悩みタイトル

普段の生活の中で、膝についてこんなお悩みはありませんか?

歩いていると膝に痛みがでる
病院で水を抜いてもらってもすぐにまた水が溜まってしまう
膝を曲げたり伸ばしたりすると痛みが出る
正座ができない
階段の上り下りで膝に痛みが出る
病院で膝の変形を指摘されたことがある

上記6つのうち1つでも当てはまっていたら「変形性膝関節症」の疑いがあります。

変形性膝関節症はそのままにしておくと、最初は違和感がある程度ですが、段々痛みが出てこわばるようになり、少し動かすだけで痛みが出て歩くことも出来なくなってしまう可能性があります。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は、関節の軟骨が摩耗することで骨同士が直接接触し、痛みや腫れが生じる状態を指します。膝の関節にはクッションの役割を果たす軟骨があり、これにより関節が滑らかに動くことができます。しかし、軟骨が摩耗すると関節の動きが悪化し、次第に炎症や痛みが出てきます。

軟骨の摩耗は、関節の軟骨の老化や肥満、過度な運動が主な原因とされています。さらに、遺伝的な要因や骨折、靭帯や半月板の損傷、感染性関節炎の後遺症など、多岐にわたる原因が考えられます。

症状が進行すると歩行すら困難になることがあるため、早めの施術が求められます。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症は放置すれば進行します。この症状は日常の動作や負荷により徐々に悪化し、膝のクッションとなる半月板が摩耗して大腿骨と下腿骨が摩擦するようになります。その結果、痛みが増すだけでなく、膝の形が変わってO脚になり、歩行が困難になります。

進行が進むと、一般的な保温療法では対応が難しくなり、手術の選択を迫られる場合があります。ただし、手術を受けても必ずしも完全に症状が軽減されるわけではありません。例えば正座が難しくなるなど、関節の可動域が制限されることもあります。

初期段階では筋肉の硬さからくる炎症が主な症状であるため、早めの施術で筋肉を緩めることが大切です。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症の症状軽減方法にはさまざまな方法がありますが、特に運動療法が効果が期待できる方法の一つとして挙げられます。
変形性膝関節症の進行に伴い痛みにより足の動きが制限されると、膝周りの筋力が低下し、膝の安定性が損なわれます。これが原因で膝への負担が増加し、痛みが増すという悪循環が生じます。

この悪循環を断ち切るためには、膝周りの筋肉を強化し、膝への負担を軽減することが必要です。具体的な方法としては、ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチなどが考えられます。ただし、運動の強度や量には注意が必要です。無理な運動は逆に症状を悪化させる恐れがあります。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症の患者様向けに当院で提供する施術メニューは2つございます。

1つ目は「筋膜ストレッチ」です。
この施術の目的は、膝関節周囲の筋肉が緊張している状態にあるため、膝周りの筋肉を適切に伸ばして筋肉の状態を落ち着かせることです。

2つ目は「楽トレ」です。
こちらの施術の目的は、大腿四頭筋の筋力が顕著に低下していることから、膝のサポートが難しくなっている状態に対処することです。楽トレを通じて四頭筋のトレーニングを適切に行い、膝をしっかりと支える筋力を向上させることを目的としております。

これらの施術メニューを組み合わせることで、変形性膝関節症の症状の軽減が期待できると、当院では考えております。

その施術を受けるとどう楽になるのか

変形性膝関節症の施術における効果についてお伝えいたします。

1つ目の施術、筋膜ストレッチについての効果は、大腿四頭筋や大腿二頭筋の筋肉の柔軟性を高めることです。これにより、関節の空間が拡がり、膝への負担が減少します。

2つ目の施術、楽トレでは、筋力の増強を目指します。膝に変形が生じている場合、無理なトレーニングは逆効果となることがあります。無理をせずに適切なトレーニングを行うことで膝をサポートする筋肉を強化し、負担を軽減させます。

当院では、これらの施術を通じて変形性膝関節症の症状の軽減をサポートしています。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

変形性膝関節症の施術に関する頻度についてご案内いたします。

まず、人の細胞が新しく生まれ変わるサイクルは約3ヶ月とされています。したがって、3ヶ月前の自身の生活が現在のお身体の状態を形成しています。
そのため、期間としては最低でも3ヶ月間の継続した施術が推奨されます。

頻度については、週に2~3回のペースが最も効果が期待できると考えられます。
人間の脳は身体の状態を記憶する機能があります。特に、悪い姿勢などは脳が記憶してしまいます。筋膜の状態も同様に脳が認識しています。一度の施術だけでは、数日後には元の状態に戻ることが多いです。

多くの方が施術を開始してから1ヶ月後には明らかな変化を実感されていますが、その後も継続的な施術が必要です。施術を中断すると、再び症状が悪化する可能性があります。膝の負担を軽減し健康な身体を目指すためにも、継続的な通院をおすすめします。