片頭痛｜誉田南口整骨院

まず、頭痛には3種類あることをご存知ですか？

1. 片頭痛
2. 緊張性頭痛
3. 群発性頭痛

「群発性頭痛」は目の奥をスプーンでえぐられるような痛みが特徴です。これは数パーセントの確率でしか発症しません。「緊張性頭痛」は首や肩の張りを感じて頭痛が発生します。そして「片頭痛」は天候やストレスなどによって自律神経が乱れて発症します。

片頭痛はズキンズキンという脈を打つような感覚が両側のこめかみの辺りに現れることがあります。症状が悪化すると吐き気を催すこともありますので、放置せず、根本的な改善をお勧めします！

片頭痛の明確なメカニズムは完全には解明されていませんが、簡潔に説明すると「血管の炎症」が関与しています。

血管は自律神経によって収縮運動が行われています。そのため、自律神経が乱れると片頭痛が発症しやすくなります。例えば、天候が曇りや雨になると気圧が下がり、血管に負担がかかり片頭痛が起こりやすくなります。

また、仕事や日常生活での不安や不満が積み重なり、ストレスが溜まると自律神経が乱れ、交感神経が優位になります。交感神経が血管を収縮させるため、交感神経優位の状態が続くと、血管が締め付けられ、ズキンズキンという脈を打つような感覚が現れます。

日常生活での睡眠不足でも片頭痛は起きやすいと言われています。

睡眠不足になると、身体の回復に必要な時間が減少し、身体全体が疲労困憊となります。疲労が蓄積されると筋肉が硬くなり、筋肉内の血液循環も悪くなってしまいます。血液は酸素や栄養を運搬する役割がありますが、これらが全身に行き渡りづらくなると、日中に急激に眠くなったり、夜の寝つきが悪くなることがあります。

また、光の刺激を長時間受けることも片頭痛の原因となる可能性があります。そのため、仕事でパソコンを使う方やスマホを長時間見る方は片頭痛が起きやすいと言われています。

頭痛が起きる時間帯には、朝から発症する方もいれば、仕事終わりや1日の終わりに発症する方もいらっしゃいます。みなさんは頭痛が続いていると、どんな気分になりますか？

片頭痛はストレスが原因で起こることもあります。頭痛を放置しておくと、ストレスが溜まり続け、頭痛の頻度が高くなる可能性があります。毎日、ストレスを抱えながら生活すると、精神面に影響を与え、精神的な疾患を引き起こす原因となることもあります。仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたすことがあります。

また、頭痛が悪化すると、単なる痛みだけではなく、吐き気や嘔吐が伴うことがあります。普段であれば気にならない光や音にも過剰に反応してしまうことがあります。

当院では、頭痛に対する施術方法を豊富に取り揃えています。

頭や首周りにアプローチするほか、眼精疲労がある場合は「極上ドライヘッド」、顎関節症も併せて発症している場合は、頭や顔の骨を調整し同時に筋肉を緩める「ドライヘッド矯正」を行っています。

また、「鍼施術」も1つの方法として取り入れています。鍼施術には2種類のアプローチ方法があります。一つ目は筋肉にアプローチする『全身鍼』、二つ目は自律神経にアプローチする『全調整鍼』です。

特に、片頭痛にアプローチする場合、「全調整鍼」が効果が期待できる施術方法です。自律神経の乱れを軽減させることで、副交感神経（リラックスしている時の神経）が優位になり、片頭痛の軽減が期待できる可能性があります。

軽減していく上で最も重要なのは「頻度」と「施術期間」です。

理想的な頻度は「週に一回以上、もしくは10日に一回」です。これは、一度施術を受けた身体は約1週間はその効果が続くと言われています。そのため、身体が戻る前に再度施術を行うことで、お身体は右肩上がりに改善していく効果が期待できます。

また、このペースで3ヶ月続けると「変化」が現れ、6ヶ月で「症状の安定」、12〜18ヶ月で「根本的に」身体が良い方向に変わる可能性があります。この期間は、患者様がどの程度まで身体を改善したいかによって異なりますので、あなたが望む期間内で全力でサポートさせていただきます。

少しでも症状が気になる方は、いつでもお気軽にお越しください。