背中の痛み|骨盤矯正・整体・柔整マッサージ・腰痛・肩こりは札幌琴似本通り接骨院にお任せください。

関節の運動を伴わずに姿勢を維持することで筋肉が少しだけ緊張している状態が、背中や肩甲骨に付いている筋肉を固くしてしまうことで痛みの症状を引き起こしています。

また、長期間姿勢が悪いままで生活をしていると、「本来の身体が楽な姿勢」と「身体が楽と感じる姿勢」に相違が現れてしまいます。そのため、意識しないで生活をしていると、猫背になったり横に傾いてしまったりといった不良姿勢をとってしまいます。

この状態になると、骨盤や背骨の歪みが顕著になり、さらに背中の痛みを誘発してしまいます。姿勢を保持するために必要な脊柱起立筋群や肩甲骨の動きに関わる筋肉を緩める必要があります。

背中が痛む原因として、

1つ目は神経疾患に由来するものです。背中の骨がずれたり縮んだりすることで、背骨の間を通っている神経を圧迫し、痛みが生じることがあります。

2つ目は運動器疾患に由来するもので、筋肉のこわばりが原因で痛みが生じます。転んでけがをしたり、ぎっくり腰を起こしたりといった場合に、これが当てはまります。この運動器疾患に由来するものが、背中の痛みの原因として多いといわれています。

3つ目は内臓疾患などに由来するもので、医学的に緊急性が高く、さまざまな疾患が該当すると考えられています。背部痛や腰痛につながるケースが多くあります。

その他の原因として、ストレスの影響で背中の痛みが生じる場合もあります。

背中には多くの筋肉が存在し、身体をしっかりと支えています。特に、僧帽筋は首元から背中にかけて広範囲にわたって広がっている筋肉で、他の筋肉と異なり、脳から直接神経がつながっており、ストレスの影響を受けやすい特性を持っています。

神経には主に四つの役割があります。それは、筋肉を動かすための運動神経、感覚を脳に伝える感覚神経、そして自律神経である交感神経と副交感神経です。

交感神経が優位な状態は活動モードであり、一種の興奮状態でもあります。対照的に、副交感神経が優位な状態は休憩モードであり、リラックスした状態です。交感神経が優位な状態では、筋肉が収縮し、緊張状態となります。その結果、筋肉内の圧力が上昇し、痛みのセンサーが刺激されて痛みが引き起こされることがあります。また、血管が収縮し血流が悪化することで、筋肉などの組織が損傷した場合に回復が難しくなり、痛みを引き起こすことがあります。

このように、ストレスによって交感神経が優位になると、肩こりや首のこりが生じやすくなり、肩甲骨周りの筋肉が硬くなることで血流が阻害され、痛みの原因となる物質が除去されにくくなり、背中の痛みが生じることがあります。

背中の痛みを施術せずに放っておくと、背骨や骨盤、背中の筋肉への負担が繰り返されることで、慢性的な痛みへと進行していく可能性があります。

少しの作業で背中に張りや痛みを感じるようになり、ストレッチなどのセルフケアを行っても痛みが取れないばかりか、頭痛や吐き気を伴うこともあります。また、歪みや痛みなどが引き金となり、睡眠が浅くなったり自律神経が乱れるなどの症状も引き起こす場合があります。

最初はただの背中の痛みと思っていても、骨格の歪みがあると慢性化してさまざまな症状を引き起こす可能性があるため、背中が痛いと感じたら早めに適切な施術を開始することが重要です。

背中の痛みは姿勢からくることが多いと述べさせていただきましたが、背中の痛みを引き起こす原因は人によってさまざまです。身体の骨格の乱れ、姿勢を保持する筋力の低下、日常生活動作などによって背中の筋肉が凝り固まり、痛みを引き起こしていると考えられます。

そのため、背中の痛みでお困りの方には、骨格の歪みを正常化するために骨盤や背中の固くなった筋肉を手技で緩め、骨盤の歪みや姿勢の歪みを当院の姿勢矯正で「本来の身体が楽な姿勢」にすることを目指します。

また、痛みがひどく眠れない方やストレスが溜まっている方に対しては、鍼施術を用いて痛みの軽減を目指す施術も行っております。

軽減を目指していく上で、普段からの姿勢や状態などを一から知る必要があります。筋肉の硬さや猫背の状態だと痛みが顕著に出てしまい、神経が圧迫され痛みが出やすくなり、かえってストレスに繋がります。いつもよりも痛みが出たり、姿勢が気になるなど悩みがある方は早めに施術を受けることが大切です。

症状の軽減には時間がかかる場合もあり、一回の施術では完全な回復は望めないこともあります。定期的な施術を受けることで、痛みの軽減が持続しやすくなります。また、施術の頻度や期間は個人の状態に応じて調整されますので、お気軽にご相談ください！