ぽっこりお腹:出産後は骨盤が開いてしまう為内臓が下がってきてぽっこりとしたお腹になってしまいます。産後骨盤矯正を行うことによって内臓と骨盤の位置関係を正常に戻しぽっこりお腹を改善します。
尿漏れ:骨盤の開きと共に骨盤底筋群の機能が弱まってしまい尿漏れの原因となってしまいます。骨盤を引き締めることによって骨盤底筋群の機能を正常に戻し尿漏れを改善していきます。
反り腰:妊婦さんの時に重たいお腹を支えるために骨盤が反ってしまうことがほとんどです。出産後、赤ちゃんを反り腰の状態で抱っこし続けた結果、腰痛となってしまうケースが多いです。産後すぐに骨盤を矯正し反り腰を改善していけば反り腰による腰痛も未然に防ぐことが可能です。
むくみ:骨盤付近には太い血管が多く存在します。骨盤の歪みなどがあると血管が圧迫を受けてしまい循環が悪くなってしまい足などがむくみやすくなってしまいます。産後骨盤矯正を行えば血管が圧迫を受けることもなくなるのでむくみも未然に防ぐ、改善させることが可能です。
お腹、お尻のたるみ:骨盤が歪んだり傾いてしまうと腹筋や殿筋といった筋肉がうまく機能しなくなってしまいます。産後骨盤矯正を行い、歪みなどを取り除いていくと筋肉がきちんと機能しやすい状態にすることが出来ます。それによりお腹が出っ張ったり、お尻がたるんだりすることを未然に防ぐことが出来ます。
骨盤の役割とは
まず骨盤は3つの骨で構成されています。腸骨、坐骨、仙骨の3つです。この3つの骨は腸や子宮を包み込むように骨盤を形成しています。このことから骨盤は内臓を外部などの衝撃から保護する役割があると言えます。また骨盤は上半身の腰椎が付いていることから上半身を支える役割だったり、下半身の大腿骨が付いていることから地面からの衝撃を骨盤で逃がしてあげる役割があります。身体の中心に位置することから上半身、下半身のバランスをとるという大きな役割もあります。中心である骨盤が歪んだり傾いたりすれば上半身、下半身ともに歪みや傾きが生じてしまうので姿勢を整える場合、重要度の高い部位になってきます。
産後の骨盤はなぜ歪むのか
産後雄の骨盤が歪む原因はいくつかあります。妊娠に伴いお腹が大きくなるにつれて腹筋が弱くなっていき骨盤が前傾、反り腰のような状態になっています。大きなお腹を支えるためにも骨盤は前傾して反り腰になってしまいます。次にあげられるのが出産に伴う骨盤の歪みです。出産時、骨盤は産道を胎児が通りやすいように開いていきます。出産において大切なことではありますが、これが骨盤の開きの原因に直結していきます。骨盤底筋群が緩んでしまう事により尿漏れなどになってしまいます。上記のことから妊娠、出産時には骨盤周 囲の筋肉が緩んでしまい骨盤の歪み、傾きに繋がってしまうことが分かります。
産後に骨盤の歪みを放っておくとどんな症状が現れるのか
骨盤は骨格の中心に位置する重要なものになります。ここの歪みを放っておくと上半身、下半身ともに様々な症状が出てきます。骨盤の高さに左右差があれば結果的に下肢の長さのアンバランスさによって膝や足首に痛みといった症状が出てきます。反り腰のままでいると腹筋と背筋のアンバランスさにより腰痛なってしまいます。骨盤が開いてしまったままですと太ももの内側の筋肉、内転筋が弱くなってしまい高齢女性に顕著なO脚になってしまいます。そうなってくると骨盤の歪みだけだったものが膝の痛みが加わり将来的には歩けない状態になってしまう可能性も十分にあり得ます。
当院の産後骨盤矯正施術とは
当院の産後骨盤矯正は骨盤周りの筋肉へのアプローチと同時に骨盤引き締めを含めた全身的な骨格矯正となります。反り腰や骨盤が開いてしまいうまく機能せずに固まってしまっている筋肉をストレッチで機能すようにほぐしてから矯正を行っていきます。出産によって開いてしまった骨盤を引き締めると同時に上半身、下半身の矯正も行っていきます。 骨盤の歪みがあるという事は仙骨についている腰椎よりも上の脊柱のバランスも崩れている場合がほとんどですので腰椎、胸椎、頸椎のずれも同時に矯正していきます。 トータル的にバランスを整えていくことで全身の骨格のずれ、筋肉のアンバランスさ、循環系の不調を改善していきます。
産後骨盤矯正をうけるとどうなるのか
産後の骨盤矯正を受けると妊娠時に反ってしまった骨盤の反りを改善し、出産時に開いてしまった骨盤を引き締めることが可能です。骨盤が正常な状態になることによって機能していなかった筋肉が正常に機能するようになり外観的な症状を改善することが可能です。 また内臓と骨盤の位置関係が正常に戻ることによって循環が良くなるりむくみの改善にも繋がります。 きちんと機能するようになれば筋トレやストレッチなどの外部的からの刺激にも反応しやすくなるためダイエットなどをする前に産後骨盤矯正をやっておくといいです。
改善するために必要な施術頻度は
状態の改善に必要な頻度としては週2~3回、最低期間3ヶ月は必要となってきます。 出産後すぐ受けられている方と期間が少し経っている方ですと改善にかかる期間に差が出てきますが最低限の頻度、期間としては上記のようになってきます。基本的には筋肉や骨格を変化させていくのに最低3ヶ月以上かかると言われています。変化の段階で3ヶ月以上かかり、いい状態を保っていくために変化を定着させていくには最低6ヶ月以上はかかります。週一回の通院、治療では変化を出すのにも倍の時間がかかってしまいます。このことからわかるように改善させるためには最低週2~3回が必要な施術頻度となります。