こんなお悩みはありませんか?
足の親指が小指側を向いている
→親指が小指側を向いていることによって「くの字」型になってしまっている。それに伴って見た目が悪く、サンダル等の露出が多い靴を履きにくい…
足の親指の腫れ
→親指が小指側を向かっていることで突っ張ってしまい、付け根部分が膨れてしまっている。腫れがこすれることによって腫れがより悪化してしまい、炎症を起こしている…
足の親指の痛み
→親指が靴にこすれて痛い…
炎症が起きてしまっており、ヒリヒリとする。靴幅が狭い靴は痛くて履くことができない。
しびれ
→ビリビリとした痛みが走り、気が散ってしまう
歩行困難
→靴を履くと痛みが加速してしまい、うまく歩くことができない。
外反母趾で知っておくべきこと
外反母趾で知っておくべきことは、主な原因が靴から起こるということと、大半が女性に起こるということです。
靴の中でも、幅が狭いとされているハイヒールやパンプスが主な原因とされています。そのため、それらを履く機会がある女性に多く見られることになります。また、女性は男性よりも関節が柔らかく、筋力が弱いことも影響を与えていると考えられています。
靴は生活の中で履く機会が多く、それらが生活習慣化されたり複合的に重なり合うことによって靴が原因の一つとなり、数ある原因の中でも一番多い原因とされています。
症状の現れ方は?
外反母趾の変形は、ゆっくりと進行するとされています。
靴による原因では、圧迫された足のつま先からの圧力によって親指が徐々に人差し指の方向に傾き、時間をかけて変形し腫れていきます。この過程は三段階に分けることができます。
まずは初期段階ですが、初期では足のアーチが崩れ、足の裏やかかと、指の付け根に痛みを感じる段階です。
中期になると、親指が曲がり始め、足の幅へのダメージが大きくなる段階です。この時、親指の付け根にこぶができ、靴を履いて歩くと強い痛みを感じます。
最後に後期ですが、この段階では親指と人差し指が重なった状態になり、親指の関節にまでダメージがもたらされ、ほとんど脱臼した形になります。靴を履いていなくても強い痛みが走るため、歩くことだけでも苦労する深刻な状態になってしまいます。
その他の原因は?
外反母趾のその他の原因として、遺伝的要因が挙げられます。関節の緩さや偏平足といった、外反母趾につながる要素は遺伝しやすいと言われています。また、足の指の形状も影響します。生まれつき親指が長い足の形をしている場合、靴からの外力を受けやすく、外反母趾になりやすいことがあります。
遺伝性で起こることもありますが、後天性の場合もあります。つま先の狭い靴やヒール、パンプスを履くことによって、親指に負担がかかり、外反母趾を引き起こすこともあります。
さらに、ペタペタとした歩き方や運動不足による筋力低下、足裏(下腿部)の硬化などが原因となり、偏平足を引き起こすことがあります。これにより足幅が広がり、靴からの外力を受けやすくなる可能性が高まります。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾を放置することにより、痛みの増加が考えられます。歩行や立ち仕事が困難になるほどの強い痛みが生じることがあります。
また、変形の進行が起きてしまい、隣接する指にも影響を及ぼすことがあります。関節の炎症や関節炎、滑液包炎が発生し、さらなる痛みや、腫れが悪化する可能性もあります。
さらに悪化してしまうと普段の活動にも支障が出てしまい、日常生活や運動が制限され、生活の質が低下することに繋がることがあります。その大きな問題として、歩行時の問題が挙げられます。痛みをきっかけに歩行が不自然になり、他の関節、例えば膝や腰、背中にも負担がかかり、二次的な問題を引き起こす可能性があるのです。
当院の施術方法について
当院の施術では、矯正と手技施術、血流改善が効果が期待できると考えています。
【矯正】
足の骨の変形から起きる足や骨盤の歪みによる他の部位への支障については、骨格矯正を行うことにより骨盤の歪みが取れ、膝の痛みや腰、背中、首の痛みの軽減が期待できると考えられます。
【指圧】
また、骨自体の変形は治せませんが、指周りの筋肉を指圧で緩めることにより、痛みの軽減につながると考えます。
【血流改善】
血流改善については、指の部分の血流が悪くなることにより、ふくらはぎなどの足のむくみや疲れが出てしまう方に、ミネラルクリームを塗り込み、血流を良くします。さらに、マッサージを行うことにより、むくみや足の重だるさ、疲れの軽減が期待できると考えています。
改善していく上でのポイント
改善していくポイントとしては、当院の施術を定期的に行うことが大切だと考えています。
矯正施術については、一度で効果が出る場合もありますが、骨の歪みをその一回で取り切ることは難しいです。したがって、定期的に通っていただき、骨を正しい位置に戻すことが痛みの軽減につながると考えられます。
また、根本的な解決策ではありませんが、炎症が起きている周りの筋肉をほぐすことにより、痛みの軽減が期待できると思われます。
さらに、ご自身でのおうちでのケアも大切になると思われます。冷えは一番良くないので、常に温めていただき、家でも軽いストレッチや足を動かすことが大切だと考えます。