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腰痛関連でよくある質問と回答①
Q.腰痛はなんで起こるのですか？
A.腰痛の原因は様々ですが、主に筋肉の緊張から起こる血行不良が原因で起こることが多いです。筋肉内には神経や血管が多く通っていますが、その周りの筋肉が緊張すると、どんどん硬くなってしまい、やがて神経や血管を圧迫してしまい、血行不良が起きてしまいます。本来であれば、血液の流れによって老廃物が循環されるのですが、血行不良が起こってしまうと、それらが上手くいかなくなってしまい、筋肉内に老廃物が溜まりやすくなってしまいます。これが俗に言う「コリ」というものになり、それが過剰に起きてしまうと、神経に伝わり、脳が認識し、痛みとして身体に症状が出てきます。それが更に進行していくと、痛みのみならず、痺れやだるさなどにも波及し、症状としてはより重たい物となってしまいます。痛みは身体にとっての防御反応の一つである為、痛みが起きてしまっている場合はかなり注意が必要です。日常生活において身体にストレスがかかることが多く、筋肉はご自身が思っているより、ストレスに弱い為、常に筋肉を良い状態で保つことが大切になってきます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答②
Q.腰痛の場合、温めるのと冷やすのどちらが正しいですか？
A.それらは症状の出方によって対処法が変わっていきます。ギックリ腰などの急性的な症状に対しては身体の炎症反応が強く、熱感や腫脹を感じやすくなっていますので、冷やしてあげる事がベストです。炎症反応はおおよそ二週間ほど続くことが多いので、その間は出来るだけ過度な運動や動作は避け、安静にし、筋肉を休ませてあげて下さい。逆に長年続いている腰痛やギックリ腰ほどの急激な痛みではない場合は、温めてあげる事が一番です。筋肉内の血行がかなり悪くなっている事が考えられるため、温める事で血行の循環を良くし、筋肉の痛みを和らげる事が出来ます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答③
Q.腰痛を予防する方法はなんですか？
A.腰痛は現代社会において、国民病とも言われるほどお悩みとして多くの方が訴えています。日本全国に腰痛のある人は3,000万人ほどいるとされ、男女合わせて30.0%ほどの方が腰痛に悩まされています。そんな腰痛を予防する方法として、効果的な事が一番は適度な運動です。近代社会において、インターネットが普及し、デスクワークをする方も多いのではないでしょうか？一日中座りっぱなしともなると、腰の周りの筋肉が異常な緊張状態が続き、痛みを引き起こしやすくなります。座りが多い方は仕事の合間、15分や30分ほど取って頂き、ストレッチや軽い運動を行うことで痛みが軽減させる事が出来るので、ぜひ取り入れてみてください。 -
腰痛関連でよくある質問と回答④
Q.腰痛は姿勢不良が原因と聞くことが多いですが、正しい姿勢とはどんな姿勢でしょうか？
A.正しい姿勢のポイントはいくつかありますが、一番大切なのは脊椎(背骨)の湾曲です。正しい背骨は解剖学的はS字状になっており、首(頸椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)、お尻(仙椎)と言われる4部位がそれぞれ前後に交互に曲がっている状態が正しい状態となります。俗に言う猫背と言われる状態が続いてしまいますと、そのS字状のバランスが悪くなってしまい、C字上とも言われる状態になってしまいます。客観的に判断しやすいポイントとしては横から見て、耳、肩、股関節の位置が一直線になっているところが正しい場所となり、ゴールデンラインと呼ばれています。その位置をキープする事が出来れば正しい姿勢と言えるでしょう。 -
腰痛関連でよくある質問と回答⑤
Q.出産後の腰痛が酷く、その原因はなんですか？
A.出産後のママさんのお悩みとして多くあるのも産後腰痛です。出産において、産道の関係で骨盤内が大きく変動し、歪みとして出現します。腰痛と骨盤の歪みの関係性は大きく、産後腰痛において、骨盤の歪みは治さなくてはいけない部分の一つとなっております。妊娠中にお腹が膨らむと思いますが、その際、人間の機能として、腹筋を意図的に落とし、お腹を膨らみやすくさせる機能を持っています。ですので、本来腹筋によって腰の筋肉とのバランスが保っているのですが、産後は特に腹筋が低下し、腰の筋肉で身体全体を支えている為、腰の負荷が増してしまいます。これも産後のママさんに多いもので、腹筋も併せてつけていくことが出来れば腰痛はかなり改善する事が出来ます。
