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産後腰痛 について

産後腰痛とは?

産後腰痛は、出産後の女性によく見られる症状の一つであり、腰や骨盤周辺で感じる痛みを指します。この痛みは通常、分娩時や妊娠中の身体の変化によって引き起こされます。

産後腰痛の症状には以下のようなものがあります。

1.腰や骨盤周辺の痛みや鈍痛感
2.痛みが拡散し、腰からお尻や太ももに広がることもある
3.立ち上がったり、歩いたりする際に強い痛みを感じることがある
4.長時間同じ姿勢を続けると、痛みが増す場合がある
5.痛みがひどく、日常生活に支障をきたすこともある

産後腰痛は、筋肉や靭帯、関節などの変化によって引き起こされます。これは、妊娠中のホルモンの影響によって骨盤が緩み、分娩時に骨盤の動きが変化するためです。また、妊娠中の体重増加による腰部への負担も要因として考えられています。

産後腰痛は、多くの場合、出産後数週間から数ヶ月で症状が軽減されますが、症状が長く続く場合は医師に相談することが大切です。

産後腰痛の根本原因は?

産後腰痛の根本的な原因は、以下のような要素によって引き起こされることがあります。

1.妊娠によるホルモンの変化
妊娠中にはホルモンの分泌が変化し、骨盤周辺の関節や靭帯が緩みます。これにより、腰に負担がかかりやすくなります。

2.姿勢の変化
妊娠中はお腹の大きさが増え、姿勢が変化します。これにより腰椎のカーブが変わり、腰に負担がかかります。

3.分娩時の負担
分娩時の姿勢や労力によって、腰に負担がかかることがあります。

4.筋力の低下
妊娠中や出産後は体力が低下し、筋力が減少します。特に腹筋や背筋の筋力の低下が腰痛の原因となることがあります。

5.ストレスや心理的な要因
出産や育児などの新しい役割や責任によるストレスや不安も腰痛を引き起こす要因となることがあります。

これらの要素が重なることで、産後腰痛が発生することがあります。ただし、個人差や状況によって原因や症状は異なる場合もあります。

こんなお悩みはありませんか?

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腰や骨盤周辺に鈍痛や激痛を感じる
特に立ち上がったり動いたりすると痛みが強まる
腰の可動域が制限される
痛みが片側の腰や臀部に集中することがある
長時間同じ姿勢を続けると痛みが増す

産後腰痛は一般的に出産後2週間から3か月程度続くことがあり、症状の程度は人によって異なります。日常生活への影響や症状の重さによって、医療の支援が必要となる場合もあります。

産後腰痛に対する当院の考え

当院では、産後腰痛を含め、産後のお身体のお悩みでご来院される方が多いです。そのような産後のお悩みのために、骨格や筋肉に対する施術メニューを当院ではご用意しております。

産後の方はホルモンの影響により骨盤の歪みが出たり、腹筋の低下が見られたりします。これにより姿勢を保持することが難しくなり、腰痛につながるケースが多いです。

そのような症状がひどい方には、産後全身矯正や鍼施術、電気施術など、お身体に合ったメニューを提案させていただきます。また、ご自宅でのセルフケアとしてストレッチや筋力トレーニングの指導も行っております。

多くのメニューがある当院では、選択肢を広げ、患者様のペースで通っていただけるよう施術を行っております。

産後腰痛はなぜ起こるのか?

産後腰痛とはなぜ起こるのか、日常生活の変化などを含めてお話しします。

出産後は、ホルモンの変化により骨盤の歪みが生じ、お腹が膨らむことで腹筋が低下します。これにより姿勢を保持することが難しくなり、腰痛が起こることがあります。しかし、それ以上に日常生活の変化によって立ったり座ったりする機会が増えます。

赤ちゃんを抱っこすることで腰が反ることが多く見られますが、腰を反る状態は骨盤が後ろに倒れていることを示します。この状態を長時間続けると、腰に負担がかかり、立ち上がる際に痛みが出やすくなることがあります。したがって、長時間抱っこした後はしっかりと伸びをして骨盤の傾きを正しい位置に戻すことが大切です。

産後腰痛を放っておくとどうなるのか?

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産後の腰痛を放置してしまうと、慢性的な腰痛につながり、回復が遅くなることがあります。早めに対応することで、症状を軽減していくことが必要です。仕事に復帰した際には、辛さが今以上になる方が多く見受けられます。また、2回目の出産後にはさらに強い症状が出やすくなることもあります。

出産はお身体に大きな負担がかかるものであり、しっかりとケアを行い、自分のお身体も大切にしていく必要があります。産後はお身体の回復を最優先に考え、早めの腰痛対策を行い、まずは腰痛にならないよう心掛けましょう。

産後腰痛に効果的な当院の施術メニューは?

産後の腰痛には、「産後全身矯正」や「鍼施術」、「電気施術」などお身体に合ったメニューを提案させていただきます。産後腰痛の要因として、出産後はホルモンの変化による骨盤の歪みや、お腹が膨らむことでの腹筋の低下が大きな影響を与えています。そのため、当院では産後全身矯正と電気施術をお勧めしております。

産後全身矯正では、産後の腰痛を引き起こしている骨盤の歪みの軽減が期待できます。電気施術の場合、産後で弱ってしまったインナーマッスルを鍛えることで、姿勢改善が図れ、産後の腰痛の症状を緩和することが期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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【産後全身矯正】
まず、産後全身矯正の場合についてお話しします。骨盤の歪みは、腰痛、尿もれ、下半身太りなど、様々なトラブルの原因になります。特に産後は、骨盤の歪みを整える骨盤ケアがとても重要です。骨の位置関係や筋肉の位置関係を整えることで、体が緩み、負担が減ります。体を整えて負担を抑えることで、上記のような症状の軽減が期待できます。

【電気施術】
次に、電気施術の場合についてご説明いたします。妊娠や出産により弱まった筋肉を電気によって刺激し、動かすことで、筋力トレーニングのような効果が期待できる施術です。お腹の筋肉が弱まっている状態のため、体の支えはすべて腰が担っています。電気施術でお腹の中の筋肉を鍛えることにより、体を支える力が高まり、腰への負担が軽減されます。

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

症状にもよりますが、極論として毎日通われても問題ありません。日々の育児や家事、夜泣きなどで体は疲れやすくなりますので、少しでも多く施術を受けることが望ましいです。1週間以上空いてしまうと、体の状態が元に戻ってしまうため、最低でも週2回は通っていただけると良いでしょう。

電気施術の場合も筋力トレーニングに近いため、2〜3日空けて行うのが適切です。筋肉痛などの回復も考慮し、矯正施術だけの日を設けることも可能です。

また、症状や痛みの強さによっても通院の頻度は異なるため、その際はスタッフに相談しながら進めていくことをお勧めします。