帯状疱疹後
発熱
頭痛
視力の低下
難聴
麻痺
排尿障害
帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹後に施術をしなかった場合、発熱や頭痛の症状が出ることがあります。
また、神経の流れに沿って障害をおよぼすことから目や耳など感覚器の神経を傷つけると、視力の低下や難聴のような症状が出てきます。
運動神経を傷つけると麻痺や、排尿障害になることもあります。
通常、発赤や水脹れが治ると同時に痛みはなくなりますが、皮膚の状態が治った後も痛みが続くようなものを【帯状疱疹後神経痛】と言います。
帯状疱疹後に対する当院の考え
帯状疱疹とは、子供の頃に罹患した水疱瘡のウイルス(VZV)が再活性化することで発症します。
VZVは水痘が治癒した後、皮膚に伸びてきている知覚神経を伝って、背骨に随伴する神経根にたどり着き、潜伏しています。水痘にかかったことがある人は皆、その状態にあると考えられます。
そして、神経の支配領域に沿ってピリピリとした痛痒い虫刺されのような症状が現れます。
高齢になるにつれて発症率が高くなる要因の一つとして、加齢に伴い免疫力が低下することが関与していると考えられていますので、免疫力を高める食事やストレスの軽減が期待されるライフスタイルを確立させることが重要です。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
帯状疱疹の症状には個人差がありますが、一般的に初期症状として、皮膚に神経痛のような痛みが表れます。この痛みは、皮膚の不快感やかゆみ、しびれから、針で刺されたかのような痛み、あるいは焼けるような痛みまで、感じ方は人それぞれです。
その後、水ぶくれを伴った赤い発疹が神経の支配領域に沿って上半身に帯状に出現し、痛みが次第に強くなります。
この強い痛みや皮膚の症状は、通常、体の左右のどちらかに発生し、約1ヶ月ほど持続します。重症化すると、症状が全身に広がることもあり、高熱(40℃近く)が出現する可能性もあるため、早期の施術が必要です。
帯状疱疹後の軽減方法
帯状疱疹を発症している際には抗ウイルス薬や神経ブロック療法を用いた方法で軽減を行い、急性期からの痛みをコントロールし、帯状疱疹後神経痛への移行を防止させることが非常に有効です。
帯状疱疹後神経痛は激痛が持続する難治性疼痛の一つと言われ、外から見ても目立った傷が見られないため周囲に痛みが理解されず、患者様が1人で抱え込んでしまうケースも多々見られます。
帯状疱疹後神経痛を予防するためには、早期の発見と早期の施術が非常に重要です。
特に、血流改善、ストレスフリー、免疫力向上の3つを意識した施術が行われると、痛みが軽減されるケースが多く見られます。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
帯状疱疹の管理において、血流の向上とストレスのコントロールが非常に大事です。
血流を向上させるために、「足の極み」や「手の極み」といった施術メニューを提供しています。
これらの施術では、各筋肉をほぐし、筋肉の血流を促進し、柔軟性を高めることを目指します。
また、施術後も血流が良好な状態を保つために、市販では入手できない特別なクリームを使用します。
ストレスの閾値が高まる原因の一つとして、自律神経の乱れが考えられます。
この自律神経を整えるために、「全調整鍼」と呼ばれる施術があります。
東洋医学では気の流れが滞ると身体に不調が生じ、こうした帯状疱疹のような症状が発生する可能性があると考えられています。
まずは気の流れを変える事が症状軽減の第一歩となります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
「足の極み」と「手の極み」の施術を通じて血流を促進し、筋肉の柔軟性を向上させることが可能です。
帯状疱疹によって動かなくなり、筋肉の柔軟性が損なわれた場合、この施術を受けることで普段の動作時の不快感を軽減できます。
また、「全調整鍼」と呼ばれる施術は、人体の基本とされる気の流れを整え、症状の軽減を促します。
全調整鍼は、長期的な施術を受けることで、帯状疱疹そのものの軽減が期待されます。
自律神経の乱れも整えるこの施術により、不眠、胃の不調、難治性の頭痛など、さまざまな症状の軽減の効果も期待できます。
軽減するために必要な施術頻度は?
筋肉の柔軟性は短期間で元に戻ることがあります。
最適な頻度として、週に2~3回の施術が望ましいですが、最低でも週に1回は施術を受けることが大事です。
全調整鍼の場合も、気の流れは1週間で元に戻るとされているため、週に1回以上の施術をおすすめします。
日常生活が忙しく、頻繁な施術が難しい場合でも、できる限り多くの回数を確保することが大切です。