こんなお悩みはありませんか?
仕事をしているときに視野の一部が欠けて見えるときがある
目の前で光がチカチカして眩しい
なんとなく頭痛がきそうだと感じる
疲れが取れない、倦怠感を感じる
ストレスが溜まりやすくイライラする
集中力がもたない
視野の一部にギザギザしたようなものが現れる
食欲が止まらず、食べ過ぎてしまう
眠気を感じたり、あくびが頻繁に出る
めまいがしたり、しゃべるときに言葉がスムーズに出てないときがある
片頭痛で知っておくべきこと
頭痛には、頭痛そのものが病気である一次性の頭痛と、頭痛の原因となる病態が他にあり、その症状の一つとして生じる二次性頭痛があります。
片頭痛は一次性頭痛を代表する頭痛の一つで、日本では約1,000万人いると言われています。日本の全国調査によると、15歳以上の片頭痛の有病率は8.4%で、女性に多いのが特徴です。男性の約3.6倍となっています。男女とも10代頃から増え始め、50代以降には減少し、70代以降で片頭痛に悩む人はかなりまれとなります。
男女ともに「働き盛り」と呼ばれる年齢に多く発症するため、患者様自身の日常生活に影響が出るのはもちろん、仕事においては集中力が低下し、生産性が上がらず、社会的な経済的損失も考えられるため、大きな社会問題となっています。
症状の現れ方は?
片頭痛は、通常片側の頭部に強い痛みを伴うことが特徴です。痛みはズキズキしたり拍動感があり、数時間から数日続くことがあります。
片頭痛の場合、『動けない』と感じるほど重い頭痛が生じ、仕事や家事などに支障が出ます。体を動かすと痛みが悪化します。椅子に座って頭を左右に振ったときに痛みが悪化するようであれば、片頭痛の可能性が高いとされています。
前兆として視覚的な異常(閃光や視野の欠損)を感じる人もいます。発作は個人によって異なり、ストレス、特定の食品、ホルモン変動などが引き金となることが多いです。
日常生活に支障をきたすため、早期の対処が重要です。
その他の原因は?
片頭痛が生じると、消化管の動きにも影響が出るため、吐き気がしたり、実際に嘔吐してしまったりすることがあります。下痢をする人もいます。
また、片頭痛持ちの約3割の人では、頭痛の予兆として、視界にキラキラ、チカチカとした光が広がる視覚症状が生じる場合があります。これは頭痛が始まる前に出現し、5~60分持続して徐々に消え、その後すぐに頭痛が始まるとされています。
1回の片頭痛症状が持続する時間は、4~72時間と言われています。また、薬を飲まずに30分で治まる頭痛や、一度も良くならずに4日以上続く頭痛は、片頭痛ではないと考えられます。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置すると、症状が悪化したり、頻度が増す可能性があります。
初期の軽度な痛みが進行し、日常生活に支障をきたすほどの激しい痛みに変わることがあります。
また、発作の回数が増えることで、慢性片頭痛に移行してしまうリスクも高まります。慢性片頭痛になると、頭痛のない日が少なくなり、日常生活や仕事に大きな影響を与えることがあります。
さらに、放置することでストレスや不安感が増し、心理的な問題を引き起こすこともあります。
適切な治療を受けることが、症状の軽減や生活の質の向上に繋がります。早急に対処することが重要です。
当院の施術方法について
頭痛の中でも最も多い要因として緊張型頭痛があり、頭、肩、首の筋肉の緊張やストレスなどによって頭を締め付けられるような痛みがあります。頭痛に関連するこれらの筋肉の緊張を緩めて痛みを軽減し、回復を早めます。
また、当院の施術では筋肉の緊張を緩めるだけではなく、骨格に対してもアプローチを行うため、神経圧迫を取り除き、自律神経のバランスを整えることができます。これにより、眼精疲労や顎関節症、顔のむくみなど、さまざまな症状にも効果が期待できます。
他にも、頭痛に対して鍼を用いて痛みを軽減する方法もございます。
さらに、当院では生活指導も行っており、頭痛に効果が期待できる食事、睡眠、運動などを取り入れ、ストレスを軽減できるよう徹底しております。
改善していく上でのポイント
片頭痛を軽減していくためには、まず何が原因で頭痛が起きているのかを特定し、ストレス管理や睡眠の質向上を図ります。
また、栄養バランスの取れた食事や水分補給を心掛けましょう。定期的な運動が血行を促進し、症状の軽減が期待できることがあります。
さらに、当院によるマッサージや骨格矯正、鍼施術が効果が期待できる場合もあります。
最後に、医師と相談し、適切な薬物療法を取り入れることも大切です。ただし、頻繁に鎮痛薬を服用し続けると、薬の使用過多によって頭痛を「こじらせた」状態になり、痛みが慢性化して治りにくくなるため、注意が必要です。