悩みタイトル

冷え性とは、本来体温を身体全体に運んでくれている血液が、血行がわるくなり手足や体の表面の温度がさがり冷たく感じる状態です。
代表的な症状は

常に手足が冷たい。
手足が冷えて感覚が鈍くなる
肌が乾燥しやすい
痺れたり引きつったりする
めまいや立ち眩みがある
唇の色が青紫によくなる
しもやけやあかぎれしやすい
月経が遅れることが多々ある

等があげられます。
冷え性と言ってもタイプが5つほどあるため、まずは自分がどのタイプに当てはまるのかを見極め治療するのが重要です
その5つのタイプとは
①全身型
②四肢末端型
③上熱下寒型
④体感異常型
⑤症候型
になります。タイプによって症状も少し違うので自分がどのタイプに入るのか把握するのも治療の一環になると思います

冷え性に対する当院の考え

一般的によく言われる冷え性ですが、女性は8割、男性は4割以上の方が自覚があるそうです。冷え性があることで自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れが出てくるため、睡眠の質の低下や疲れやすい、肌荒れ、便秘や下痢、肩こり、腰痛、頭痛、膀胱炎、トイレが近い、イライラするなど様々な症状を誘発します。そのため、冷え性は心身共に症状が現れるため万病のもとともいわれています。
よく、「冷え性は病気ではない」と聞きますが、実はそれは違います!冷え性によって痺れがでることもあればもっと重篤な病の症状の一つとして冷え性を感じていることもあるので続く場合は相談することが重要になります。

冷え性を放っておくとどうなるの?

一番に上げられるのが免疫力低下です。人は体温が一度下がると30%免疫力が下がると言われています。免疫力が低下した状態ではさまざまな感染症にかかる可能性が高い為、身体を守るには免疫力が大切です。そうした事から、冷え性を改善すると免疫力低下を防ぐことにもなるため感染症予防にもつながります。
他には、慢性的なだるさや疲れ、不眠、便秘や下痢、肩こり、腰痛、むくみ、足がつるなども上げられ、特に女性の場合は生理不順や生理痛が酷くなるといった症状も出てきます。

冷え性の改善方法

冷え性の改善方法
冷え性を改善するにはまずは血流をよくすること、血液量を増やすことが大前提です。最初にもお伝えしましたが、血液が体温を運んでくれるので血液量がキーワードになっていきます。では血液量や体熱を発生させるためには、なにをするのがいいでしょうか?それは、筋肉量を増やすこと、体熱をいかに発生させるかということになります。筋肉量を増やす、、、どういう事?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、いくら血液量や血流をよくしても元々の体熱がないと意味がありません。体熱は筋肉が発生させてくれるので筋肉量が少ないと体熱を発生させることができず冷え性が出てきます。よって冷え性が女性に多いのは筋力量が男性よりも少ないことにも関係しています。また、体温を外に逃がさないことも大切です。特に3つの首、頸、手首、足首から体温が逃げるともいわれているのでこれらの3つを冷やさないというのも一つの改善方法にも繋がります

冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

筋肉量を増やすことが一番になるので当院では楽トレ+矯正治療がおすすめです。楽トレとは寝ているだけで筋トレができてしまうという夢のような機械です(笑)実際は、普段筋肉を動かすには脳からの電気信号を発信して筋肉を動かし筋肉に負荷をかけ逆らうように鍛えていきます。楽トレではその能からの電気信号を楽トレで担うことによって負荷をかけても勝手に筋肉が逆らい鍛えられていくので寝ているだけで筋力アップが望めます。特に鍛えていきたいのは人体で一番大きい筋肉であるモモの筋肉と筋ポンプ作用のあるふくらはぎになります。こうして筋肉量を増やしたあとは血流をよくする、全身矯正になります。体の歪みがあることで血液の循環がうまくいかないので、全身矯正で歪みをとり、血液循環を上手に変えていくことが大切です。

その施術を受けるとどう楽になるのか

楽トレで筋肉量が増えるので熱産生ができるようになり、体温があがります。そして全身矯正で血流が良くなり、体温循環がしっかりすることで身体の隅々まで体温がいきわたり冷え性が改善していきます。初めにもお伝えさせて頂きましたが、冷え性によって起こる症状は様々です。楽トレや全身矯正で冷え性を改善し、免疫力アップや手足の感覚が良くなったり、肩こり腰痛も改善します。さらに自律神経も改善されるので自律神経の乱れによる症状、不眠等にも効果があります。また女性に関しては冷え性、姿勢改善によって生理痛の改善や月経のリズムをしっかり作ることも可能になります。

改善するために必要な施術頻度は?

楽トレに関しては筋トレと同じで、毎日筋トレすればいいというわけではありません。筋肉に負荷をかける時間、休息時間を作ることが大切になります。よって週2回楽トレ(筋トレ)をすることが効果的です。当院が導入している楽トレ機器では30分でヨガ1時間分×30日分の効果があると言われています。そして、全身矯正に関しては理想は毎日です。1日24時間あるうちに治療している時間はたった30分程度になります。よく矯正というと歯の矯正が思い浮かびますが歯の矯正は毎日24時間365日矯正具つけっぱなしになるかと思います。骨格に関しても本来であればずうと矯正されている状態が一番ですが現実的に不可能になるためやればやるほど効果が出るという事になります。ですが、毎日来るのは大変だと思うので、理想は毎日ですが週2、3回ペースでプラス自宅指導をさせて頂き治療していく方が多いです。

冷え性関連でよくある質問

明るい挨拶

  • Q.冷え性を改善させる食べ物はありますか?
    A.体を温める食べ物としてショウガが有名ですが、ショウガ以外にも体を温める作用がある食べ物はたくさんあります。
    例えばにんじん、ごぼうなど土の中にできる根菜類はカラダを温める作用があると言われています。根菜類になぜ体を温める作用があるかというと、水分が少なくビタミンC、Eや鉄などをはじめとするミネラルを多く含むためです。
    普段の食事ではカラダを温める作用のある食材を多く使い、鍋やスープなどカラダが温まる調理方法を選択しカラダを冷やさない食事を心掛けましょう。

  • Q.末端冷え性を改善する方法はありますか?
    A.末端冷え性の主な原因は、血行不良です。血行不良になると身体全体の代謝機能が低下し、体内で作られたエネルギーを全身に届ける事ができなくなります。
    また、筋肉が硬くなることも末端冷え性の原因と考えられています。
    筋肉が硬くなると体内で熱を生み出すことができなくなります。更に筋肉のポンプ作用が働かなくなるため全身に血液が届かなくなり冷えが起こります。
    そのため、末端冷え性を改善するためには適度な運動を行い筋肉を硬くしないことが必要です。適度な運動をする時間がないという時は、入浴後のストレッチがおススメです。

  • Q.冷え性は東洋医学で改善させることはできますか?
    A.東洋医学で冷え性を改善することは可能です。
    西洋医学では病気として扱わない冷え症も、東洋医学では冷え症を、血液が不足しているタイプ、血行不良タイプ、気が不足しているタイプ、カラダを温める力が弱いタイプの4つのタイプに分類されます。そのタイプに合わせた漢方薬や鍼灸のツボを使い施術を行うことで、体の自律神経が整い冷え性を改善させることができます。
    東洋医学ではカラダを一つのユニットとして考え、カラダ全体を良くすることで冷え性を改善させるという考えで施術が行われます。

  • Q.冷え性を悪化させる飲み物
    A.当たり前ですが、内臓が冷えると冷え性は悪化します。
    特にお腹から全身が冷えるという方は、内臓が冷えるタイプの冷え性です。
    このタイプの冷え性は冷たい飲み物や体を冷やす食べ物を摂りすぎていることが原因になります。
    ビール、コーヒー、牛乳、豆乳、緑茶、白ワインなどは体を冷やします。また、トマトや茄子などの夏野菜や小麦製品、海藻なども体を冷やす食べ物です。
    冷え性を改善させたい場合は、できるだけカラダを冷やす食べ物は避け、カラダを温める作用のある食べ物を食べるようにして内臓を冷やさないことが大切です。

  • Q.冷え性を改善させるお風呂の入り方はありますか?
    A.冷え性は、手足の末梢の血流が悪くなることで起こります。
    そのため、入浴では体を温めて血流を改善させることが大切です。
    お風呂は毎日入り湯船にも入りましょう。お風呂の温度は熱すぎない40℃が適温と一般的に言われていますが、人によって温度の感じ方は人それぞれなので入って気持ちいい温度が適温です。体が冷えている人の場合は40℃くらいでは冷たく感じるでしょうし42℃以上で心地よさを感じるでしょう。
    また、お風呂に浸かった後、少しぬるめのシャワーを手足にかけることで指先足先の毛細血管を広げることができ血流の改善が期待できます。

  • Q.薬を使わず冷え性を改善する方法
    A.冷え性は自律神経のバランスの乱れが関係していると考えられています。
    そのため、体が冷える食事をしないこと、食事を決まった時間に食べるなど自律神経のバランスを整えることが重要です。
    朝起きた時にコップ一杯の白湯を飲むことで内臓を温めることができます。また、日中は冷たいメニューはさけ、生姜や根菜類は体を温める食材を使った温かいスープや味噌汁などをとり体を冷やさないことを意識してください。
    薬を使わず冷え症を改善するためには、食事の内容と時間を調整して自律神経が乱れない生活を目指しましょう。