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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは最近になって耳にすることが増えてきましたが、どのようなものなのでしょうか。自宅でのテレワークや会社での長時間のデスクワーク、不要不急の外出を控えたことによる適度な運動が出来ていないことにより肩こりや猫背のような頭が前にいき、肩が内側に入ってしまう姿勢により、首や肩まわりに痛みが出てしまうもの。そこで硬くなってしまった肩まわりの筋肉(肩甲挙筋、肩甲下筋、僧帽筋、広背筋、大菱形筋、小菱形筋、大円筋、小円筋、棘下筋)といった複数の筋肉に対して動きを加えることでマッサージではほぐせない深部の筋肉に直接動きが加わる為、腕や肩の動き(関節可動域)が良っていき、それで痛みが無くなっていくものです。
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肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨まわりが固くなる原因として最近多くなってきているのが、パソコンを使ってのデスクワークやスマホを頻繁に使う方、長時間同じ姿勢をしている方、運動をする習慣が普段から無い方には肩甲骨まわりが凝り固まってしまっていることが比較的多く見られます。そこで肩甲骨まわりが固くなってしまって起こるリスクとして血行が悪くなり、循環がなかなか上手くいかなくなってしまい、むくみやすくなってしまったり、冬場とかですと特に肩甲骨が固くなるということは全身の筋肉や関節の動きに制限が出てしまい、柔軟性が無くなってしまっていて結果としてちょっとした動きでケガにつながりやすい状態になってしまいます。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
自宅でのテレワークや長時間のデスクワークをしている方に必要とされている肩甲骨はがしをするメリットとしと挙げられるのは肩まわりの固まった筋肉をほぐし、鍛えるものなので肩こりやむくみ、冷えなどの軽減も出来て、更に姿勢の改善の効果まで期待が出来るとされています。その肩甲骨はがしを続けることで血液やリンパの流れが良くなっていき、首や肩まわりの痛み・疲労が軽減されていきます。長時間のデスクワークをされている方にはよく見られる特徴として頭が前にいって、肩が内側に入ってしまっている姿勢になります。そうなってしまうと首や背中、肩の後ろの筋肉に大きく負担がかかってしまいます。そこの痛みの改善にも肩甲骨はがしは関与しています。
自分でできる肩甲骨はがし
肩甲骨はがしのポイントは肩関節の可動域を良くしていくものにもなるので動きを大きくする。1つ目菱形筋、僧帽筋、肩甲下筋のアプローチをする手技のポイントとして肩と肩甲骨との間に第1指を入れるものなので母指の角度に注意する。2つ目大円筋、小円筋のアプローチには肩甲骨を第1指ではがすように動かしていく。3つ目棘下筋、広背筋のアプローチは患者様の肘が動かす中で術者のおへその方向に向くように行う。4つ目大・小円筋、広背筋、棘下筋、前鋸筋のアプローチは肩甲骨を脊柱側に落とすイメージで行う。5つ目のストレッチは肩関節90度以下で肩甲骨を押さえ、大きく外転させる。6つ目肩甲挙筋のアプローチは腕の前後移動を良くする動きなので大きく行う。最後7つ目は肩甲骨を引き上げる動きをする。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしとは、まず大きなポイントとして複数回行う手技は回数を重ねるごとに動きを大きくしていき、肩関節の可動域を良くしていくものです。自分一人でやるものでは無いのでしっかりと動かしたい筋肉に対してアプローチをすることが出来ます。そのためフリーパス等で長い期間施術を受けられている方とそうでない方とでは大きな差があることを1人の治療家としてとても実感しています。なので自宅でテレワークのお仕事をされている方、長時間のデスクワークをされている方、首や肩、肩甲骨まわりに痛みがある方にはぜひ一度、肩甲骨はがしを体験していただきたいなと深く思います。そして健康な身体を手に入れる手助けをさせていただきたいです。