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みなさん日常生活を過ごすときにこんな症状はありませんか?
吊革につかまるときや、物を干すさいに腕を上げると上肢にしびれがでる。
上記と同じ動作の際に上肢が痛い。
肩甲骨の周囲が痛みがある
前腕の外側から小指や親指に添って痛みがある
上記と同じ場所に刺すような痛み、しびれ感、ピリピリ感がある。
手のに力を入れようとするが力が入らない、脱力感。
こういった症状がある方は胸郭出口症候群かもしれません。 -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群とは現代の時代の日本に急増している疾患になります。パソコンやスマホの普及、デスクワーカーや在宅勤務の増加により急増しています。
なぜ、増えているかというと首や肩への負担が増えてきているからです。
胸郭出口症候群には大きく3つ種類があります。
・腕の神経を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈が首の筋肉である斜角筋に絞扼される。
・腕神経叢と鎖骨下動脈が鎖骨と第肋骨の間で圧迫される。
・烏口突起から始まる小胸筋に腕神経叢や鎖骨下動脈が筋肉の硬さや体の構造の狭窄により圧迫される。
症状がでる原因として上記3つがあります。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群を放っておくといまある症状が悪化して身体にさらに悪影響になります。
首から肩から腕先にかけての刺すような痛み、しびれ感、ピリピリ感。握力の低下。
これらの症状は神経障害と血行障害による上肢痛になります。
原因としては構造にあります。
骨格の位置のずれや筋肉の硬さによるもの。この構造の問題が起こりやすいのにはいくつか要因があります。
なで肩の女性。重い物をよく持つ労働者。患側の肩をよく下にして寝ることが多い片。
これらの生活背景により症状が出ますが、生活や問題の起きている構造の治療をしていかないとさらなる症状の悪化と、治療しても元の状態には戻らないような状態になってきます。 -
胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群には改善方法がいくつかあります。
構造に異常がある場合と、生活背景に異常がある場合で改善方法は変わってきます。
基本的には双方を改善していくことで治癒は良好になります。
生活背景に異常がある場合
症状を悪化させるように上肢を挙上したり位置での仕事をしないようにしたり重い物を持ち上げるような過度な運動や労働を避ける。なで肩を助長しないようリュックなどの使用を避ける。構造に異常がある場合
骨格と筋肉の異常による神経と動脈の絞扼、圧迫によるのが原因のため、骨格のズレや姿勢の悪さがあればそこの治療。
筋肉の硬さが原因であればそこの治療。 -
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院では胸郭出口症候群の症状でお悩みの方も多くご来院されます。
その方の原因によって対応できるよう豊富な治療の種類をご用意しております。
骨格に原因がある方の場合は骨格の矯正治療を行います。骨格の矯正を行い神経、動脈を圧迫している構造の原因を改善する治療です。
筋肉のねじれや短縮により起きている姿勢不良の構造が原因の場合は猫背改善治療(筋肉矯)を行います。ねじれや短縮を取りきるように矯正を行い姿勢不良を直します。
筋肉の硬さに原因がある場合はその筋肉を物理的に弛緩させていく鍼治療や電気治療。徒手的に弛緩させる場合は頭蓋骨矯正、ドライヘッドなどの治療を行います。
その施術を受けるとどう楽になるのか
骨格の矯正を受けると骨格が本来あったもとのニュートラルポジションに戻るため、骨格、筋肉の位置が正しくなり腕神経叢や鎖骨下動脈の絞扼や圧迫が解除されます。これにより神経が正常に作動するようになり痛みやしびれ感、ぴりぴり感などの感覚障害や握力の低下などの運動障害が改善されます。
姿勢不良を改善する猫背改善治療(筋肉矯正)を行うと筋肉のねじれや短縮が改善され肩の内巻きや肩甲骨位置の改善が見込まれ神経、動脈の圧迫を改善します。
改善するために必要な施術頻度は?
改善するには目指すところにより変わります。
一時の痛みだけ取れればよいのか、痛みが出ない状態にしたいのか、根本的に根治したいのか。根本的に根治させるとなるといままでの積み重ねでなっている以上治すのにも期間がかかります。筋肉の細胞周期90日間~180日間を見て施術を行うと症状の改善が見込まれ、180日~365日を見て施術を行うと根本的改善が見込まれます。この期間を最低週に1回、頻度よくできれば週2,3回ほどで行えると改善も早いかと思われます。