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主な症状は、手指のしびれや感覚が鈍くなることです。病気が進行すると、母指球筋(親指の付け根の筋肉)の筋力低下が生じます。さらに悪化した場合、母指球筋の萎縮が強くなって、物をつまむ動作が難しくなってきます。
ペットボトルが開けられない
ドアノブをひねる時に痛みが出る
雑巾が絞れない
荷物を持つ時に痛い
体重を乗せると痛い
OKサインが出来ない
指先などにしびれがある
このような症状がある方は手根管症候群の可能性があります。

手根管症候群に関する当院の考え

手指のしびれや痛みなど、日常の動作などで痛みなど、気になる症状があるときはすぐにお近くの医療機関を受診することをおすすめします。手根管症候群のような神経障害は、早く治療を始めたほうがより改善しやすく、時間が経ってしまうと治りにくくなる傾向があるためです。
患者様の中には、症状が出てから病院に行くまで、診断がつくまでに5~6年以上かかったという方もいらっしゃいます。ちょっとした痛みだったら、病院に行こうか迷う方もいるかと思いますが、診断がつくまでに時間がかかって重症化すると、手術をする可能性もあります。

手根管症候群はなぜ起こるのか?

・手首の骨折によら圧迫を受けるもの
・糖尿病やリウマチ.痛風のような代謝異常により手根管の内圧が上昇するもの
・妊娠などによるホルモンバランスの影響で手根管の内圧が上昇するもの
・腫瘍による圧迫を受けるもの
など、原因は多くあります。
ですが、この中でも1番多いとされているのは、中高年の女性に起きる原因のない突発性のものです。この場合では原因となる疾患などは見られません。日頃の家事などで手首が同じ動作を繰り返すことにより手根管周辺の筋肉がむくみ痛みが出現するケースがほとんどです。早めに治療することが大切です。

手根管症候群を放っておくとどんな症状が現れるのか

初期の段階では、人差し指と中指に痺れを感じます。それを放置すると最終的には正中神経の支配領域である親指から薬指の半分まで痺れが及びます。
それに加えて、正中神経が支配している母指球筋と言われる親指の付け根にある筋肉が使いづらくなっていきます。母指球筋は物を摘む時に使う筋肉なので、物を摘む動作ができなくなります。その状態でも放っておくと、母指球筋が萎縮し『猿手』といわれる、手のひらがペラペラな猿のような手になってしまいます。日常生活に支障が出てしまう前にまずは来院していただき治療に来ることをお勧めいたします。

手根管症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?

効果的な治療法として鍼の治療とEMSによるで電気治療があります。
鍼治療は筋肉の緊張を緩める効果があり圧迫してしまっている神経の周りの筋肉に対して治療を行うことが出来ます。同じようにEMSの電気治療も患部に貼り電気を流すことによって患部の筋肉に対して電気を流すことで鍼よりは効果が少なくなりますが鍼が苦手な方は電気治療がおススメです。1,2回の治療でよくなるものではありませんので、何回も継続的に治療を続けていくことで効果が出来ます。通いやすいプランなどもありますので安心して通っていただけると思います。お待ちしております。

その施術を受けるとどう楽になるのか

どの治療も1,2回受けても劇的に効果が出るものではありません。何回も継続的に治療することで効果が徐々に出てきます。鍼や電気治療も患部の筋肉の緊張や回復を早めていくことが出来ます。あきらめないで誉田南口のドアを開けに来てください。同じような症状で通われている方もいらっしゃいますし、良くなった患者様も過去に何名もいらっしゃいます。いかに早く治療が出来て続けて効果的な自費治療が出来るかで回復の仕方が変わってきます。

改善するために必要な施術頻度は

手根管症候群を改善するためには、繰り返し動作や酷使によって起こった炎症やむくみをとるのに最低でも3ヶ月はかかります。
手根管の圧迫により起こる痺れや痛みを繰り返し出ないようにするには、日常生活で酷使している骨格から筋肉の使い方を正し定着していく為には最低でも6ヶ月〜1年はかかります。
一発で症状が取れるわけではないし、放っておくと手術しないといけないので、必要な期間中できれば毎日、少なくても週に2.3回以上の施術を頻度多く定期的に行い、早めに症状を軽くしていくことをおススメします。