片頭痛｜朝霞駅南口接骨院

片頭痛とは慢性頭痛の1つで日本では約1,000万人いるといわれています。20～40代の女性に多く、女性ホルモンとの関係性があると言われています。

片頭痛は、痛みの起こる直前に「前兆」を伴うかどうかで「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」に分類されます。前兆の代表的なものは「閃輝暗点（せんきあんてん）」と呼ばれる症状で、

・目の前で光がチカチカ・キラキラする
・視野の一部に歯車のようなギザギザしたものが現れる
・視野の一部が欠ける

などが症状として挙げられます。

閃輝暗点以外の前兆としては、手足がしびれる、しゃべりにくくなる、めまいがするといった症状などもみられます。

症状としては、ズキンズキンと鼓動を打つような痛みが出始め、約4～72時間ほど継続することがあります。

片頭痛は「動けない」「休みたい」と感じるほど症状が重く、生活に支障が出ることもあります。消化管の動きにも影響が出るため、吐き気がしたり、実際に嘔吐してしまったりすることがあります。また、光や音に敏感になり、普段気にならなかったものが煩わしく感じ、「暗くて静かな部屋で休みたい」と感じることもあります。

片頭痛の頻度は人によって異なり、年に数回という人もいれば、月1回という人もいます。週に何日も痛む人もいます。環境や生活習慣、鎮痛薬の飲みすぎなどが原因で、頭痛の頻度が徐々に増え、慢性片頭痛になってしまうことがあります。

片頭痛は様々な誘因が引き金となって起こります。引き金となる誘因としては、体質など遺伝的な要素や、ストレス、睡眠不足や寝すぎ、光、音、においなどの刺激、天候など、様々なものが挙げられます。実際にどれが誘因になるかは人それぞれ異なり、これらの誘因が複数重なることによって片頭痛が生じると考えられています。

片頭痛の誘因として多いのが精神的ストレスで、片頭痛患者様の6～8割がストレスにかかった時に起きやすいという報告があります。また、天候の変化によって起きるという報告もあり、片頭痛患者様の半分がこれに該当します。

片頭痛は放っておくと完治するわけではありません。約7割の方が慢性化すると言われています。

片頭痛に対して適切な治療をせずに放置すると、加齢に伴い頭痛自体は軽減することもありますが、難治性の浮動性めまい、頭痛、頭重感、耳鳴りなどが発症することがあります。また、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクが4.2倍に高まるというデータもあります。

さらに、毎回市販薬を服用していると、薬物乱用頭痛といった片頭痛以外の頭痛も発生するリスクが高まります。そのため、頭痛がある場合は我慢せずに専門外来に相談しましょう。

当院では頭痛に対する施術として『頭蓋骨矯正』を行っております。

人間の頭蓋骨は15種類、23個の骨で構成されており、骨同士が繋がっています。背骨や骨盤と同様に、頭蓋骨も歪むことがあります。正確には、頭蓋骨を構成する骨同士が歪むことがあり、これが顔の歪みとして現れます。特に、目の高さの左右差や口唇の傾きがある方は、頭の片側に緊張があるため、片頭痛が起きやすくなります。

『頭蓋骨矯正』を行うことで骨同士の歪みを解消し、頭痛の軽減が期待できます。また、継続して施術を受けることで、頭痛の予防にも繋がります。さらに、頭蓋骨矯正は頭痛だけでなく、不眠の軽減にも効果が期待できます。

改善を目指すうえで重要なポイントは、施術を継続して受けていただくことです。なぜ継続することが大切なのかというと、身体の歪みは1～2年でできるものではなく、長い時間をかけて徐々に歪んでいくからです。

長期間かけてできた歪みは数回の施術では効果が持続せず、すぐに元の状態に戻ってしまうため、改善が期待できません。継続して施術を受けることで、約3カ月で身体に変化が現れ、半年で定着し、8カ月で安定、1年でメンテナンスの段階に進みます。

身体の歪みを改善させるには最低でも1年はかかるため、症状を軽減するためにも、継続して施術を受けることが非常に重要です。