第14回腰のヘルニアから坐骨神経痛になった患者様 腰痛専門 茂原駅前の整体院 - 茂原駅前整骨院茂原駅前整骨院

今回は、腰の椎間板ヘルニアから坐骨神経痛の症状を発症した患者様に関して書きます。

50代 女性  A子さん  お仕事 →医療事務

2年前に腰のヘルニアを患い、

約1年間、整形外科で牽引療法やブロック注射を行なった。

痛みの程度が半分ほど軽減し、

仕事も出来るようになったので、

その後は施術を行わ無かった。

4ヶ月前から腰の痛みが強くなると同時に、

右のお尻から足にかけて強い痛みを発症。

再度整形外科にて、

ブロック注射と牽引を行ったが、

痛みが引かず当院に来院されました。

Ａ子さんは

「夜寝る時も、足の痛みが強くなるのでそれが一番辛い」と仰っいました。

Ａ子さんのお身体を検査をすると左右差が大きくみられました。

左右に身体を捻る動きでは左側の方が動きが悪く、

仰向けで膝を曲げる動きも、左側に動きの悪さを認めました。

Ａ子さんにお仕事の際の姿勢を聴くと、

右側にパソコンがあるので、

身体を右側に捻って作業する事が多い。

という事が分かりました。

右側に捻った姿勢を常に行う事で、筋肉のバランスが崩れます。

右側→緩んだ状態

左側→伸びきった状態

この筋肉の状態が長年続く事で、

腰の骨(腰椎)への負担が偏りズレを引き起こします。→椎間板ヘルニア

整形外科で行った、ブロック注射・牽引療法も根本的な施術法とは言えません。

(これら全てを否定するものでは無いです。)

ブロック注射→神経自体の機能を止める

牽引療法→牽引することで関節にかかる負担を取り除く

上記の効果があるのですが、

Ａ子の場合は仕事にで、同じ姿勢を取るため一時的に負担を取り除いても再発してしまいました。

Ａ子さんへの施術は

⑴筋肉のバランスを整える

⑵股関節の動きを良くする

⑶背骨のズレを整える

この3つを上から順に行いました。

初診時

・筋肉のバランスを整える為、

右側→筋肉を伸ばす  左側→筋肉を縮める

上記を目的とした施術を行いました。

左右の差が7割程回復

2回目

・夜の痛みは10→8に軽減(10が痛みのピーク)

・前回同様に行う

3回目

・夜の痛み8→6に軽減

・前回の施術に少し、股関節の施術

4回目

・夜の痛み6→5に軽減

・股関節の動きを整える施術

5〜7回

・夜の痛み5→3に軽減

・股関節の動きと、背骨を整える施術

8回

・夜の痛みがほとんど感じなくなる

Ａ子さんは上記の経過を経て、改善しました。

施術だけで無く、本人にもセルフケアをお伝えする事で、仕事の姿勢で元に戻る事を防ぎました。

当院に来院されている患者様でも、長年の辛さがある方は痛みが出ているところ以外にも原因があります。

放置すると、治るまでの期間が2倍、3倍とかかります。

当院ではLINEからご相談も承っております。

「こんな事、聞いてもいいのかな？」

そのように思われるご相談でも構いません。

早く解決する事が大切です。