天王台北口整骨院

秋田県大館市という田舎町で育ち、外遊びが好きでよく擦り傷をつくって帰ってきた為、両親を心配させていたと思います。小学3年生の頃から親の勧めで剣道を始め、そこで人生初めての捻挫を経験したことで整骨院に通うようになりました。 中学からは剣道をやめて柔道を始めたのですが、大会に出ると試合会場には捻挫や骨折してしまった選手を素早く施術する整骨院の先生の姿がありました。私自身も試合中に捻挫をしてしまい、 次の試合にどうしても出場しなければならない状況下で焦っていたとき、会場にいた整骨院の先生の施術を受けて次の試合に出場する事ができたのです。 中学生ながらに、施術の素晴らしさで感動したのを今でも覚えています。

また、高校時代には左肘を骨折、指の脱臼、捻挫などケガを繰り返し、思うように結果が出せない日々が続きました。その頃から自分なりに身体のことを勉強し始め、選手として続けられなくても将来は自分と同じように身体の不調を持っている人を助けられる仕事をしたいと思うようになりました。

そして、小学生の頃から通っていた整骨院の先生と相談を繰り返し、施術家になることを決意して、盛岡の柔道整復師の専門学校に入学しました。 専門学校時代は初めて聞く用語、単語のオンパレードで勉強についていくのに必死でした。専門学校の試験勉強は10科目以上で忙しい日々を送りました。 人生で初めて学校の勉強を本気でやり、 その甲斐もあり無事国家試験を合格することができました。

資格取得後は整骨院に務めて実務経験を積むとともに技術練習を朝から夜遅くまでしていました。指圧・矯正の練習はひたすら行ない、徐々に上達していき、施術に入らせていただく機会も増えてきました。 「これでたくさんの人の悩みを解決できるぞ」と思っていましたが、指圧や矯正を行うだけでは身体を完全に良くすることができない方が多くいるという現実を突き付けられました。そこから仕事が休みの日は他院へ技術の勉強会を申し込み、指導を受けるようにしました。友人や家族からは「休みの日まで夜に勉強しに行ってて身体は大丈夫？」「整骨院に務めて後悔してない？」など色々言われました。

しかし、新人時代に出会った仲間と共に、「私たちを信じて施術を任せていただいている患者様のお身体を良くする事」を一番に考え、新人のころ自分の技術では良く出来なかった患者様がいて非常に悔しい思いをした事を忘れず、「これから出会う患者様には絶対に満足していただくんだ！」という思いで頑張ってきました。

施術を担当させていただき、「身体が良くなった」という患者様の喜びのお声をいただくことがとても嬉しく、もっともっと勉強しようと頑張れる原動力となっております。 現在も辛い思いをしている患者様を一人でも多く救うため、施術の腕を磨き、新たな技術の習得の為にも努力を重ねています。