新しい運動を始めるときは、無理をせず徐々に強度を上げることが大切です。