こんなお悩みはありませんか?
片頭痛についてこの様な症状が出たことはありませんか?
頭の片側がズキズキと痛みが出る。
症状がひどくなると吐き気やめまいが伴う。
頭の位置を変えると痛みが出やすい。
光や音に敏感になった。
目の前で光がチカチカするなどの前兆を伴う。
この様な上記の症状が出ている方には、様々な原因があると考えられています。
片頭痛は日常生活の中で様々な要因が引き金になって起こることが多く、ストレスやホルモンバランス、天候、姿勢から起こることがあります。
片頭痛で知っておくべきこと
ここで片頭痛で知っておくべきことは、様々な症状があるということです。
片頭痛が起こると、光や音に敏感になりやすいため、こうした場所を避けるなどの対策を行うことが重要です。また、頭痛は血管収縮だけでなく、拡張によって起こる場合もあります。過度に温めたり血流を促すと、症状が悪化することがあるので注意が必要です。その場合は、頭を冷やし、静かで暗い部屋で刺激を避けながら休むことが、痛みを軽減するための重要なポイントです。
さらに、女性の場合、ホルモンの変動(生理周期や更年期など)が影響を与えることもあります。また、ストレスや睡眠不足も頭痛を引き起こす原因となります。
症状の現れ方は?
症状の現れ方は様々です。
片頭痛は拍動性の痛みで、頭が脈打つようなドキドキとした感じがあります。それが強くなると、吐き気を感じたり、実際に吐いてしまう場合もあります。頭痛発作では、眼球を鋭利なもので抉られるような痛みが生じ、光や音に耐えられなくなり、暗い場所にこもりたくなることがあります。
一方、緊張性頭痛の場合は、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張することによって起こる頭痛です。この場合、痛みは後頭部を中心に、頭の両側や首筋にかけて広がります。そのため、「頭が孫悟空の輪っかで締め付けられているようだ」や「頭に大きな荷重がかかっているようだ」と表現されることもあります。
その他の原因は?
その他の原因として、天候による頭痛が挙げられます。体内では、気圧の変動を感じる器官として内耳がセンサーのような役割を果たし、自律神経に気圧の変化を伝えます。このセンサーが敏感な場合、頭痛などの不調を感じやすくなることがあります。
また、一見単なる頭痛に思える場合でも、病気に関連しているケースもあります。例えば、急性リンパ性白血病の場合、白血球の中のリンパ球が若い段階で悪性化し、白血病細胞が増え続けることで発症します。
この病気は6歳以下の子どもに多く見られますが、成人でもまれに発症することがあります。特に脳や脊髄に白血病細胞が侵食し、血をつくる機能が低下することで腫れや痛みなどの様々な症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたす恐れがあります。特に、片頭痛を持つ人の74%が生活に支障を感じているというデータがあり、軽く見るべきではない症状といえます。症状としては、中等度から高度の頭痛が見られることが多く、悪心や嘔吐を伴うことも多いため、注意が必要です。
また、片頭痛が慢性的になると発作の頻度が増加する傾向があり、適切な対策を講じることが求められます。慢性化した場合、発作が日常的に起こるようになり、生活の質が大きく低下することがあります。そのため、まずは生活習慣を見直し、日常生活でのストレスを減らすこと、さらに、症状が悪化する前に治療を受けることも大切です。
当院の施術方法について
当院では、様々な頭痛の中でも特に緊張性頭痛の方への痛みの軽減が期待できると考えています。
緊張性頭痛は、筋肉が固くなり、無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって、頭から肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなることで発生します。これにより、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
そのため、固くなってしまった筋肉を柔らかくするために、当院では『ドライヘッド』をお勧めしています。ドライヘッドは首や頭周りの筋肉をほぐし、血流を良くすることで、頭痛の軽減が期待できます。
また、『鍼施術』もお勧めです。鍼施術では、首や肩、頭などに鍼を打つことで血流が改善され、痛みの軽減に繋がることが期待できます。
改善していく上でのポイント
頭痛の軽減には、症状の種類に応じた方法が必要です。
片頭痛の場合、頭の血管の拡張が原因で痛みが生じるため、冷たいもので冷やすなどして血管を縮小させることが痛みの軽減に繋がります。
逆に緊張性頭痛の場合、筋肉が固くなり血流が悪化することで酸素が頭に届きにくくなり、頭痛が発症します。そのため、首や肩回りを温めることや、凝り固まった筋肉を指圧などで動かして血流を改善することが痛みの軽減に繋がります。
群発頭痛については、はっきりとした施術方法がないため、病院での受診や薬の使用が効果が期待できると考えられます。
まずは自分の頭痛がどの種類なのかを理解することが大切です。そのためには、温めたり冷やしたりして確認することが有効です。