第5回 自律神経に関してお悩みの方へ (1)
自律神経
・「自律神経神経」という言葉、聞いた事あると思いますがどの様に働いているかご存知でしょうか?
「聞いたことあるけど、どんな働きがあるか分からない」という方が多いのでは無いのでしょうか?
自律神経=内蔵(心臓・肺・胃・腸など)・血管などの働きをコントロールしています
つまり「生命維持に関わる働き」を行なっています。
具体的な例
・眠たくなる
・トイレで排泄する
・呼吸する
・お腹が空く
・吐く
・汗がでる
・涙が出る
・鳥肌
・瞳孔が開く
上記以外にも多数あります。
日常生活で普段、何気なくやっている事は自律神経によって行われている事が分かります。
自律神経は2つの神経の総称です。
自律神経
⑴交感神経→主に活動中に作用する神経
例
・心拍数が増える
・汗をかく
・瞳が大きくなる
・血管が収縮して血圧が上がる
・胃の運動が減る
・尿や便を溜め込む
・浅い呼吸
⑵副交感神経→主に就寝中、リラックスしている時に作用する神経
例
・心拍数が減る
・瞳が小さくなる
・血管が拡張し血圧が下がる
・胃の運動が活発になる
・尿、便の排泄
・深い呼吸
上記を見てもらうと、交感神経と副交感神経は相反する作用をしているのが分かります。
正常に働いていれば、時と場合に応じて二つの神経を使い分けて、快適に生活を送る事が出来ます。
しかし、
生活習慣の乱れや、過度なストレス、などにより自律神経が乱れると身体にあらゆる症状を引き起こします。
・自律神経が乱れる事で引き起こす症状
例
・不眠
・頭痛
・めまい
・疲労感
・腹痛
・筋肉の凝り
・息切れ
特に多いと感じたものを例としてあげました。
皆さんも1度は上記の症状の経験があると思います。
なぜ自律神経が乱れるのか?
現代では仕事、家事・育児・介護など活動する事が多い為、交感神経が優位に働く事が多い為です。
私達の先祖は日の出と共に活動し、日が暮れると、活動をやめ就寝していました。
その為、自立神経のバランスを整える事が出来ていました。
今では電気があり、夜中でも明るく日中と変わらず仕事が出来ます。
最近では、スマホ・タブレットが普及しそれらを操作する時間が増えた為、目からの情報が常に入り身体を休める時間が少なくなりました。
とはいえ、今の生活をすぐに変えることはできません。ストレスと上手に付き合っていかなければなりません。
これ以上書くと、読むのが疲れてしまうとおもうので、
自立神経に関してのさらに詳しい記事については次回、書きたいと思います。
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