めまいとは?
目眩(めまい)とは、自身の周りや自身の体が回転したり揺れたりする感覚です。
目眩は、平衡感覚が失われたり、内耳の機能の異常や血圧の変動、または神経系の問題など、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。目眩が起こると、立っているのが困難になったり、吐き気や嘔吐などの症状が表れることもあります。
めまいの根本原因は?
一般的に、めまいは内耳の機能の異常によって引き起こされることが多くなります。ただ、その他にもストレス、ウイルス感染、脳の異常を原因として起こるケースも少なくありません。脳の異常とは、主に血流不足、脳幹の機能低下、脳卒中などが該当します。
こんなお悩みはありませんか?
日常生活に影響する
→目眩の発作が起きると、移動や日常の活動が困難になります。例えば、歩行や運転が難しくなるため、外出が制限されることもあります。
不安や恐怖感
→目眩の発作が突然起こるため、不安や恐怖感を抱くことがあります。未知の時に襲われる急な目眩が怖く、不安定な状態でいることもあります。
社会的制約
→目眩が頻繁に起こる場合、仕事や学校の参加など社会的な活動にも制約が生じることがあります。他人に目眩を説明することや、副作用が出る恐れのある薬を服用することによる制約もあります。
心身の疲労
→目眩が続くと、集中力が低下し、疲労感が増します。眠りが浅くなることもあり、日常生活においてストレスを感じることが増えるでしょう。
社会的な理解の不足
→目眩は外部からあまり見えない症状であり、他の人が理解してくれないことがあるかもしれません。そのため、目眩の悩みを共有し難い場合があります。このような状況からくる孤立感や理解不足も悩みの一つです。
めまい に対する当院の考え
めまいは、頭が回転したりバランスが崩れたりする感覚です。めまいの原因としては、内耳の問題、低血圧、ストレス、脱水症状などが挙げられます。めまいが起こった場合は、一時的なものであれば休息や水分補給などで軽減することが期待できます。
また、めまいを予防するためには、十分な休息をとること、バランスの良い食事を摂ること、ストレスを軽減するためのリラックス法を取り入れることが重要です。水分補給や適度な運動も大切です。
めまいは症状の一つであり、その背後に様々な原因があるため、自己判断ではなく、医師の診断を受けることが重要です。
めまい はなぜ起こるのか?
めまいの症状にもいろんなタイプがあります。
・回転性めまい
まわりの景色や人が、ぐるぐる回っているように見えるタイプのめまいです。突然起こることが多く、めまい以外にも吐き気、耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状を伴うことがあります。主に「良性発作性頭位めまい症」「メニエール病」「前庭神経炎」などの耳の病気を原因として起こります。
・動揺性めまい
身体が浮いたような、宙を歩いているような感覚に陥るタイプのめまいです。突然起こることも、徐々に表出することもあります。脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症、良性発作性頭位めまい症、メニエール病などの原因疾患が考えられます。
・立ちくらみ
立ち上がったときに貧血のようなクラっとした感覚、目の前が暗くなるタイプのめまいです。低血圧の方、お子様によく見られます。起立性調節障害、不整脈、貧血、低血圧などを主な原因とします。
・動揺視
静止しているはずのものが、揺れて見えるタイプのめまいです。主な原因疾患として、脳腫瘍(眼窩腫瘍)、心臓疾患などが挙げられます。また、眼精疲労によって動揺視の症状が現れることもあります。
めまい を放っておくとどうなるのか?
めまいは多くの方が悩んでいる症状ですが、放置すると聴力の障害を伴ったり、手足の麻痺などの機能障害を来たすことがあります。原因を特定して、適切な施術を受けることが重要です。
内耳に原因があるメニエール病の場合、初期には耳のつまるような閉塞感、低音性難聴、耳鳴りなどの症状が出たりおさまったりする段階から、重いめまいの発作が繰り返される活動期、そして難聴や耳鳴りに悩まされる慢性期に移行します。人によっては耳の聞こえが悪くなって元に戻らない場合もあります。メニエール病を疑う場合は、すぐに耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診することをおすすめします。
脳に原因があるめまいは、脳出血、脳梗塞、脊髄小脳変性症、脳腫瘍などによって起こります。脳幹や小脳に問題がある場合には、ふらつきやフワフワ浮いているように感じるめまいを生じます。また、フラフラする、麻痺の症状でうまく立てない・歩けない、舌がもつれるなどの症状がある場合には、緊急の受診が必要です。
血流不足によるめまいの場合、貧血が続くと血液が全身に運ばれにくくなり、体の健康だけでなく精神的にも不安定になります。また、ストレスや疲労からもめまいが生じることがあり、生活習慣病などにもつながる可能性があります。
めまい に効果的な当院の施術メニューは?
めまいにも種類があり、筋肉の硬さや自律神経の乱れ、眼精疲労が原因となる場合であれば、接骨院での施術が可能です。
硬くなった筋肉は骨格の歪みが伴っていることがありますので、その場合は「姿勢矯正」がおすすめです。
自律神経の乱れは交感神経が優位になっていたり、副交感神経が著しく低くなっている場合がありますので、「ドライヘッド矯正」や「極上ドライヘッド」をおすすめいたします。また、はりを使って自律神経を整える「全調整鍼」も症状軽減に期待できます。
これらのメニューに関してはすべて症状軽減が期待できますが、実際にお身体の状態を確認させていただき、一人ひとりに合う施術をご提案させていただきます。
ぜひ一度当院にご来院ください。
その施術を受けるとどう楽になるの?
「姿勢矯正」をすることで筋肉の硬さが取れると、関節の可動域が広がり、以前より動かしやすくなる、姿勢が維持しやすくなる、血流が良くなるなどの効果が期待できます。
「ドライヘッド矯正」や「極上ドライヘッド」は、首や顔周りの筋肉を緩めたり、眼精疲労に関係する目の周りやツボを狙って指圧をし、自律神経の乱れを落ち着かせていきます。同様に「全調整鍼」も、手足にあるツボに鍼を打ち、気の流れを整えることで自律神経を整える効果が期待できます。
めまい を軽減するために必要な施術頻度は?
施術の頻度としては、「姿勢矯正」と「極上ドライヘッド」は、骨格の歪みを整えたり筋肉を緩めるのに時間がかかるため、最低でも週に2~3回の施術を推奨いたします。また、「ドライヘッド矯正」と「全調整鍼」は、一回の刺激が強いメニューになりますので、毎回の施術でなくても週1回のペースでも自律神経を整えていくことが可能です。
もし、めまいの症状やその他のお身体の悩みなどがございましたら、当院にご来院ください。