不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 寝ている時間は十分にあるので眠れていないわけではないのに、朝起きた時に眠気があって気分が重かったりすることなどが多くあります。これは睡眠時間以外にも何か他の原因によって起こっているということなのでしょうか?
A 不眠=寝つきが悪く、眠れないというイメージが強くあります。これは間違いではありませんが、不眠症というのはそれだけではなく、大きく4つの種類に分類されます。
1つ目が皆様が最も不眠症のイメージとしてお思いの、寝つきが悪く睡眠に入りにくいという「入眠困難」、2つ目が睡眠の途中で起きてしまう「中途覚醒」、3つ目が眠気が残った状態で起床時間よりも数時間早く起きてしまう「早朝覚醒」、4つ目はある程度眠っても満足感が得られない「熟眠障害」です。
この4種類の症状を総称したものを不眠症といいます。
ご質問者様の症状は、この中の「熟眠障害」に当てはまる可能性があります。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 疲れて帰ってきたときに布団に入ると、ほんの数秒で眠ってしまうことがあるのですが、起きた時にあまり眠った感じがありません。
夜中に途中で起きてしまい、その後眠れなくなることもあるのですが、睡眠をとる上で気をつける、又はやらない方がいい睡眠習慣はありますか?
A 本来入眠に入る際は10分~15分くらいの時間を使って眠りに入るのが理想と言われてます。5分以内に眠ってしまうと意識を失う状態と同じのため、この場合は睡眠ではなく失神の部類になり、眠りが浅いため眠気は無くなっても脳が休まってないので疲労感も無くなりません。
そして、特に入眠前に控えていただきたい習慣が、暗くした部屋でスマホを使用することです。スマホの画面は自然界の光と異なった光を発しており、その影響で眼精疲労を誘発してしまうため、不眠の原因の一つとなってしまいます。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 疲れて仕事から帰ってくることが多々ありますが、布団に入ってもすぐ寝られないことが多いです。そうすると睡眠時間が4〜5時間ほどになってしまいますが、平均的な良好な睡眠時間はどのくらいになりますか?
A 日本人の平均睡眠時間は約7時間と言われています。ただ、中には3時間程度で事足りる方もいれば10時間眠らないと寝たりない人など、人それぞれです。
睡眠時間が短いから、長いからと言って不眠症となる事はありませんが、日中に眠くなったり、意識が朦朧とし仕事や日常生活に支障が出た場合は「不眠症」と判断されます。
このような症状がある場合、残念ながら自分自身で軽減させることは難しいですので、少しでも症状がある方はお気軽に当院へご相談下さい。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 仕事が変わってから夜にしっかり7時間ほど睡眠をとっていますが、日中に集中できない時がたまにあります。
睡眠へのこだわりは特にありませんが、もっと多めに睡眠時間を取った方が良いのでしょうか?それとも生活習慣を改善した方がいいのでしょうか?
A 睡眠時間を7時間取れていたとしても、日中眠く感じてしまう方はいらっしゃいます。このような方はいくら睡眠時間を多くとったとしても、日常生活に影響が出る可能性が高いです。
原因は様々で、仕事の環境変化による「ストレス」も考えられます。ストレスは自分自身で感じていなくても無意識的に感じ、それが積み重なって不眠症状として現れます。
このような場合は休日に適度なリフレッシュの時間を創り、ストレス発散をして頂くのが効果的です。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 不眠症の原因は、寝る時間が少なかったり、ストレスが溜まって起こりやすいとよく聞きます。
自分でもストレッチをしたり、運動をしたりと身体を動かしてはいますが朝起きると身体が重たく感じます。何か効果的な軽減方法はありますか?
A まず良い睡眠を取るために睡眠の質を上げる事が重要になります。
睡眠の質が下がってしまう要因として、多量の飲酒や寝る前のスマホやゲーム、仕事や日常生活でのストレスが考えられます。これらは全て自律神経の乱れに繋がります。自律神経が乱れることで常に身体が興奮状態となり、なかなか寝付くことが出来ません。
これらを解消させる為に普段行えることとして、寝る前のストレッチや湯船にゆっくり浸かったりと、とにかく身体の疲労を取りながらしっかり休めることが重要になります。
中にはお仕事やプライベートで忙しく、身体を休めることが出来ない方がいらっしゃるかと思います。そんな方は是非、当院へお気軽にご相談ください!自律神経の乱れを整える施術なども行っておりますので、ご来院をお待ちしております!