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ゴルフのスイングをした時に肘の内側に痛みが出る。
肘の内側の出っぱった骨のあたりを押さえると痛い。
雑巾を絞るような腕を曲げたり捻ったりするような動作をした時に肘の内側に痛みが出る。
重たい物を持ち上げたり引っ張っる動作で肘の内側に痛みが出る。
手を強く握った時に肘の内側に痛みが出る。
手首を手の平側に曲げると肘の内側に痛みが出る。
パソコンのマウスやキーボードを使っていると肘の内側に痛みが出る。 -
ゴルフ肘に対する当院の考え
肘や手首、指を曲げる筋肉に過度な疲労が蓄積されると、肘の内側にある上腕骨内側上顆部に付着する腱に炎症が起こります。
加齢に伴い筋力低下や腱が硬くなることで炎症が起こりやすくなるとも言われています。
炎症が起きて痛みが出ている状態をゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎）といいます。
軽度な物であれば肘になるべく負担をかけないよう安静にし施術を行えば保存療法でも改善できます。
しかし長年痛みに耐え重症化すると手術を行わないとと治せないケースもあるので肘の内側に痛みが出る場合は早急に施術を行う事を推奨致します。 -
ゴルフ肘を放っておくとどうなるのか
ゴルフ肘を放っておいて重症化すると痛みが強くなります。
痛みが強くなりすぎると手首を反らせる、手首をひねる、ものを掴んで手首を動かす、指を伸ばすのような動作ができなくなってしまうため、早期に治療することが重要です。
しかし日常動作が負担になってしまうため安静にするのが難しく、治療が長引きやすい病気になっています。
また同じ姿勢でいるだけで疼痛が出現するようになり、毎日日中も夜間もズキズキして、痛みから逃れることができず、気分も落ち込んでしまいます。
その寝不足や不安感から自律神経が乱れ、自律神経失調症やうつ病といった痛みとは関係の無いところまで症状が出てしまいます。 -
ゴルフ肘の改善方法
肘の痛みを解消するために最も大切なのは、痛みや違和感を見て見ぬ振りをせず、きちんと無理をせず休養をとることです。初期段階でしたら痛みはそれほど強くないので、一定期間休みをとればほとんどが回復します。
ゴルフをやった後に痛みが残る場合は、患部をしっかり保冷剤や湿布などを用いて冷やして、肘のストレッチを行いましょう。症状が発生していない人も、ストレッチやフォームの改善が発症を防ぐことにつながります。
また肘が痛くなるということは腕のみだけでプレーをしているということなので下半身を鍛えるのがオススメです。
下半身を鍛えると体のバランスが安定するので腕だけで打ってしまう人はぜひやってみて下さい。 -
ゴルフ肘の改善に効果的な当院の施術メニューは？
ゴルフ肘の主な原因としてスイング時の反復動作による肘の内側上顆への負担。
姿勢不良のフォームでのスイングによる内側上顆への負担の2つが考えられます。
前者への治療の場合には前腕の筋緊張を改善する為に「手の極み」を行う事が効果的であり、
後者への治療の場合には身体を支える大元である骨格を整える「クリニカル矯正」が効果的です。
また、どちらにも有効な治療が「EMS」による電気治療です。
除痛効果や筋緊張の緩和で内側上顆への負担を減らす事ができ、インナーマッスルの強化で体幹のブレを減らす事でフォームへの改善に繋がります。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
手の極みは前腕へのアプローチに特化している治療なので、内側上顆へ付着する筋肉を緩める事ができ炎症が起こりにくくなります。
クリニカル矯正治療では骨格を正常な位置に整える事で関節のポジションが改善され運動時のパフォーマンスが向上し腕への負担が分散します。
EMSによる電気治療は除痛・筋緊張の緩和・インナーマッスルの強化と期待できる効果が多い為、手の極みやクリニカル矯正治療と併せて行う事でより高い治療効果を得る事ができます。 -
改善するために必要な施術頻度は？
炎症が起きている場合、安静にしていても72時間は炎症期が続く為3日間は続けて来院していただき、経過を観察していきます。
しかし内側上顆に付着する筋肉は日常的にもよく使う事のある部位なので炎症が長引く可能性も考えられます。
その際には1週間に2〜3日以上のペースで3ヶ月ほどご通院いただければ痛みの改善は実感していただけると考えられます。
