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腰痛関連でよくある質問と回答①
Q,なぜ長時間座っていると腰が痛くなるのでしょうか？
A,長時間同じ姿勢をとるということは、筋肉を全く動かさない状態になります。ですので、動かさない分徐々に筋肉が固まってきてしまいます。筋肉が固まってきてしまうと、血管が圧迫され、血流が悪くなり、固まった筋肉の部分が血液不足になってしまうことで、痛みの物質が放散され痛みを感じます。座った状態でのパソコン作業や、車の運転、スマートフォンなどをされている方は、背中を丸めた状態、つまり猫背の状態をつくりがちなため、背筋を伸ばしている方と比べると、背中の筋肉が伸ばされているため、さらに痛みを伴いやすい状態になってしまっています。 -
腰痛関連でよくある質問と回答②
Q,どういう生活をされている方がなりやすいですか？
A,パソコン作業、車の運転、スマートフォンなどによって背中を丸めた状態、つまり猫背の状態を日常生活の中でつくりがちな方、長時間同じ姿勢をとりがちな方などになりやすいです。猫背の方は背中の筋肉が伸ばされているいるため、常に負担が掛かっている状態になってしまい、オーバーユーズ（筋肉の使い過ぎ）によって筋肉が疲労し固まってしまいます。長時間同じ姿勢の方は、逆に筋肉を動かさな過ぎによって固まってしまいます。この固まった筋肉によって血液不足になり、痛みが出てきてしまいます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答③
Q,コルセットは付け続けてもいいんですか？
A,コルセットを付けることによって骨盤が固定され、腰の動きが制限されるため痛みが減ることはありますが、動きが制限されるということは、筋肉の動きが少なくなるということなので、長期間使用し続けると、骨盤を安定させるための筋肉が筋力低下してしまい、治療をして痛みが取れてもコルセットがないと不安になったり、コルセットを外せても骨盤が不安定な状態での生活になってしまうので、痛みが再発する可能性があります。そのため当院では、コルセットは付けていないと日常生活に支障が出てしまう方などにコルセットの使用を薦めております。 -
腰痛関連でよくある質問と回答④
Q,我慢できる程度なら大丈夫ですか？
A,軽度の痛みしかない方もいらっしゃるのですが、痛みが出ているため、必ず身体に異常が起こっている状態です。それを治療をせずに放置していると、ギックリ腰やヘルニアなどになってしまう可能性があります。ギックリ腰だと痛みによって、全く身体を動かすことができなくなり入院する場合もありますし、ヘルニアだと神経を圧迫してしまうため、最悪の場合、神経麻痺により下半身が全くうごかせなくなったり、排尿、排泄障害になる可能性もあります。それらにならないためにも、少しでも違和感を感じたのであれば、予防のためにも早期治療、早期改善が必要になってきます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答⑤
Q,自宅などではどういった予防が必要ですか？
A.まずは普段の日常生活での姿勢を意識しましょう。最初はいい姿勢を意識できていても、悪い姿勢が身体に癖づいてしまっているので、無意識に悪い姿勢に戻ってしまいます。なので、最初はいい姿勢を長時間意識し続けるよりかは、数分でもいいので、気づいたらいい姿勢にするというところから始めていき、それを繰り返していくうちに、いい姿勢を無意識になおすようになってきます。あとは血流を良くするために、身体を温めることです。一番良いのはお風呂に15分～30分浸かることで身体の芯まで温めることが大切です。
