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今回のテーマは股関節の痛みについてです。皆様は普段こんな経験はないでしょうか?
朝起きてからの最初の一歩が激しく痛む
動いていると徐々に痛みが和らぎ、また夕方になって痛みが出てくる
階段を昇る時やつま先立ちなどで痛みが出てくる
踵の内側部分を押すと、激痛がある
フローリング等、硬い床は痛くて歩けない
足裏(かかとから土踏まずにかけて)指で押すと痛い
マッサージをするとその時は少し楽になるが、すぐ痛みが戻ってしまう -
足底腱膜炎に対する当院の考え
足底腱膜炎は、足底の筋肉が原因になる事も勿論ですが、日常生活での不良姿勢などで起こる「骨盤の歪み」により腰や脚への筋肉に負担をかけてしまう事も原因となる事が多々あります。 仕事やプライベートなどで立ちっぱなし、座りっぱなしの姿勢が多かったり、運動不足、睡眠不足等、様々な方向から症状に向き合う事を第一にし、つらい状態から解放される事、更に再発を防ぐという事を大切にし、踵を保護するサポーターや、踵にかかる荷重のコントロールをしながら、治療を進め足の痛みに二度と悩む事がなくすために治療を行っていきます。
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足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底筋膜炎を治療をせずに放っておくと、なかなか治りにくい難治性の足底筋膜炎となるケースもあります。 難治性の足底筋膜炎では、痛みの出る部位の骨の出っ張りができてしまい、異常な組織が増えてしまうことで、普段歩いているだけで痛みのでやすい足になってしまいます。難治性足底腱膜炎については1年~数年単位で痛みが続いてしまうこともありますし、筋力や柔軟性、動き方の改善だけでは治していくのが難しくなってしまいます。適切な治療を行えば改善の可能性があります。どんな症状もそうですが、症状が出たらすぐに治療を始めることが大切です。
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足底腱膜炎の改善方法
1、足部背屈による足底筋のストレッチ 2、足底筋の筋力強化 3、テーピングや足底板の使用 4、足底腱膜を切除する手術 1、足部背屈による足底筋のストレッチ 足底腱膜が伸ばされることによる付着部へのストレスを軽減するために、足底腱膜自体の柔軟性を保つことが必要です。足裏をマッサージすることで足底腱膜の柔軟性を高めることができます。足の指を反らせた状態で足裏の土踏まずのあたりをマッサージします。ただし痛みのある踵の部分は揉まないでください。 また、ふくらはぎのストレッチをすることで踵の骨を通じて足底腱膜にかかるストレスを緩和することができます。 2、足底筋の筋力強化 タオルギャザー、足の指の開閉エクササイズ、カーフレイズなどの筋力の維持向上のためのエクササイズを行なって下さい。 3、テーピングや足底板の使用 扁平足やハイアーチ、回内足、足底の筋力や柔軟性の低下がある方は、積極的にインソールやテーピングを利用すると良いでしょう。 土踏まずを高くしたりするようなインソールを使用すると足底腱膜へのストレスを緩和するのに有効です。 4、足底腱膜を切除する手術 内視鏡を使った手術です。専門の医療機関でないと受けられません。足底腱膜を切除する手術や骨棘を切除する手術などがあります。しかし、成功率についてはそれほど高くはなく、確実に痛みが取れるわけではありません。
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改善に効果的な当院の施術メニュー
下半身の筋肉が硬くなっていたら、足底のクッション機能が損なわれているのかもしれません。このクッション機能として働く部分は足底腱膜と呼ばれ、放っておくと足底腱膜に過度のストレスがかかり、炎症を引き起します。 ふくらはぎの筋肉が硬くなると足底にかかるストレスが増えるため、足底腱膜だけでなく周りの筋肉や腱のストレッチも同時に行うのがおすすめです。 そのために当院では筋膜ストレッチをオススメしてます。このストレッチは硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻していきます。またストレッチを行う事で筋肉や腱を伸ばして、痛みを和らげて行きます。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
足底腱膜炎は足底の腱膜が炎症することで起きる病気ですが、原因は足底の腱膜だけではなく、ふくらはぎや、足底腱膜が硬くなって柔軟性を失ってしまい、筋肉や腱が強く引き伸ばされた状態になり、それが続くと、かかとや親指の付け根あたりに小さな断裂が起こり、痛みが生じます。 そのため痛みを和らぐためには、足底腱膜だけでなく、ふくらはぎなどの下半身の柔軟性も大切になってきます。当院の筋膜ストレッチはアスリートの方々もやられているほどしっかりと伸びるため、しっかり続けていけば柔らかくなっていきます。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
足底筋膜炎は、残念ながら何もせずに良くなることはほぼありません。 それどころか、放置すればするほど症状が重くなるケースがほとんどです。 なので足底筋膜炎を直していくには足の裏の柔軟性と足の柔軟性が大事になってきます、そのため柔軟性を出すための筋膜ストレッチの治療を3カ月から6カ月くらいの期間で週2回から3回が理想の治療期間になります。 また、日常的にストレッチができないのであれば1年くらいかけてじっくりと治療していくのがおススメです。