第3回 痛みを感じるセンサー
痛みを感じるセンサー
・今回は痛みのメカニズムに関して書きたいと思います。
人には痛みを感じるセンサーが備わっており、それらの多い場所があります。
❶皮膚
❷筋膜
❸骨膜
❹関節包
この4つに多くセンサーがあります。
❶皮膚
→刃物で指を切ったり、皮膚をつねると痛いですよね。
皮膚は身体の内部と外部の境界線でもあります。
外部から異物が入ってきた際は痛み(センサー)発する事で、異常を知らせて処置を知らせます。
→血流が悪く、張った状態も皮膚が伸ばされる為、センサーが作動し痛みを感じるのです。
❷筋膜
→筋膜は筋肉を包んでいる膜
→各筋肉を包み、筋肉同士が擦れ合う事を防いでいます。
→筋膜は頭〜足先まで一枚の膜で包まれています。その為、縮んだり、癒着すると他のところに影響が出ます。
例→シャツの袖を引っ張ると襟元も下に引っ張られます。
上記の例の様に原因とは別のところに痛みを引き起こす事を「関連痛」と呼びます。
足を施術してもらったら、腰が楽になるのはこの為です。
❸骨膜
骨膜は名前のとおり、骨を覆っている膜です。
血管と神経が多く骨の成長にも関係します。
骨折などで強い痛みを感じるのは、神経の多い骨膜を傷つける為です。
長距離ランナーなどが受傷する、シンスプリント(スネの痛み)は骨膜が炎症を起こした状態です。
❹関節包
関節包の役割は
①関節内に関節液(潤滑液の役割)
②関節内の物質交換(栄養や酸素)
③関節の安定
関節包はしばしば拘縮(こうしゅく→縮む)を起こします。
肩で拘縮が起きると四十肩・五十肩の症状が出現します。
また、関節液が過剰に出る症状が膝に出ると「水が溜まる」と表現したりします。
上記の場合、症状の出現している関節に悪影響を、及ぼしている筋肉や関節のズレから治す必要があります。
上記のセンサーが働く場合は、身体に異常が発生したサインです。
ただし、その痛みの原因は痛みの発生のずっと前から蓄積されています。
「ギックリ腰」や「寝違え」も蓄積された状態が痛みとして出現する事が多いのです。
痛みが出ないと、今の自分が健康だと思ってしまいます果たしてそうでしょうか?
セルフチェックしてみましょう。
1「あぐら」の姿勢で片方だけ浮いてるところはありませんか?
→これだけでも骨盤、背骨の歪みが疑われます。
2片方の手でペンを持ち、頭のてっぺん(ツムジ)のところで支えます。
真上を見るように顔を上げた時に、ペンが見えますか?
→見えない場合は頚椎(首の骨)と肩甲骨周辺、肋骨などの異常が考えられます
早期に状態を知る事が、予防にもなります。
ストレッチした時のツッパリ感は以前と比べてどうですか?
もし硬く感じたら、すでに始まってます。
悪くなる前に、軽いストレッチからでも始めましょう!
今後は予防に関しても書きたいと思います。
是非参考にして下さい!
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