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みなさん、こんにちは!
早速ですが『帯状疱疹』をご存知ですか?

帯状疱疹は幼い頃になる方が多い、水疱瘡と同じウイルスの皮膚の病気です。
水疱瘡が治った後もそのウイルスは身体の中に潜んでいて、免疫が落ちてくると帯状疱疹を引き起こしたりします。

・帯状疱疹の特徴

身体の半分、左右どちらかに帯状の発疹が現れる。
主に背中や胸に発症することが多い。
皮膚にピリピリ感や強い痛みを伴う。
炎症を起こして赤くなり、水脹れのような症状が現れることがある。
夜間にも痛みが出現し、日常生活に支障をきたすことがある。

帯状疱疹後に対する当院の考え

帯状疱疹は、免疫力の低下が原因で発症することがあります。
加齢、疲労、ストレス、病気の克服など、日常生活において誰にでも影響を及ぼす要因です。
通常、免疫力が高い状態ではウイルスの活動が抑制されますが、免疫力が低下するとウイルスの活動が活発化します。このウイルスによって神経が損傷され、帯状疱疹が発生します。

帯状疱疹が治癒しても、神経痛が続くことがあります。これを【帯状疱疹後神経痛】と呼びます。
特に女性や高齢者に多く見られ、また、症状が重い初期段階から痛みを感じる方や、症状が強い方によく見られます。

したがって、帯状疱疹の症状を感じた場合、早急に医療機関を受診することをお勧めします。
帯状疱疹後の神経痛の重症度は個人によって異なるため、症状が緩和されるまでの根気強い施術が必要とされます。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

帯状疱疹は放置すると、発熱や頭痛などの症状が現れることがありますが、通常は約一ヶ月程度で自然治癒します。しかし、放置した場合、高い確率で帯状疱疹後神経痛が発生する可能性があります。

この疾患は神経に関連するもので、感覚器の神経に損傷を与えると、視力低下、難聴、耳の聞こえが悪化するなどのリスクが高まります。

また、運動神経に影響を及ぼすと、四肢の運動能力が制限され、排尿障害や顔面麻痺などの症状が現れることがあります。このような症状は、顔の歪みやまぶたや口の制御が難しくなり、正常に食事を摂ることも難しくなるかもしれません。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹後の症状を軽減するためには、薬物療法や神経ブロック療法といった施術方法がありますが、日常生活で気を付けることも、この病気とうまく付き合っていくうえで大切になってきます。

以下に、帯状疱疹後の症状軽減のための生活上の注意点をご紹介します。

1.入浴:
 入浴は血液循環を促進し、痛みを和らげるのに役立ちます。

2.体温の調整:
 身体を冷やさないように心掛けましょう。冷えは痛みを増強させることがあります。

3.保温:
 患部を温かく保つことも大切です。寒冷な環境から身を守りましょう。

4.刺激を避ける:
 患部への摩擦や刺激を避けることで、炎症を鎮めるのに役立ちます。
 特に衣服の摩擦に注意しましょう。

5.ストレスと疲労の軽減:
 ストレスや過度の疲労は身体に負担をかけることがあります。
 リラックスや休息を心がけましょう。

6.良質な睡眠:
 十分な睡眠をとることは、免疫力を高め、痛みの緩和に寄与します。

7.趣味:
 趣味を楽しむことは、痛みを忘れる良い方法です。
 心地よい時間を持つことで、痛みへの意識が薄れる効果があります。

8.外出:
 積極的に外に出かけることで、気分がリフレッシュし、痛みを軽減させることができます。

これらの生活習慣を取り入れることで、帯状疱疹後の症状の軽減が期待できます。
ただし、症状が重い場合や持続する場合には、専門家に相談することが大切です。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院では約20種類ほどの幅広い施術メニューを提供し、患者様一人一人に合わせた施術を行っています。その中で、今回の帯状疱疹後の症状軽減に効果が期待できる施術は、以下の5つです。

1.指圧:
 指圧は保険内で受けることができ、症状軽減が期待できます。

2.遠赤外線:
 これも保険内で提供される施術で、根本的な症状の軽減に役立ちます。

3.足の極みや手の極みでぬる冷え性の方にも効くミネラルクリーム:
 こちらは冷え性にも効果がある血行改善のクリームですが、保険外施術となります。

4.鍼:
 鍼も保険外の施術ですが、帯状疱疹後神経痛の痛みを和らげるのに効果があります。

5.筋膜ストレッチ:
 筋膜ストレッチも痛みの軽減へと繋がります。

帯状疱疹後神経痛の場合、冷やすことは痛みを増幅させるため控えましょう。周りの筋肉をほぐして温め、血液の流れを向上させることが重要です。

適切な施術メニューを選択し、患者様の症状に合わせたケアを提供しています。

その施術を受けるとどう楽になるのか

まずは、指圧を受けることで凝り固まった筋肉がほぐれ、血流が向上します。
また、遠赤外線施術を組み合わせることで温め効果があり、冷たさによる痛みを軽減します。

ミネラルクリームは血管を拡張し、血流を促進させる効果があり、冷え性の方や帯状疱疹後で体を冷やさないようにする方に適しています。
さらに、鍼を用いることで筋肉を直接ほぐし、血流を促進することも可能です。

帯状疱疹後神経痛の場合、痛みを和らげるためにストレッチも重要です。
この病状では後遺症や合併症が起こりやすく、運動障害や筋力低下が見られることがあるため、ストレッチを行うことで運動不足を解消し、筋肉の柔軟性を高めることが大切です。

患者様一人一人に合わせた施術プランを提供し、症状の軽減をサポートしています。

軽減するために必要な施術頻度は?

基本的なスケジュールとして、週に1~2回の施術をお勧めいたします。
特に痛みが強い場合は、毎日の通院をお勧めいたします。

細胞の周期は90日(変化)、180日(定着)、270日(安定)、360日(メンテナンス)で変化します。身体の痛みや不調を軽減するには通常3ヶ月かかりますので、通院期間は3ヶ月間をみていただければと思います。

通院の頻度が高ければ高いほど、効果が早く現れることがあります。身体の状態は個人差がありますので、一度当院にご来院いただき、お身体の状態を診させていただきたいと思います。

何かご質問があれば、お気軽にお知らせください。当院でお手伝いさせていただきます。