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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

背中が張りやすい
背中の筋肉の緊張により張りが起こります。悪い姿勢や運動不足、ストレスなどが原因です。

ぎっくり背中とはなにか
背中の筋肉や、筋膜が破れてしまうことで起こります。縮こまった筋肉が急に伸ばされたり、こり固まった筋肉に一気に力が加わったときに発生しやすいです。

歳を取るにつれて背中が痛くなってきた
加齢による筋力低下や骨の変形なので、正しい姿勢を保つことで腰や背中への局所的なストレスを軽減し、痛みを和らげることができます。

呼吸が浅い
肩や肋骨まわり、背中の筋肉が硬くなると肺が膨らみづらくなり呼吸が浅くなりやすいです。

寝起きで背中が痛い
寝返りが少ない方は長時間の睡眠で痛みが出やすいです。寝返りは血行を促すはたらきや、体重の負荷を分散することができるので必要です。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みに知っておくべきこととして原因は大きく3つあります。

1.神経疾患によるもの
これは睡眠不足や疲労が蓄積し内臓に負担をかけ、結果背骨を歪ませることによって痛みが生じると言われています。

2.心因性のよるもの
ストレスによって脳に不具合が生じ、身体機能に制限をかけることによって痛みが生じます。

3.運動器疾患によるもの
筋肉のこわばりが原因で痛みが生じ、転んでけがをしたり、急激な力が加わりぎっくり腰を起こしたりといった場合にこれが当てはまります。これが1番多いと言われています。

症状の現れ方は?

背中の痛みは、重い物を持つ作業や悪い姿勢を長時間続けることによって、老若男女を問わず誰にでも起こり得ます。ただし、その原因によって痛みの特徴には違いがあります。

まず、「ギックリ背中」による痛みは、背中や腰に急に突き刺さるようなズキズキする痛みや、力の抜けた感じが特徴です。

次に、筋肉や骨に関連する問題では、例えば椎間板ヘルニアによるものがあります。この場合、背中や腰の痛みに加えて、足に電気が走ったような痛みやしびれが生じることがあります。

さらに、加齢に伴う骨粗鬆症によるものもあります。高齢者に多く見られ、背骨が身体の重みに耐えられず、脊柱圧迫骨折が起きることで、寝返りや起き上がる際に腰や背中の痛みを感じることがあります。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

1.椎間板ヘルニア
骨と骨をつなぐ椎間板に亀裂ができて、中の椎間板組織の一部が飛び出し、神経を圧迫することで起こります。首から背中、腰にかけての痛みや足指のしびれ、坐骨神経痛と呼ばれる片側の足の後ろ側の痛みやしびれが代表的な症状です。

2.頚椎捻挫
車の追突やスポーツの激しい衝突などで首がのけぞり、頚椎が捻挫している状態で、むち打ち症ともよばれます。

3.変形性脊椎症
長年の負担によって椎間板が変性し、神経の通り道である背骨の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫するために起こります。

4.骨粗鬆症
骨量が減少して、骨がスカスカの状態で、日常のささいな動きで小さな骨折を起こしやすくなったり、自分の体重が支えきれず圧迫骨折を起こしたりする疾患です。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置すると、ぎっくり腰と同様の症状であるぎっくり背中(強い背中の痛み)が現れる可能性があります。また、背中の痛みは背骨に障害があって生じることが多く、放置すると歩行困難など、重症化するおそれがあります。特に高齢者では、骨粗鬆症による圧迫骨折が起こりやすく、それが寝たきりにつながるリスクもありますので、注意が必要です。

背中の痛みは筋肉や骨の異常だけでなく、「膵臓がん」の可能性もあります。臓器の大半は、「腹膜」に覆われていることが多いのですが、すい臓は腹膜より後ろ(背中側)に存在するので、腎臓や尿管とまとめて、「後腹膜臓器」と呼ばれています。この後腹膜臓器に異常が生じると、背中に痛みを感じます。

当院の施術方法について

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当院では、「背中の痛み」に対してさまざまな施術メニューがあります。

・全身矯正
全身の歪みを整えることで筋肉への負担が減り、背中の痛みの軽減が期待できます。また、同じ痛みを繰り返さないためにも全身を整えることが大切になってきます。

・鍼施術
痛みの原因である筋肉の硬さに対して効果が期待できます。指圧では届かない奥の筋肉まで届かせることができるのがポイントです。

・肩甲骨はがし
肩甲骨まわりを緩めることで、首、肩まわりまでほぐれ、筋肉の硬さを和らげます。

・EMS
指圧では届かない奥の筋肉を動かし、緩めていきます。

・猫背矯正
猫背になることで、首、肩、背中の筋肉に負担がかかるため、猫背矯正で正しい姿勢をとることが重要です。

改善していく上でのポイント

筋肉の疲労が影響する背中の痛みやこりは、ひどくなる前にケアすることが大切です。

・背すじを伸ばす
背すじを伸ばし、肩甲骨まわりの筋肉を緩めるような姿勢を意識するだけで、背中の筋肉への負担がやわらぎ、こりの予防につながります。耳から肩、そして肩甲骨までの一直線上に背すじをまっすぐに伸ばし、視線は少し遠くを見るようにします。肩甲骨を少し内側に寄せるように意識しましょう。

・適切な高さの枕を選ぶ
眠る時の枕は、首の自然なカーブが維持できる高さのものを選びましょう。日本人の一般的な睡眠時間は6〜8時間、これは一日の25〜33%にあたります。つまり、枕を使う時間は意外に長いのです。合わない枕を使うと、その分の負担が積み重なり、背中の痛みにつながってしまいます。高さを調節して、首や背中への負担を軽減させましょう。

・肩回しストレッチ
肩回しストレッチも効果的です。肩を回すことで肩甲骨まわりの筋肉がほぐれ、血流が促進されます。肩を回しながら、ゆっくりと息を吸い、吐くことを意識しましょう。