坐骨神経痛の改善報告

患者様の年代

30代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

デスクワーク

症状の発生時期・きっかけ

11月後半頃から仕事が忙しくなり、デスクワークによる座位の時間が長くなったことで、臀部に違和感を感じる状態が続いていました。
ある朝、ベッドから立ち上がろうとした際に、右のお尻から太ももの裏にかけて強い痛みを感じ、その後からピリピリとしたしびれが続くようになっていました。
前かがみの動作や歩行時など、お尻に負担がかかる動作で痛みを感じることがありました。
また、痛みの影響で椅子に座ること自体がつらく感じられる状態が続いていました。

日常で何ができなくて困っていたか?

椅子に座ることがつらく、体重をかける動作でもしびれが強くなる状態でした。
床にある物を取ろうとして屈む動作や、日常生活でズボンに着替える際の屈む姿勢、靴下をはいたり靴ひもを結んだりする際の屈む姿勢でも、強いつらさを感じていました。
また、就寝中に寝返りを打ち、患部を下にした際にも違和感や痛みが出ることがありました。
さらに、階段の上り下りで患部に体重がかかる動作や、公共交通機関や施設などでのわずかな段差でも、しびれを感じることがあり、日常生活のさまざまな場面で負担を感じていました。

どのような施術を行ったか?

初回の施術時には徒手による検査を行い、椎間板ヘルニアが疑われる所見はみられませんでした。
そのため、梨状筋の筋肉の緊張が今回の症状に関係していると考え、この部位へのアプローチを目的とした施術を検討しました。

鍼灸施術をご提案しましたが、苦手とのご回答があったため、初回の段階では電気を用いた施術を数回行いました。
しかし、数回の施術を行っても、しびれの軽減がゆるやかであったことから、改めて丁寧に説明を行い、ご理解をいただいたうえで鍼灸施術を取り入れました。
その結果、数回の施術でしびれの軽減がみられるようになりました。

あわせて、全身の筋肉の緊張をゆるめる目的でストレッチを併用しました。
さらに、継続的な施術により筋肉の柔軟性が出てきて、関節を動かしやすくなってきた段階で、身体のバランスを整えるための骨格への施術を開始しました。
現在は、しびれを感じることは少なくなり、状態は落ち着いた方向へ向かっていると感じられています。

施術のポイント・解説

初回の段階では、右の梨状筋に強い筋肉の緊張がみられ、ハムストリングスにかけてしびれを感じる状態がありました。
そのため、患部の筋肉の緊張をゆるめることを目的として鍼灸施術をご提案しましたが、苦手とのお話があったため、代替として電気を用いた施術を行いました。

しかし、しびれの軽減がなかなかみられなかったことから、改めて鍼灸施術の特長について丁寧に説明を行い、ご理解をいただいたうえで施術を実施しました。
その結果、施術による変化を実感していただけたため、次の段階として、これまで痛みをかばっていた影響で硬くなっていた周囲の関連する筋肉全体をゆるめる目的で、ストレッチを取り入れました。

施術を重ねるごとに筋肉の柔軟性が少しずつ出てきて、日常生活での支障も減ってきたため、最終段階として身体のバランスを整えるための骨格への施術へ移行しました。
現在は、軽度の違和感が残る程度まで、症状の軽減が感じられる状態となっています。

通院頻度・期間の目安

初めの一週間は毎日の通院をおすすめし、二週目以降は週三回のペースで、一か月程度を目安に施術を行いました。
その後は、状態に応じて最低でも週二回の通院をご案内しました。

日常生活での支障が少しずつ減ってきた段階では、通院頻度を週一〜二回程度に調整し、日常生活とのバランスを取りながら施術を継続していく流れへ移行しました。

施術後の変化・現在の状態

鍼灸施術を開始してから七回目あたりで、しびれの軽減を感じられるようになりました。
十四回目頃には、日常生活での支障が少しずつ減ってきている様子がみられました。
ストレッチを取り入れてからは、半月ほどで屈む動作時の痛みが軽減してきました。

二か月目頃から身体のバランスを整えるための施術を開始し、その後一か月ほどで、初回に感じていたしびれはほとんど気にならない状態となっています。
現在は、軽度の違和感が残っているため、引き続き施術を継続している段階です。

患者様からの喜びの声

最初は痛みが強く、鍼灸施術を提案されましたが、不安があり断ってしまい、後から後悔したとお話しされていました。
その後、根気よく説明を受け、恐る恐る施術を受けてみたところ、比較的早い段階で変化を感じられたことに驚かれていました。
「もっと早く受ければよかった」「身体のことは専門の方に任せてよかった」といったお声をいただいています。

施術を重ねていく中で、当初は痛みの影響で表情が硬かった患者様も、次第に明るい表情になり、日常生活に支障が少なくなったことへの喜びを感じていらっしゃるご様子でした。

担当者からの結び・アドバイス

年末年始は生活リズムが変わりやすく、身体に負担がかかりやすい時期です。そのため、ご自宅でのケアを意識しながら、特にストレッチを行ったり、この時期であれば全身浴で身体をしっかり温めたりすることも大切です。

また、違和感を感じた場合は、そのままにせず、早めに専門家へ相談することをおすすめしています。
痛みやしびれが出てから時間が経ってしまうと、施術にかかる期間が長くなる傾向があり、結果としてご自身の大切な時間に負担がかかってしまうこともあります。

「このような症状で行ってもよいのだろうか」と迷われることもあるかと思いますが、まずは一度相談してみることも大切だと考えています。
早めに身体の状態を確認することで、安心につながる場合もあります。